転職初心者が人材紹介会社を初めて利用するときは、まずはリクルートエージェントに登録するのが良いでしょう。なぜなら、運営会社であるリクルートが圧倒的な差で業界No.1の企業だからです。
絶対王者として君臨し続けるには、それなりの理由があります。その理由とは以下の5つです。
Contents
リクルートに登録した方が良い5つの理由
- 圧倒的な売上高
- NO1の転職支援実績
- 他社を寄せつけない求人数
- 通過率が上がる面接セミナー
- 年収アップ率が高い
それでは、1つずつ具体的に解説します。
1.圧倒的な売上高
下の表を見てもわかるように、リクルートエージェントの親会社であるリクルートホールディングスの売上高は、2位を大きく突き放しています。人材会社業界の売上高は、なんとリクルート1社だけで2位~10位までの合計よりも上なのです。つまり、ぶっちぎりの1位ということです。
会社 | リクルートホールディングス | パーソルホールディングス | パソナグループ |
---|---|---|---|
順位 | 1位 | 2位 | 3位 |
売上高 | 2兆1733憶円 | 7221憶円 | 3114憶円 |
営業利益 | 1917憶円 | 360憶円 | 65億円 |
運営人材会社・ 転職エージェント |
リクルートエージェント | DODA | パソナキャリア |
2018年3月現在(日経電子版参照)
優秀な人材が豊富
例えば、リクルートエージェントは、2位のDODAを運営しているパーソルホールディングスの売上高の3倍近く挙げています。営業利益にいたっては5倍です。それだけ合理的かつ効率的に運営している会社だということが分かります。これだけの売上をあげられるのは、優秀な人材が数多くいるからです。
その優秀な人材のサポートを無料で受けられるのですから、使わない手はありません。
社内教育制度が充実
リクルートエージェントには、若くて優秀な転職エージェントが数多く在籍しています。なぜなら、社内の教育体制がしっかりしているからです。部門間での交流が盛んに行われるため、経験が少ないエージェントでも転職支援のノウハウが供給できているのです。
正直な話、他の人材紹介会社の転職エージェントは、担当によって能力に差があります。しかし、リクルートエージェントに限って言えば、総じてレベルが高いです。ただし、人間性という意味では保証はできませんが…。
このようなことから、初めての転職であれば優秀なサポート受けられるリクルートエージェントがおすすめです。
エージェントは天職の可能性が大
リクルートの転職エージェントは、天職の可能性が大きいです。天職とは、働いている本人が「転職エージェントの仕事が大好きである」ということです。その理由について説明します。
リクルートは、独自のSPIを開発しています。SPIとは、適性検査のことを言います。適性検査は、基礎能力検査と性格検査の2つで構成され、その企業との相性や適性を判断するテストです。
つまり、リクルートの転職エージェントは、この仕事にたずさわるにあたって、自社で開発したSPIをつかって適性を確認している可能性が高いのです。考えてみれば当然の話ですよね。転職を支援するエージェント自身が、その仕事に向いてなければ話になりません。ですから、リクルートの転職エージェントは、人をサポートすることに生きがいを感じているはずです。
このようなことから、転職のサポートに適性がある人から受けるサービスの方が、成果があがりやすいのは当然と言えるでしょう。その証拠が、次の支援実績で証明されています。
2.NO1の転職支援実績
リクルートエージェントは、知名度や売上高だけでなく転職支援実績もNo.1です。その数は、なんと41万件以上です(2017年時点)3位のパソナキャリアが16万件ですから約2.5倍です。これだけの実績をあげるには、1人1人の転職希望者に対して手厚いサポートを行っいるからです。
このリクルートならのではのサポートを受けることで、他社とのサービスの差を実感することができます。
例えば、リクルートエージェント以外の転職エージェントは、顧客満足度や丁寧さを売りしています。しかし、これらの表現は具体的な数字ではありません。これらは、比較対象によって変わっくるものです。しかし、実績は嘘をつきません。つまり、転職支援実績という数字はごまかしようがないのです。まして「自社調べ」としている点に自信が表れています。
転職支援実績No.1 ※自社調べ
転職支援実績は累計41万1,000名以上。(2017年3月期)
3.他社を寄せつけない求人数
リクルートエージェントは、求人数も他社を圧倒しています。以下のように、2位のDODAと比較して2倍の求人数があります。単純に考えても、他社にはない独占案件を数多くかかえていることが予測できます。
・リクルートエージェント
求人数:20万件以上
・パーソルホールディングス
求人数:10万件以上
・パソナキャリア
求人数:3万件以上
このように、まずはリクルートエージェントに登録しておけば、他社よりも多く独自の求人情報を提供してもらえる可能性が高いのです。
4.通過率が上がる面接セミナー
面接にはコツやノウハウがあります。そのコツやノウハウを提供してくれるのが、リクルートエージェントが行っている面接力向上セミナーです。このセミナーに参加すると面接の通過率が16%もアップしています。さらに、満足度は97%です。つまり、ほとんどの参加者が役に立ったと満足しているのです。
しかも、リクルートエージェントに登録した人は無料で受講が可能です。私は、面接対策のセミナーを自費で受けたことがありますが、受講料が18000円(税別)もしました。確かに1対1の対面での模擬面接があったため大変役に立ちました。しかし、自費でセミナーに参加するぐらいなら、リクルートエージェントの無料面接セミナーに参加する方が断然お得です。しかも、セミナーの内容も有料以上です。
5.年収アップ率が高い
やはり転職で気になるのは、今の年収よりも上がることですよね。その点、リクルートエージェントの年収アップ率は62.7%です。残念ながら、2位のDODAのデータが公表されていないので比較はできませんが、間違いなく国内トップレベルの数字です。
このように、リクルートエージェントを利用すれば「あなたの年収も上がる可能性が高い」です。もちろん、転職は給料だけでなく、やりがいや適性なども重要です。しかし、給料が高いことはモチベーションアップにつながることは、まぎれもない事実です。
リクルートエージェントの悪い点
これまでは、リクルートエージェントの良い点をあげてきましたが悪い点はないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。やはり、いくつかの悪いところがあります。それは、主に以下の3つです。
- 効率や利益重視のため求人企業寄りの考え方をしている
- 希望の求人以外の案件を提案してくることがある
- サービス期間が3か月と決められている
繰り返しますが、リクルートの利益率は非常に高いです。その反面、利益にはとてもシビアです。ですから、利益が高い案件を優先します。つまり、提案してくる求人案件の中には、あなたの希望からズレている場合があるのです。また、効率を重視するため、サービス期間を長く設定していません。
しかし、お客様が求人企業である以上、他社も同じようなものです。別にリクルートエージェントのかたを持つわけではありませんが、サービス期間の3か月に関しても「この期間に集中して行いますよ」という姿勢の表れと言えます。実際、他社も3か月を過ぎると極端に提案数が減る傾向があります。
このように、良い点と悪い点を比較しても、リクルートエージェントは絶対にはずせない会社であることは間違いありません。
絶対王者のリクルート
このように、売上高、ブランド力、実績、求人数、サービスの質など何をおいてもリクルートの右に会社はありません。私はリクルートの回し物ではありませんが、何をどうとってもリクルートにはかなわないのが現状です。つまり、今のところ国内では絶対王者なのです。
正直に言って、人材サービスとしてリクルートを使わない理由がないぐらいです。他社は、リクルートを意識してサービス内容に差別化しようと必死です。ですから、まずはリクルートエージェントを利用してメリット・デメリットを把握した上で、他社と比較するのが良いでしょう。
まとめ
以上が、転職の初心者が、リクルートエージェントに登録した方が良い5つの理由と3つの悪い点です。
転職には、常に不安がつきまといます。その不安をやわらげてくれるのが専門家のサポートです。
その中で特にオススメなのがリクルートエージェントです。正直に言って、どこをとう比較してもリクルートエージェントの右に出る会社はありません。
ですから、まずはリクルートエージェントに登録し自分なりの基準をつくってください。そこから他社と比較することで見極めが容易になります。