まとまった貯金さえあれば今の会社を辞められるのに…。
けれど、会社を辞めたくてもお金を貯めるどころか、日々の生活で精一杯。
将来の年金もあてにできません。また、高齢者が増えて税金は上がる一方ですよね。
- 一体、どうすれば将来の不安はなくなるのでしょうか?
実は、お金にしがみついているうちは不安はなくなりません。
なぜなら、お金の不安は心の問題だからです。だから、まずは自分の内側と向き合う必要があります。
けれど、お金は生活のためには必要です。考えないようにしていても、生活すべてにおいて金銭がからんでくる現実があります。
資本主義で暮らしている以上、お金なしに生きていくことはできません。
しかし、将来の不安をお金で解消しようとしてもムダです。
なぜなら、お金が増えても「今度はお金を失うのではないかという不安が出てくる」からです。
そこでこのページでは、将来の不安を解消するための方法を分かりやすく解説したいと思います。
Contents
1200万円ためても不安はなくらなかった
私は最高で1200万円貯めたことがあります。けれど、不安は解消されるどころか何の解決にもなりませんでした。
あなたはもしかすると、1200万円じゃ人生は変わらないし、不安はなくらないよ。やっぱり人生を変えるには億は超えないとね。まぁ宝くじのように10憶円ぐらいあれば遊んで暮らせるけど…。と思うかもしれません。
しかし、1200万円という金額がどれだけ大きいか分かりますか?
例えば、ひと月に5万円の貯金をしたとします。すると、1年間で、5万円×12ヶ月=60万円です。それを、20年間貯めたとすると、60万円×20年間で1200万円です。
なんと、月々5万円も貯金をして、20年間も貯め続けなければ1200万円は貯まらないのです。これが一体、どれだけすごい数字か貯めた人にしか分からないと思います。
しかし、これだけの大きな金額を貯めたにも関わらず、お金の不安は全然なくなりませんでした。むしろ、貯めれば貯めるほど不安は大きくなりました。
このまま、自分は貯金をし続けても不安はなくなりそうもない。そうなると、いつまでも嫌いな仕事を続けなければならない。貯金をするよりも、自分に投資をした方がいいのではないか…。
自分に投資をしてみた結果…。
そこで、私はお金を貯めることではなく、自分に投資をしてみようと考えたのです。なぜなら、自分に投資をすれば将来は何倍にもなって返ってくると考えたからです。
自分に投資するというのは、
例えば、私は昔からコンプレックスであった歯の矯正に150万円。そして、ワキガの悩みを解消するために手術をしました。手術代が20万円。そして、髪の毛が薄かった悩みを解消するためにリーブ21に通いました。電車賃を含めて1年で130万円。
手に職をつけたいと思い整体の学校に2年間通いました。その費用200万円。自宅で施術をするためにベッドや道具を購入して50万円。さらにマイナス思考を克服するためにナポレオン・ヒル・プログラムという自己啓発キッドを150万円。
さらに、コミュニケーションが苦手であったためコーチングを学びました。その費用が100万円。これからは英会話のスキルがないとダメだと思い駅前留学のNOVAに通い150万円。また英語教材に100万円。さらに、本田健さんのセミナーにはまり200万円。速読やフォトリーディングなどのセミナー代に300万円。他にもワード・エクセル、CADなどのパソコン教室に通い200万円。
ざっと、計算しても1750万円以上の自己投資をしてきたのです。
いやぁ~。振り返ってみると「すさまじい金額の自己投資をしてきた」と思います。結局、嫌いだった市役所の仕事を辞めるために家1件分に近い自己投資をしてきたことになります。
しかし、これだけの金額をしてきたにも関わず不安は消えませんでした。つまり、貯金や自己投資だけでは不安はなくならないということです。
自分と向き合うことが大切
学校では基本的な学問は教えてくれますが、自分が本当にやりたいことを知るカリキュラムなどはありません。ですから、自分としっかり向き合わなければ、周りに流されて進学や就職をすることになります。
例えば、私の場合は自分の偏差値の範囲内で受かりそうな高校へ入りました。また、家が自営業を営んでいたために大学は土木を選考したのです。
結局、両親は離婚をしたので実家は廃業しました。実家を継ぐ必要がなくなった私は市役所に入りましたが、土木関連に配属されてしまいました。なぜなら、土木の専門職で入所したからです。
周囲から見れば、「安定している公務員になれて最高ですね」と言われます。しかし、好きでもない仕事を続けるほど苦痛なことはありません。実際、私は14年間の市役所生活は苦痛の日々でした。
このように、自分の人生であるにも関わらず真剣に向き合ってこなかったのです。本来なら、両親が離婚をした時点で家業を継ぐ必要はなくなったのです。その時に、しっかりと自分と向き合い本当に「やりたい仕事をすべきだった」のです。
ですから、大切なのは、
- 自分はどうありたいのか?
- 何をしたいのか?
- どのような人生を歩みたいのか?
このような質問をしっかりと、自分に問いただす必要があるのです。そうしなければ、どんなに優良な会社に入っても「俺の居場所はここじゃない」となってしまいます。
学校では何も教えてくれない
私たちは学校でたくさんの勉強をしてきました。しかし、一人で稼ぐための方法は何一つ学んできませんでした。そもそも、専門学校や大学の先生でさえ、会社を経営したり、起業をした経験がほとんどありません。ですから、会社に入るための専門知識は教えることができても、稼ぐための方法は教えられないのです。
ですから、起業をしたり、フリーで稼ぐという選択肢をする人が極めて少ないのです。そして、世の中の価値観として、「成績の良い学校に入り、一流の会社に入れば幸せになれる」ということを植え付けられてしまうのです。
しかし、私は公務員に入りましたが幸せにはなりませんでした。確かに公務員は安定もしていますし、ボーナスは税引き前で100万円近くはもらっていました。しかし、お金だけでは「やりがいも満足感も得られなかった」のです。
もし、あなたがも公務員になりたい、一流企業に入りたいと考えているのなら、
- 本当に自分はこの会社でやりたいことができるのだろうか?
と考えてください。
それこそが、遠回りのようで近道になります。
独力で稼ぐ手段が不安を解消する!
私の自己投資の話をさせて頂きましたが、自己投資がいけないと言っているわけではありません。しかし、結局のところ雇われ根性から抜け出さない限り不安はなくらないのです。
雇われ根性とは、会社に雇ってもらうことを意味します。つまり、どんなに素晴らしい会社であっても、雇われている以上は自由にはならないということです。
例えば、どんなにイヤな仕事でも上司から頼まれれば断れないこともあるでしょう。また、周りが残業をしているにも関わらず、自分だけサッサと帰れないこともあります。そして、希望とは違う部署への配属を命じれることもあるでしょう。
このように考えると、やりたいと思って入社した会社でも、自由に決められることが極めて少ないことが分かります。人は自分で決められないことが多くなると不安になります。ですから、自由にならない会社にいる限り不安はなくらないのです。
実際、私は会社にいる間は不安はなくなりませんでした。しかし、ネットビジネスで少しずつ稼げるようになり、不安が少しずつ解消されるようになりました。
最初のサイトである「35歳までの転職活動の始め方」で稼げるようになるまでには、パートを続けながら頑張りました。しかし、パートという不安定な状態であったにも関わらず、正社員のときよりも不安はグッと感じなくなっていたのです。
まとめ
あなたも貯金や自己投資で不安を解消しようとしているなら、不安は解消されないと考えてください。それよりは、会社に頼らないでも稼ぐ手段を身につけた方が不安を感じることが少なくなります。
当然ながら、稼げるようになるまでには不安は感じます。しかし、少しずつでも稼げるようになると徐々に不安は解消されていきます。
なぜなら、「このまま副業やビジネスを続ければ今の仕事を辞められる」という確信が得られるからです。その第一歩として、
- 自分は一体何がやりたいのだろうか?
と自問自答を繰り返しましょう。そして、その答えが見つかったらサイトやブログで発信してください。その繰り返しが、いずれ「私でもやれる」という確信に変わります。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。
好きなことを仕事にする方法