どうして、やりたいことが見つからないのでしょうか。
どうして、毎日が不安なのでしょうか。
どうして、毎日が不満だらけなのでしょうか。
どうして、希望通りの人生が歩めないのでしょうか。
一体、何をすれば本当にやりたいことが見つかるのでしょう。
実は、私たちには「思考のクセ」があります。その思考のクセに気づき、違った視点から自分を見つめない限り、やりたいことが見えてこないのです。
そこでこのページでは、思考のクセや違った視点の得られ方などについて紹介します。
「やるべきこと」を捨てる
私たちには、日々やるべきことがたくさんあります。毎日、決まった時間に仕事に行き、やりたくもない仕事に追われ、時に上司からの叱責に耐えながら…。
このような状態の中で、ゆっくりと自分を見るめることは難しいです。そして、その状態を放置していると月日ばかり過ぎてしまいます。そして、いつの間にか定年になって、
- もっと真剣にやりたいことをやっておけばよかった…。
ということになってしまいます。
増やすことから減らすことへ
一般的な考え方として、やりたいことを見つけたい時は「何をすべきか」を考えます。確かに、それも必要です。しかし、すべきことを考えていると「どんどんやることが増えてしまう」のです。すると、頭の中が「すべきこと」でいっぱいになり収拾がつかない状態になります。
例えば、部屋を掃除をする場合を考えてみましょう。部屋が物で溢れていると、整理したくても片づけるスペースがありません。ですから、まずは整理をする前に要らないものを捨てることが重要なのです。それと同じように、頭の中を整理するときは捨てることを最初に行う必要があります。
しかし、多くの人は「やりたいことを探す」ために、すべことでいっぱいにしてしまいます。それでは、余計に頭の中が混乱し既に頭の中にある「やりたこと」も埋もれてしまいます。ですから、やりたいことを探すためには増やすことよりも減らすことを意識する必要があるのです。
やりたいことと仕事との関係
やりたいことを見つけるには、捨てることを優先することをお伝えしました。しかし、たとえやりたいことが見つかっても、それを仕事にするのは難しいです。なぜなら、好きかどうかは実際にやってみなければ分からないからです。しかし、すべての仕事を一から経験するには時間がいくらあってもたりませんよね。
実際、私は20回以上の転職を経験しましたが、既存の会社にはやりたい仕事がありませんでした。そして、気づいた時には40代の半ばになっていたのです。ですから、場当たり的に好きな仕事を探しても見つからないことの方が多いでしょう。
やりたいことを見つける質問
やりたい仕事を既存の会社から見つけるのも難しいですが、そもそも、やりたいことをどのようにして見つけて良いのか分からない人もいるでしょう。
やりたいことを見つけるには、自分への問いかけが重要です。つまり、答えを見つけるには的確な質問が一番なのです。では、一体どのような質問をすれば「やりたいことが見つけられる」のでしょうか。
それは、
- あなたは本当はどうなりたいのでしょうか?
という質問です。
やりたいことを考えてしまうと、人はどうしても現時点での「できるか、できないか」で判断してしまいます。しかし、それを判断基準にしてしまうと次のような言い訳が先行していまうのです。
- どうせできっこない
- 時間がない
- お金がない
- 疲れて何もする気がしない
- 何をしていいか分からないなど
つまり「できる・できない」で考えてしまうと、今までの思考のクセが邪魔をして前向きなアイデアが浮かばないのです。しかし「どうなりたいか」という質問であれば思考の制限がありません。つまり、自由に発想が生まれるのです。
もう一度、あなたに質問をします。
- あなたは本当はどうなりたいですか?
せっかくなので、このページを読むだけで終わらせないでください。それでは、いつまで経っても何も始まらせん。ほんの1分でもいいので紙に書き出してください。
私の場合であれば、
- 好きな時間に、好きな場所で、好きなだけ仕事をする。誰の支持や命令も受けず自由に生きる。
- 一人でも多くの人が、私の発信した言葉によって人生を変える「きっかけ」を与えられるようにする
- やりたい仕事をしてハッピーに過ごす人たちと共に成長していく
この3つは、私が、当時やりたいことができず苦しんでいた時期に書き出したものです。しかし、今振り返ってみると、すべてがクリアできています。もし、「できる、できない」という基準で判断していたら、今だに叶えることは難しかったでしょう。
あなたが今の仕事が好きになれず現状に不満を抱いているのなら、まずは、あなたが本当になりたいことを書き出してください。現時点では「できない」のは当たり前です。できるのなら、とっくに取りかかっているからです。
たどり着きたいゴールを設定しなければ、あなたが向かう方向性さえ見つかりません。ただ、クラゲのように人生をさまようだけです。そうなりたくなければ、なりたい自分を自由に書き出してください。
それ事がきっかけとなり、本当になりたい自分になるための行動を、少しずつ起こすようになりました。そして、完成したのが私のサイト「35歳からの転職活動の始め方」です。このサイトのおかげで、放置でも収入が得られるようになったのです。
その結果、好きな時間に、好きな場所で、好きなだけ仕事ができるようになりました。今では、嫌な上司からの命令がなくても自由に仕事ができています。
まとめ
以上のように、やりたいことができないのは「できる、できない」という基準で物事を判断しているからです。
それには「何をすべきか」という増やすことにフォーカス(集中する)のではなく、減らすことにフォーカスすべきです。
減らすことに意識が向いてくると、しだいに頭が整理されてきます。その整理された状態で、
- 自分は本当はどうなりたいのか?
という質問を「あなたの心に問いかけてほしい」のです。
そして、現状でできる小さなことを積み重ねてください。そうすれば、少しずつ理想の自分へと近づいきます。そのための行動を今いる場所から始めましょう。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。
好きなことを仕事にする方法