仕事のことを考えるだけで毎日が憂鬱になってしまう。
そんな時って「ほっ」とするのは休日前の数時間程度だったりしますよね。
その休日も、あっという間に時間が経って、
「また明日から仕事かぁ…」と、沈んだ気持ちになってしまう。
- 人生は「こんな繰り返しで終わってしまう」のでしょうか?
それとも、何らか行動を起こすことで希望の未来が得られるのでしょうか。
本当は、やりがいが感じられる仕事をしたい。けれど、何をどうすれば良いか分からない。
そんな状態の人も多いのではないでしょうか。実は、私も数年前まで同じ状況でした。ですから、気持ちが痛いほど分かります。
そこでこのページでは、今の仕事に「やりがいが感じられない」ときの対処法を紹介したいと思います。
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仕事のやりがいとは?
「類は友を呼ぶ」と言います。これは、同じような考え方をもった人は自然に集まって仲間をつくるという意味です。これを仕事にあてはめると、仕事を楽しんでいる人の周りには楽しんでいる人が、
そして「つまらないと感じている人には、つまらない人が集まっている」ことになります。
つまり、今の会社がつまならいと感じている場合、あなたの周りには仕事がつらまないと感じている人たちが集まっている可能性が高いということです。
実際、私は仕事を楽しんでいないときは、飲み会に参加しても「常に上司の悪口や仕事の愚痴」だけでした。これでは、希望の未来は得られないと考え参加することをやめました。そして、その時間をやりたいことをするために充てたのです。
このように、無駄な付き合いを省き「やりたいことをする」のも1つの方法です。ただし、飲み会などを断わり続けると孤立してしまうので気をつけてください。
転職を視野に入れる
私は20回以上の転職をしてきました。その経験から言えることは、会社の「社風は変えられない」ということです。なぜなら、社風は社長や上司の影響をモロに受けるからです。それを、下っ端が変えることは不可能です。分かりやすく言えば、つまらない会社は
- どこまで言ってもつまらない!
ということです。
もし、どうしても社風を変えたければ「会社で偉くなる」しかありません。つまり、長い時間がかかるということです。ですから、どうしても今の会社がつまらないのであれば転職を視野に入れましょう。何から始めて良いか分からない場合は>内定を得るまでの5つのステップを参考にしてください。
そもそも「やりがい」とは?
仕事にやりがいを感じない場合、どうですれば良いのでしょうか。以前の私は「会社を辞めれば解決する」と考えていました。しかし、転職をしても仕事にやりがいは感じられませんでした。なぜなら、やりがいは「仕事のやり方に問題がある」からです。確かに、どうしても仕事が好きなれない場合は、転職をするしかありません。
しかし「仕事がつまらない」という人の多くが、解決のための行動を何もしてないのです。これでは、仕事がつまらないままです。
けれど、行動を起こしたくても、
- どんな行動を起こして良いか分からない!
という人もいるでしょう。そこで、役立つのが仕事をゲームのように考えるです。
仕事をの楽しむ方法
仕事を楽しむためには、ゲームのように考えることが有効です。つまり、「仕事の問題点を解決することに喜びを見つける」ようにすれば良いでのす。これは、心理学者のマイケル・マコビーが提唱している考え方です。
マコビーは、仕事をして楽しんでいる人たちを「ゲームズマン」と呼びました。そして、仕事上の問題点を解決することを「ゲームのように楽しむ」のだそうです。その結果としてして得られる、成長を喜びに変える方法です。
何か問題が起こった場合「どうせ上司に言っても何の解決にもならない、文句を言われるだけだ」と、あきらめるのは簡単です。しかし、それでは何の成長もなく問題解決にもなりません。そこで、視点を変えてみるのです。つまり、仕事ではなく「成長が得られるチャンス」と考えるのです。
例えば、あなたの趣味が将棋だとします。将棋に強くなるためには、実践を積むことが重要です。他にも強い相手を観察したり書籍から学ぶのも有効です。スポーツも同様です。卓球が上手くなりたい場合、まずは練習をするでしょう。弱点を克服するための練習や、得意のサーブを強化したりします。
他にも、あこがれの選手の動画を参考にするのも良いでしょう。それでも上手くいかない場合は、先生や先輩にアドバイスを受けるのも良いかもしれません。
このように、問題点があれば克服するための努力をします。そして、実際に強くなれば卓球がより楽しくなります。その結果、成長している自分に喜びを見出すことができるのです。
仕事も同じです。問題点があれば解決するための努力をするのです。そして、あらゆる可能性を模索し実践していけば良いでしょう。そうすれば、少しずつ上達し「できることが増えていく」のです。
できることは、あなたの武器になります。さらに、その武器を出し惜しみすることなく周囲に教えましょう。その結果、あなたは周囲から一目置かれるようになります。つまり、人から「ああだこうだと、指図されることが少なくなる」のです。
「やりがい」につなげるには?
あなたは周囲から「こうしろ、ああしろ」と指図されることは嫌いではありませんか?
指示待ちの方が、難しい仕事を押し付けられるよりも楽と言う人もいるでしょう。しかし、私のように転職を何度も経験していると、時に情けない気持ちになります。なぜなら、いい歳をして、イチイチ指図をされなければ仕事ができないからです。
まして、その指示を出してくる人の顔色を伺う必要があるのです。
例えば、今日は上司(指示を出してくる人)の機嫌がいいかな。今は忙しそうだから後で聞いた方がいいみたい。何度も質問するのは悪い気がするなど。その指示をだす人を中心に仕事が回っていくことになります。
その人から「何度言わせればいいんだ!」などと言われようものなら、メンタルがやられてしまいます(泣)
選択肢が増えれば仕事が楽しい
できる範囲がせまい人は、常に指示待ちになります。しかし、仕事を楽しんでいる人は自分のペースでできます。成長する喜びを知っているので、やりがいがどんどん増えていくのです。ですから、やりがいを感じたければ仕事をゲームのように楽しんでください。そうすれば、成長とともに選択肢が増えていきます。
選択肢が増えるとは、自分でやってもいいし人に指示してやらせてもいいのです。
人が仕事をつまらなく感じるときは、選択肢が著しくせまいときです。しかし、選択肢が増えると自由に仕事ができるようになり楽しく感じるようになります。
まとめ
以上が、今の仕事のやりがいが感じられないときの対処法です。
今の仕事がどうしても好きになれない場合、転職を視野にいれると良いことを伝えました。
しかし、やりがいを感じられない人の多くは「仕事のやり方が間違っている」ことが多いのです。つまり、仕事を仕事として考えて視野をせばめています。
それよりも、仕事を成長する場所として考えてください。
例えば、学校で学ぶには授業料を支払う必要がありますが、会社でまったく必要ありません。それどころか、報酬をいただくことができるのです。
しかも、成長をさせてもらいながら報酬が増えていくのです。
やりがいは人よって違いますが、成長や報酬は人にとっての根源的な欲求です。
ですから、この機会に仕事を楽しむようにしてください。そして、問題を解決することに喜びを見出しましょう。
そうすれば、選択肢が増えて自由度が増えていきます。その大きさに比例して「やりがいも大きくなっていく」はずです。
視点を変えるだけで選択肢が増えていくことが理解できたでしょうか?
できなければ、何度も読み返してみてください。あなたの成長に応じて理解度が深まります。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。