あなたは毎年のように、
- 今年こそは目標を達成するぞ!
と思いながら達成できずに過ごしていませんか。年の初めになると「やる気はある」のに、月日と共にだんだんとしぼんでしまう。
どうして、やる気は持続できないのでしょうか。このまま、何も達成できずに人生は終わってしまうのでしょうか。
実は、目標を達成させるには秘訣があります。
その秘訣を計画的に実行していけば、目標達成も夢ではありません。
そこでこのページでは、私のメンターから教わった3つの教えを紹介します。
Contents
1.目標を細分化する
目標を達成するには細分化する必要があります。つまり、大きなかたまりである目標を小さくして達成しやすくするのです。それには、まず、目標を長期・中期・短期にに分ける必要があります。
分け方としては、
- 長期目標:最終的にどうなりたいか
- 中期目標:長期目標の達成に必要なことは何か
- 短期目標:具体的にどんな行動をする必要があるか
それでは、もう少し具体的に説明していきましょう。
1.長期目標
長期目標というのは、最終的に「あなたがどうなりたいか」を決めることです。これが決まらないと、中期や短期の目標は立てられません。仮に立てたとしても「意味のない目標」になってしまいます。
例えば、長い年月をかけエベレストに登った結果、あなたが登りたかった山は富士山だった。という笑えない話になってしまうのです。
ですから、まずは長い時間がかかっても良いので、
- あなたは最終的にどうなりたいか?
を決めてください。多くの人がこの過ちをおかしています。つまり、長期目標を決めずに「何となく役立ちそう」と言った安易な気持ちで始めてしまうのです。
これでは、持続することは難しいです。なぜなら、心から「やりたいことではない」からです。
2.中期目標
中期目標は、年単位で考えるのが良いでしょう。
山登りであれば標高が低い山を登る目標をいくつか立てます。そして、そのために何が必要かを考えるのです。
例えば、山登りの知識、道具、トレーニング法の習得・実践、体験者からの情報、サポートメンバーを集めるなど。そして、実際に山登りをする場合は、会社を休むためのスケジュールが必要になってきます。
中期目標は、最終的にどうなりたいかを達成するための「目次をつくる」ようなイメージです。
3.短期目標
そして、最後は短期目標です。これは日々、何をしたらいいかを具体的に考えることです。
例えば、トレーニングが必要な場合。1日1時間、ジョギングをする。週末に筋トレをする。また、知識を習得するために毎日15分は情報を収集する。山登りの日程を決めて会社への根回しをする。他にも、一緒に山登りをするメンバーとのコミュケーションをはかるなど。
このように、将来の方向性に向かって、いくつかの目標を立てます。そして、それを叶えるための具体的な行動を起こすのです。特に、長期目標は「あなたの羅針盤になる大切なもの」です。
ですから、紙に書いて日頃から見える状態にしておくことをオススメします。
2.余分なものを捨てる
目標を細分化したら、次は余分なものを捨てることです。次の3番目の教えをする前に、捨てることを必ず実行してください。なぜなら、優先順位が大切だからです。余分なことを捨てずに新しい目標を達成しようとすると失敗する可能性が高くなります。
何かを始めるのに問題になるのが「時間がない」ということです。その時間を生み出すには、何かを捨てる必要があります。
例えば、テレビを見る時間を捨てる。飲み会に参加するのを捨てる。付き合い残業をするのを捨てる。ダラダラと過ごすのを捨てるなどです。
つまり、今の生活の中から余分なものを捨てるのです。そうすれば、1日に何時間かを生み出すことができます。
捨てる効果
捨てる効果は非常に大きいです。なぜなら、捨てることで探す時間が大幅に短縮できるからです。
例えば、人が勤務中に探し物をしている時間は、
- 年間にすると何時間あるか分かりますか?
なんと150時間だそうです(大塚商会調べ)。これは1日平均36分です。つまり、身の回りが余分なもので溢れていると探す時間が増えてしまうのです。
ですから、身の回りから余分な物をどんどん捨てましょう。そうれば、探す時間が短縮されます。その結果、次に取り上げる小さなことを継続するための時間に充てることができます。
3.小さなことを継続する
余分なものを捨てたら、次は短期目標に向かってコツコツと継続するだけです。しかし、多くの人はここで大きな過ちをおかします。それは、オーバーワークをしてしまうことです。当然ですが、目標を立てた当初はモチベーションが高いです。しかし、そのやる気は長続きしません。
なぜなら、私たちには日々やることがたくさんあるからです。まして、会社が忙しい状態であればなおさらでしょう。ですから、目標を立てたからと言って、そのための時間を生み出すのは容易なことではないのです。
潜在意識を味方につける
新しいことを継続する秘訣は習慣にしてしまうことです。しかし、習慣にするには潜在意識を味方にする必要があります。潜在意識は、安全地帯を好みます。なぜなら、危険から身を守る大切な役割があるからです。けれど、潜在意識は善悪の判断はできません。
潜在意識は感情に敏感であり、新しいことに対して不安になる習性あります。つまり、大きな変化を嫌うのです。ですから、いきなり大きなことを始めると不安に感じてしまいます。
小さなことからコツコツと!
潜在意識を味方につけるには、小さなことをコツコツと継続すれば良いのです。分かりやすいように筋トレを例にあげましょう。
筋トレを習慣にするには、1日1回の腕立てから始めます。それを2~3週間続けます。そして、次の2~3週間は1日2回の腕立てです。このように、階段を一歩ずつ昇るように小さなことを継続します。
すると「面倒くさいなぁ」という感情をいだくことなく続けられるでしょう。この「面倒くさい」という感情をなくすのが習慣にする秘訣です。人は「面倒だなぁ」と感じると日々蓄積されてしまうのです。すると、仕事が忙しかったりすると、ついつい、
- 明日やればいいや!
となります。そして、次の日も忙しいと「また明日でいいや」となってしまうのです。気づくと三日坊主で終わってしまうことになります。ですから、面倒だと思わないくらいに小さなことを継続すれば良いのです。
私たちが身についている習慣は、自分でも気づかないぐらいに小さなことを続けた結果です。
例えば、歯磨きの習慣がいい例です。
歯磨きをするのに「これから歯を磨くぞ!」と意気込んでやっている人はいないでしょう。
習慣になれば、寝る前には無意識に歯を磨くようになります。習慣の良いところは、頑張るという意識がなくてもできてしまう点です。つまり、努力している感覚がないのです。
このように、習慣は小さなことを積み重ねた結果です。ですから、最初からオーバーワークをしないように気をつけてください。そうすれば、潜在意識は身の危険を感じることなく習慣にしてくれます。
まとめ
以上が、「今年こそ目標を達成するぞ!」と考えている人の3つの大切な教えです。
最終目標は、
- あなたがどうなりたいか?
ということです。その方向性が間違っていると長続きしません。なぜなら、心からやりたいと思わないからです。
多くの人が、本当に心から望む状態を意識することなく目標を決めています。
だから、上手くいかないのです。
ですから、長期目標を立てるときは時間をかけて、ゆっくりと自分と向き合ってください。
そして、余分なものを捨てましょう。そして、出来た時間にコツコツと日々の行動を積み重ねてください。
そうすれば、いつの間にか習慣になり無意識に行動するようになります。あとは時間にまかさればいいのです。
この3つの教えは多くの成功者が実行していることです。とてもシンプルですが効果は絶大です。
ぜひ、あなたの生活に取り入れてください。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。
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