自分は一体何がしたいのか。これからどうしていきたいのか。
そもそも自分にふさわしい仕事って何なのだろう…。
今の会社では限界を感じて転職を考えている。けれど、自分のやりたいことがわからない。
そんな漠然として悩みをかかえていませんか?
世の中の多くの人が、自分にふさわしい仕事が見つかれずに今の仕事を我慢して続けています。
私も長い間、自分にふさわしい仕事が分からず転職を繰り返しました。
ですから、あなたの気持ちが痛い程わかります。
そこでこのページでは、自分にふさわしい仕事が分からない人のために、5つの質問を通して自己分析がわかる方法を紹介します。
Contents
5つの質問を通して分かる自己分析
自分にふさわしい仕事を見つけるためには、自分を知る必要があります。なぜなら、答えはあなたの中にあるからです。その答えを見つけるためには、以下の5つの質問が有効です。これらの質問は、あなたの心の奥底に眠っている答えを引き出してくれます。ですから、読み流すだけではなく、しっかりと質問に答えてください。
ポイントは、現状にしばられないことです。何の制限もなく自由にイメージしてください。考えるだけではなく書き出すことで具体的になっていきます。あせらずに、ゆっくりと取り組んでいきましょう。
- 1年しか生きられないとしたら?
- 必ず成功すると分かっていたら?
- 何をしているときが楽しい?
- 見返りがなくてもやりたいことは?
- 生まれ変わったら何がしたい?
それでは、1つずつ具体的に解説していきましょう。
1.1年しか生きられないとしたら?
あなたは、現在30代でしょうか。それとも40代でしょうか。30代であれば、それほど死について身近に感じることはないかもしれません。しかし、40代の半ばを過ぎる頃には次第に死が身近に感じられるようになります。現在、私はアラフィフですが、30代に比べ死について深く考えるようになりました。
例えば、私の友人は40代の半ばで奥さんを病気で亡くしています。そして、両親のいずれかが亡くなる場合もあるでしょう。他にも以前テレビで活躍していた女優さんやタレントも亡くなっいくことも多々あります。
あの”家政婦は見た”で有名な市原悦子さんや、突然亡くなった大杉連さんなどもそうです
このように、人には必ず死が訪れます。これには例外はありません。総理大臣だろうが、大富豪だろうが、会社員だろうが関係ありません。すべての人に死は平等に訪れるのです。ある意味、これほど平等なことはないでしょう。
そこで、あなたに質問です。
- あと1年しか生きられないとしたら何がしたいですか?
思うままに自由に書いてください。できれば、仕事を中心に考えると良いでしょう。仕事に対するイメージがわかなければ、魅力的に感じている人をモデルにすると良いかもいしれません。そして、その人の「どんな所に魅力を感じている」のかを書き出すと、より具体的になっていきます。
もしかすると、あなたの寿命は本当に1年しかないかもしれないのです。病気だけではなく不慮の事故に合うかもしれません。何かの事件に巻きまれる場合もあるでしょう。震災などで命を落とすこともあります。
分かっていることはただ一つだけです。人はいつか死ぬということです。ただ、いつ亡くなるかも分からないと、人は真剣になりません。ですから、1年という期間をくぎるのです。この質問に対して、どれだけ死と真剣に向き合えるのかによって成果が大きく変わります。
2.必ず成功すると分かっていたら?
人には失敗に対する恐れがあります。一生懸命に取り組んだからと言って、必ず成功するとは限らないからです。だから、失敗するよりは何もチャレンジしない道を選びます。しかし、チャレンジをすれば必ず経験値が増えます。そして、成長という財産が得られます。
ですから、本来ではれば失敗ではなく「上手くいかない経験が得られた」と考えるのが正解なのです。そして、振り返ってみると、その経験こそが楽しい時間だったことに気づくでしょう。
例えば、私は現在のように好きな仕事につくまでに20回以上の転職を経験しました。当時は、辛くてやりきれない気持ちになったこともあります。
しかし、”終わりよければすべてよし”です。終わりが上手くいけば「過去はすべて貴重な財産に変わる」のです。
実際、私は20回以上の転職経験がすべて貴重な財産に感じています。その経験なしには、こういった記事を書くことはできなかったと思います。
このように、すでに成功している視点から考えると過去に対するとらえ方が変わります。そこで、あなたに質問です。
- 必ず成功すると分かっていたら何がしたいですか?
3.何をしているときが楽しい?
あなたは、何をしているときが楽しいですか。一人で物思いにふけっているときでしょうか。それとも、好きな音楽を聴いているときでしょうか。人と会話をしているときでしょうか。美味しいものを食べているときでしょうか。
人には、それぞれ楽しいことがあります。私には楽しいことでも、あなたには楽しく感じれないこともあります。むしろ、違っているのが当然なのです。人には、
- どうして好き嫌いがあると思いますか?
それは「好きなことをしなさい」という神様からのメッセージなのです。
例えば、嫌いな授業を聞いていると眠くなります。気の合わない人と話をしているとイライラします。けれど、大好きな人と一緒にいると楽しいです。そして、同じ趣味や価値観が合う人といるとワクワクします。
このシンプルな状態に答えはあります。つまり、楽しいと感じることは「あなたのやるべきこと」なのです。
けれど、多くの人は生活のためと言いながら、イヤイヤ仕事をしています。ですから、楽しめません。心からのワクワクもありません。感動もしません。そして、周囲とも会話が合いません。なぜなら、楽しいと感じる場所にいないからです。もし、今の職場が楽しいと感じないのなら、それは「あなたの居場所ではない」ということです。
そこで、質問です。あなたは、
- 何をしているときが楽しいですか?
4.見返りがなくてもやりたいことは?
人は楽しいことをしているときは見返りを求めません。見返りを求めずにできる仕事は天職です。逆説的な言い方かもしれませんが、見返りを求めないからこそ大きな見返りが得られるのです。
つまり、報酬が欲しいということは「報酬がなくなったらやめる」ということです。それでは、本当にやりたいことだと言えません。超一流になっている人たちは、莫大な報酬が得られても活動をしています。
例えば、サザンオールスターズの桑田さんは、何十年にわたり音楽活動をしています。おそらく莫大な報酬が得れているでしょう。しかし、音楽活動をやめません。なぜなら、音楽が好きだからです。楽しいからです。
最初は、生活のためや見返りを求めていたのかもしれません。しかし、純粋に音楽が好きでなければ何十年にもわたって続けることは不可能です。つまり、一流と言われる人たちは楽しいと感じることを一途に追いかけただけなのです。
このように、見返りがなくても続けられることは何でしょうか。心からワクワクして楽しいと感じられるものは何でしょうか。そこに、あなたの答えが眠っています。そこで、あなたに質問です。
- 見返りがなくてもやりたいことは何ですか?
5.生まれ変わったら何がしたい?
ここで、現在のしがらみを取り払うため、視点を変えた質問をします。あなたは、
- 生まれ変わったら何がしたいですか?
多くの人が思い込みによって縛られています。
- 自分にはできない
- 自分には無理だ
- 自分には時間がない
- 自分には才能がない
- 自分にお金がない
- 自分は今の仕事が辞められない
こういった思い込みによって、がんじがらめになっているのです。確かに、生活のためには我慢も必要です。すぐに会社を辞めて転職をすることは難しいかもしれません。けれど、想像ぐらいならできますよね?
どんなに、現状が厳しい状態だったとしても、イメージするのは自由にできます。そこで、あなたに質問です。
- 生まれ変わったら何がしたいですか?
たとえ、今が何一つ思い通りの人生になっていなくても。想像するのは誰でもできるのです。お金もいりません。時間がないというのなら、眠る前に10分でもいいので想像してください。
人は、想像することは現実にできると言われています。
例えば、飛行機を発明したライト兄弟は、最初は想像から始まったのです。当時は「人が空を飛ぶ」というのは、気が狂っているとしか思えなかったでしょう。
しかし、その想像が「きっかけ」となり、現在は当然のように飛行機は空を飛んでいます。
このように、どんなに大きな夢や目標も「最初は想像から始まる」のです。まして、私たちが飛行機をつくるという無理難題を言っているのではありません。
- 自分にふさわしい仕事をする!
それだけです。これぐらいなら、あなたもできると思いませんか。それでも「できない」というのなら現状でできる小さなことを始めてください。それでも、無理なら私のようにブログで発信してください。そうやって、どんどん想像を膨らませていくのです。
現状に不満を抱くのは簡単です。しかし、それでは何も変わりません。むしろ不満が大きくなっていくだけです。それよりも、不満をやりたいことのエネルギーに変えていくのです。そうすれば、夢が一歩ずつ近づいてきます。そして、それを継続していけば「あなたにふさわしい仕事」も近づいてくるでしょう。
まとめ
以上が5つの質問を通して分かる自己分析です。
この質問は、心に深く問いかけるものです。ですから、さらっと読んでも効果はありません。
そして、一度おこなったからといって見つかるものでもありません。
何度も繰り返し自分に問いかけることで見つかります。
実際、私は大好きな仕事をやっている今でも問いかけ続けています。
それだけ奥の深い質問なのです。しかし、それ以上に得られたときの価値は計り知れません。
なぜなら、今後のあなたにとっての生きる指針となるからです。
重要なので、もう一度書いておきます。
- 1年しか生きられないとしたら?
- 必ず成功すると分かっていたら?
- 何をしているときが楽しい?
- 見返りがなくてもやりたいことは?
- 生まれ変わったら何がしたい?
もし、一つでも本当にやりたいことがあったら、
1日10分でもいいので何かを始めてください。
その小さな積み重ねが、やがて大きなウネリになって返ってきます。
要は習慣にしてしまえばいいのです。すべての成功は習慣から始まります。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。