今の仕事が忙し過ぎて何もできない。毎日、毎日、仕事に追われる日々。
気づくとこの年になっていた…。
忙しい日々を過ごしていると何となく日々が過ぎていきます。
私も公務員時代にそのような日々を過ごした時期があります。
毎日のように会議に追われ、自宅に着くのは10時過ぎ。
食事をすると、身体は疲れ果て気づくと眠って次の日に。
俺は嫌いな仕事をいつまで続けるのだろうか…。
身体は忙しくて疲れているのに満足感は一切ありませんでした。
あれから10年以上経過した今だから分かります。
それは、やりたい仕事ではなかったからです。
では一体、
- どうすれば現状を変えられるのでしょうか?
そこでこのページでは、忙しいのに満足感がない方に現状を変える3つの秘訣を紹介します。
Contents
忙しいのに満足感が得られない理由
あなたは何をしているときに満足感が得られますか。それは、自分の力を最大限に発揮した時ではないでしょうか。つまり、全力で何かに向かった時です。では、人が全力で何かに向かえる時とは「どのようなとき」なのでしょうか。それは、
- 本当にやりたいことをしている時です!
では、忙しいのに満足感が得られないということは、「今の仕事が本当にやりたいことではない」ということです。
例えば、私はそのことに気づくまで何年もかかりました。
上司から「仕事を好きになれないのは全力でやっていないからだ」と言われました。
だから、私は必至になって仕事に打ち込みました。しかし、いつになっても満足感は得られませんでした。それどころか、逆に精神が病んでいったのです。
うつになる人の傾向として、まじめで頑張り過ぎる人が多いそうです。実際、私はまじめで頑張り屋です。けれど、がんばっても嫌いな仕事は好きになれませんでした。仕事が悪いわけではありません。ただ、その仕事が自分に合わなかっただけです。
このように「今の仕事が忙しいのに満足感が得られない」のなら、本当にやりたい仕事なのかを疑ってみる必要があります。そして、そこに疑問符がつくようなら、少しずつ現状を変えていく必要があります。
現状を変える3つの秘訣
現状を変えるには以下の3つの秘訣があります。どれも簡単で効果のあるものです。難しく考えず読み進めてください。特に3番は行動しなければ効果が出ません。簡単過ぎてバカにしがちですが効果は絶大です。この機会にぜひ習慣にしましょう。
- できる・できないで判断しない
- 失敗を失敗と思わない
- 今の自分にできることをする
それでは、1つずつ具体的に解説します。
1.できる・できないで判断しない
今のあなたがいる場所は、あなたが今まで選択し行動してきた結果です。まず、そのことを理解する必要があります。つまり、未来をつくるのも「今」の選択と行動にかかっているのです。
けれど、あなたが選択する基準が間違っている場合、いつまでも現状から抜け出すことはできません。なぜなら、今までの考え方で選択をしてしまうからです。では、考え方を変えるにはどうしたら良いのでしょうか。それは「できる・できない判断しない」ことです。
例えば、今、目の前に1輪車があります。仲の良い友達は楽しそうに1輪車に乗っています。
そんな時「あなたも1輪車に乗って一緒に楽しもうよ」と誘われました。しかし、あなたの思考に「私には乗れない」という思い込みがあったらどうでしょうか。おそらく、乗れるようになりません。それどころかチャレンジすることもないでしょう。
このように「できる・できない」の基準で判断してしまうと「できない・やらない」となってしまいます。特に大人になると、やる前から「できない」と判断してしまう人が多いです。しかし、それを、
- 「やりたい・やりたくない」で判断したらどうでしょうか?
「できる・できない」は考えずに、「やりたい・やりたくない」かで判断するのです。そうすれば、仲の良い友達が楽しそうに遊んでいるのだから、一緒に楽しみたいとなりませんか?
仕事も一緒です。本当にシンプルです。あなたにとって
- 今の仕事は「やりたいこと」ですか?
答えがNOなら「やりたい仕事に変える」必要があります。そのためには、今の会社で配置転換を申し出る必要があるかもしれません。転職の準備をすることも必要かもしれません。やりたいことに関する技術を身につける必要があるかもしれません。
このように、「やりたい・やりたくない」という基準があれば、将来向かうべき方向性がはっきりしてきます。
2.失敗を失敗と思わない
あなたのやりたいことが「今の会社ではできない」となると、転職をする必要があります。しかし、転職をしたからと言って、すべての希望が叶うとは限りません。まして、新人であれば雑用的なことも頼まれます。その後、何年も「やりたいことをさせてもらえない」かもしれません。最終的には辞める結果となる場合もあります。
そのような状況になった時、その転職は失敗だったのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。その会社は「あなたに向いていない」ことが分かったのです。ですから、失敗ではなく合わない会社が見つかっただけです。
例えば、私は20回以上も転職を経験してきました。当時は転職しても上手くいかず、「また今度の転職も失敗だった」と考えていました。しかし、それは「自分に合わなかっただけ」と気づいたのです。そして、合う会社がないのならと独立することにしました。
もし、転職もせずにイヤイヤ仕事を続けていたのなら、現在のように「自由にやりたい仕事はできなかった」でしょう。つまり、失敗は失敗でなく、上手くいかない方法を学べたのです。(自分に合わない会社に気づけた)
そのように考えると、失敗を恐れなくなります。転職がそれほど怖くなくなります。今の現状が辛く苦しいのなら転職をして楽になってください。上手くいかなかったら、次の会社を見つければ良いのです。何から始めて良いか分からないときは>35歳までのおすすめ「転職エージェント・求人サイト」を参考にしましょう。
3.今の自分にできることをする
私は人の夢や目標を応援するコーチングを長年おこなってきました。コーチングを通して感じたことは、多くの人が、
- 自分の本当にやりたいことがわからない!
ということでした。
実際、私も長い間、やりたことが分からずにいました。しかし、一つ気づいたことがあります。結局のところ「やりたいことはやってみないと分からない」ということです。確かに、自己分析や過去の傾向から「やりたいことらしきものは見つかる」のです。
けれど、それらも実際にやってみないと本当のところは分かりません。まして、少しぐらいかじった程度では、本当にやりたいことなのかは分からないのです。
例えば、やりたいスポーツでも、最初から楽しく感じることはマレです。最初は基礎体力をつけるために激しいトレーニングをしますし、上手くならなければ何度も反復練習をします。何年も続けると、なかなか成長しないこともあります。その間、悩んだり苦しんだりするのです。
つまり、「楽しいことばかりではない」ということです。それでも続けたいのであれば、それは本当にやりたいことです。その見極めは非常に難しいです。ただ苦しくて辛いから楽しくないのか。それとも、それを乗り越えた先に楽しいことが待っているか。それは、自分にしかわかりません。
しかし、これだけは言えます。本当にやりたいことであれば、一度や二度やめても再びやりたくなります。それが本物です。それは、他人ではなく、あなたが心から感じることです。だからこそ、天職を見つけるのは難しいのです。
自分にできることしかできない!
天職を見つけるのは難しいとお伝えしました。けれど、難しいからと言って諦めたら、この先もずっと嫌いな仕事を我慢しなければなりません。そんなのは真っ平ゴメンですよね?
ですから、現状を抜け出すために少しずつ「やりたい」と思ったことを続けてください。結局のところ、人は自分にできることしかできません。一足飛びに乗り越えることはできないのです。現状が1しかなければ、次は2です。その次は3なのです。
本当にやりたいことを見つけるのも一緒です。自分の心に問いかけて「これがやりたいことだ」というものにチャレンジしていくしかないのです。最初はネットで情報を調べるでも良いでしょう。そうやって、今自分ができることを積み重ねてください。
それでも、迷ってしまうようなら>35歳までの「適職・天職」の見つけ方を参考にしてください。何かのヒントが得られるはずです。
まとめ
以上が、現状を変える3つの秘訣です。
現状を変えるには、考え方を変える必要があります。
つまり、今までの思い込みを捨てるのです。
このページで取り上げた3つの秘訣は、思い込みの代表例です。
他にもたくさんあります。
特に多くの人が思い込んでいるのが、
- 好きなことで食べていけるほど世の中甘くない!
という考え方です。
けれど、20回以上も転職に失敗してきた私は断言します。
好きなことをせずに食べていけほど、これからは甘くないぞ!
と…。
実際、私はいくつもサイトを運営しています。
どれも、私がやりたいことであり伝えたいことです。そして、今は自由に暮らしています。
私にできて「あなたにできない」ことはありません。
だって、私は20回以上も転職を繰り返してきた人生の落後者だったのだから。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。