あなたは心からやりたいことをして人生を楽しんでいますか。
毎日つまらない仕事をして、重い足を引きづりながら会社に向かっているのではないでしょうか。
このまま、何もせずに過ごしていると後悔することは分かっている。けれど、何をどうしていいか分からない…。
- そんな日々を過ごしていませんか?
やりたいことに気づくには、ある考え方が必要になります。
その考え方を知らないと、なかなか「やりたいことに気づけない」のです。
そこでこのページでは、本当に心からやりたいことに気づく考え方を紹介します。
Contents
本当にやりたいこととは?
本当にやりたいことは、お金が得られなくてもやります。しかし、私たちはお金がないと生活ができないために、お金を中心に「やりたいことを考えている」のです。だから、やりたいことに気づけないのです。
実は、本当にやりたいことは、見栄とか意地とか、見返してやりたいとか、誰かのためだとかは関係ありません。必要なものがあるとすれば、
- 自分ためだけです!
例えば、お金だけが目的であれば10億円が手に入ればやめるでしょう。両親に認められたいならば、成功して認められたら目的は達成します。
他にも、バカにしたやつらを見返してやりたいならば、あなたの上手くいっている姿を見せれば終了です。
確かに見栄やプライド、負けたくないという気持ちは自分を奮い立たせることができます。そして、それらは決して悪いことではありません。しかし、その目的が達成できたときのことを想像してみて下さい。本当にそれで満足できるかどうか、それは疑問です。ですから、究極的には自分のためがいいのです。
私たち凡人はマザーテレサのような偉人とは違います。自分が満足していないにも関わらず人に優しくはできません。実はマザーテレサも、人の喜ぶ姿を見て自分の喜びとしています。つまり、自分のためにやっていると言っても過言ではないのです。そして、自分を喜ばす一番の方法は「本当に心からやりたいことをする」ことです。
私の父親は小説家になりたいと言って家を出ていきました。長い間、父とそりが合わなかった私は家族を捨てていったことが許せずにいました。しかし、今なら少しだけ理解できます。父は素直に「やりたいことがしたかった」のです。
もし、父が小説家になる夢をあきらめずいたらどうだったでしょうか。ストーリーを生み出す苦しみなどはあったかもしれません。しかし、それは完成した時に吹き飛んでしまったはずです。仮に小説家になれなかったとしても、その関連する仕事についていれば、家族を捨てずに済んでいたでしょう。
しかし、父は生活のために仕方なく仕事を続けました。そのストレスをお酒や浮気で発散していました。その結果だけを見ていた私は父を絶対に許せませんでした。けれど、父は父なりに辛かったのです。家族のために好きでもない仕事を続けていたらのだから…。
このように、嫌いない仕事を続けていると全てが悪循環に働きます。自分が満足していないので、人にも優しくできません。最近の傾向として、うつになる人が増えています。その原因は仕事と関連していることが多いのです。
うつと嫌いな仕事との関連性
私は以前、うつになりかけたことがあります。なぜなら、嫌いな仕事を我慢し続けたからです。そこに人間関係も加わって不眠症になりました。身体は疲れているのに眠れない状況は本当につらかったです。
睡眠薬や精神安定剤を服用すると、眠れるようにはなりますが起きてからがダルイのです。その後、私は仕事を辞めましたが、もしあのまま仕事を続けていたら本格的なウツになっていたことでしょう。このように、うつと仕事の関連性は根深いものがあります。
なぜなら、仕事は生活基盤と直結しているからです。つまり、会社を辞めたら生活ができないと思い込んでいるのです。しかし、それは単なる思い込みに過ぎません。
私の父のように、ストレスを酒や浮気で発散するのも問題です。しかし、それができない人はストレスを限界まで我慢します。それが原因となって「ウツになってしまう人が多い」のです。
本当にやりたいことに気づく方法
本当にやりたいことに気づく方法は、いくつかあります。しかし、人は選択肢が増えると迷って何も選びません。ですから、今回は究極の方法を紹介します。それは「今日が最後の日だと思って生きる」ことです。これは、非常に効果のある方法です。しかし、真剣に行わなければ今まで通りの生活を送ることになります。
あなたは今日が最後の人だとしたら、
- 現在の仕事を続けますか?
当然、続けませんよね。だって、残りわずかな時間をイヤイヤ過ごしたくないですから…。
では、どのような気持ちで残りの時間を過ごしたいでしょうか。おそらく、楽しく過ごしたいはずです。どうせ、死んでしまうのならメソメソと悲しく過ごすより、
- 笑顔でワクワクと過ごしたいです!
このように、人は究極的な状況に置かれると我慢することを辞めるのです。逆に言えば、今の状況は何かを我慢しているとうことです。その我慢を書き出せば、あなたが真に臨む状態に気づくことができます。
現状の不満の例
それでは、現状の不満をあげてみましょう。
今の会社に対する不満
- やりがいが感じられない
- 充実感や満足感がない
- 楽しいと感じたことがない
- いつまでも能力が上がらない
- 周囲と会話が合わないなど
- これらの「根本的な原因は何なだ」と思いますか?
それは、「本当に心からやりたいことではない」ということです。つまり、今日が最後の日だと真剣に考えたことで「このような不満が出てきた」のです。
これから先のやりたいことを考える
あなたは「どのような不満があった」のでしょうか。1番から3番は、やりたいことをすれば自然に解決する問題です。問題は、4番と5番です。この2つは、やりたいことをすれば解決できるのでしょうか。実は、この2つも解決します。つまり、5つすべて解決するのです。その理由について説明しましょう。
4.いつまでも能力が上がらない
あなたは、好きなことと嫌いなことのどちらが上達すると思いますか。当然、好きなことの方が上達する可能性が高いです。なぜなら、イヤイヤやる必要がないからです。つまり、夢中でできるのです。
心理学では「内的動機づけ」というものがあります。これは、やりたいと思っていることや楽しいと感じている方が「集中力が発揮しやすい」ということです。そして、良い結果が出ることも分かっているのです。つまり、やりたいことをする方が能力が上がる可能性が極めて高いことが証明されています。
5.周囲と会話が合わない
周囲と会話が合わないのは、やりたい仕事をしていないからです。つまり、価値観が違い過ぎるのです。
例えば、私は人の夢や目標を応援するコーチングが大好きです。嫌いな仕事をしている時は、周囲の人はコーチングのことを全く知りませんでした。だから、会話も合いません。しかし、コーチングのセミナーに行くと何時間でも会話ができます。
なぜなら、共感する価値観を持っているからです。コーチングを学んでいる人は、基本的に人を応援することが好きです。また、自己啓発や時間管理などが大好きです。おそらく、今までに読んできた書籍も似たようなものでしょう。ですから、自然と会話もはずむのです。
スポーツや趣味と同じです!
スポーツや趣味でも一緒です。私の息子はバレーボールが大好きです。友達もバレーボールが好きな仲間が集まります。休日に連絡を取り合うと、自然と「バレーボールをしよう」ということになります。また、趣味が共通の人も会話が弾みますよね。釣りが趣味であれば、自然と釣りに関する会話になります。
このように、やりたいことが同じであれば自然と会話も弾むのです。これは、仕事も同様です。つまり、今の会社の同僚と会話が合わないということは、どちらかが今の仕事を好きではないということです。好きであれば今の仕事に関する会話で盛り上がるはずですから…。
まとめ
以上が、本当に心からやりたいことに気づく考え方です。
心からやりたいことをしていれば、数多くの不満が解消されます。
特に、やりたい仕事をすると共感し合う価値観の仲間が集まります。
ですから、自然と会話も弾むのです。
そして、やりたいことは集中力が発揮され成果が出やすいというメリットがあります。
それには、今日が最後の日だと思ってイメージしてください。
そうすれば、心の奥底に眠っている本当にやりたいことに気づきます。
あとは、独立するか転職をするかの選択になります。
もし、「独立する勇気がない」のなら、最初は転職から始めましょう。
何から始めて良いか分からない時は>35歳までのおすすめ転職エージェント・求人サイトを参考にしてください。
いずれにしても、心からやりたいことをするメリットは限りなく大きいです。
それを受け取るかどうかは、今後のあなたの選択にかかっています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。