あなたとって成功とは、どのような状態を言うのでしょうか。
それを明確にしていなければ、成功しているにも関わらず満足ができません。
そもそも、
- あなたにとって成功とは何ですか?
お金がたくさん持っていることでしょうか。それとも、気の合う仲間たちと一緒に過ごすことでしょうか。
人それぞれ成功の定義は違うと思います。
共通して言えることは、大好きな仕事をすることです。
なぜなら、人生に占める仕事の割合は非常に大きいからです。
莫大な資産でもない限り、私たちは人生のほとんどの時間を仕事をして過ごすことになります。
その仕事が嫌いであれば人生は楽しめません。
そこでこのページでは、今の仕事が嫌いな場合の今後の方向性をしめす哲学について語ります。
Contents
仕事が嫌いな人が多い現状
毎日、嫌いな仕事のために会社に行くのって辛いですよね。つかの間の休日も、明日の仕事のことを考えただけで憂鬱になる。これは、ブルーマンデーと言われる現象です。つまり、あなただけではなく多くの人たちが嫌いな仕事を我慢しているのです。
国連が毎年、発表している幸福度ランキングがあります。実は、日本は先進国の中でダントツで低いのです。そして、以下のように、順位が下がり続けています。
- 2015年 46位
- 2016年 53位
- 2017年 51位
- 2018年 54位
- 2019年 58位
なぜ日本は幸福度が低いのか!
日本は、世界第3位の経済大国です。つまり、お金持ちの国なのです。それにも関わらず幸福度が低い。これは一体、どのしてなのでしょうか。これは売上や利益を優先したきた結果です。本来なら、本当にやりたい仕事を優先すべきです。
しかし、ほとんどの人が安定や知名度、給料や条件の良さで会社を決めてしまいます。幸福度が低い理由は数多くありますが、「今の仕事が楽しくない」というのが主な原因の一つと言えそうです。
しかし、本当に優先すべきは「その仕事が好きかどうか」です。その土台がないと、毎日のように仕事に行くのが辛いという状況になってしまいます。
先送りすると条件がきびしくなる
やりたい仕事につきたいけど、今の生活は壊したくない…。そうやって、我慢している人が多いです。実際、私も生活のために好きでもない仕事を我慢してきました。しかし、ふと気づくと40代もなかばに。俺の人生はこのまま終わってしまうのか…。けれど、何をどうしていいか分からない状態が続きました。
いつまでも時間は待ってくれない!
年齢というのは年を重ねるごとに早く感じられます。そして、年齢を重ねると「できないことが増えていく」のです。スポーツにしても昔のようにハードなものはできなくなります。実際、気持ちとは裏腹に体力は毎年のように落ちています。運動会で気持ちは前を向いているのに「足がもつれてコケてしまう」というのは定型的な例です。
仕事も一緒です。「いつかは」と先送りしていると、気持ちとは裏腹に年齢は確実に増えていくのです。
例えば、転職業界には35歳限界説というものがあります。これは、35歳を過ぎると急激に求人が減ることからきています。つまり、転職が非常に難しくなるのです。
実際、私が最初にした転職は38歳でした。右も左も分からない私はハローワークで求人を探しましたが、3か月近くも決まりませんでした。
このように、先送りしていと月日ばかり過ぎてしまいます。そして、もっと深刻なのは次に説明をする気力が奪われることです。
嫌いな仕事は気力を奪い取られる!
嫌いな仕事をしているとストレスが溜まります。そのストレスを仕事以外で発散できればいいでしょう。しかし、たとえ発散できたとしても、ブルーマンデーが待っています。つまり、日曜日の夜になると「会社のことを考えて身体に不調が出てくる」のです。
そして、重い足を引きづりながら会社に行きますが、嫌いな仕事は、さらに「あなたを追い込んでいく」のです。そうやって、嫌いな仕事は、あなたから気力を奪い取っていきます。そして、気づいたときに年齢は無常に過ぎています。
現状から抜け出すには?
このような状況から抜け出すには、以下の3つの選択肢があります。
- 社内の配置転換を依頼する
- やりたい仕事に転職をする
- 独立を視野に副業を始める
それでは、それぞれ具体的に説明していきましょう。
1.社内の配置転換を依頼する
今の仕事が嫌いな理由が人間関係である場合、配置転換を依頼する方法があります。しかし、これには以下の2つの条件があります。
- 今の仕事が好きであること
- 会社を辞める覚悟で臨むこと
この2つです。1番は絶対条件です。なぜなら、たとえ人間関係の問題が解決されても仕事が嫌いなことは変わらないからです。つまり、イヤイヤ仕事をやっている以上、ストレスはたまる一方なのです。また、社内異動であるのでイヤな人とも顔を合わせなくてはいけません。
次の条件は、会社を辞める覚悟で臨むことです。この覚悟がないと、上司や社長に上手く丸めこまれてしまいます。
そこで、重要なのが以下の覚悟です。
配置転換をしてくれないなら、
- 私は会社を辞めさせて頂きます!
という意気込みです。それぐらいの覚悟で臨めば、上手くいく可能性は高くなります。
2.やりたい仕事に転職をする
今の会社がどうしても耐えれない。仕事が好きになれないのであれば「転職を視野に入れる」必要があります。しかし、気をつけなければいけないのは、転職活動は在職中に行うということです。なぜなら、転職はそれほど甘くはないからです。
しかし、今の会社が「忙しくて転職活動ができない」というのなら、会社を辞めてからでも仕方がありません。けれど、その場合でも貯金はできるだけしてください。雇用保険が実際にもらえるようになるには4か月近くかかります(自己都合の場合)ですから、最低でも3か月分の生活費は貯金をしておく必要があります。あくまでも最低ラインですが…。
いずれにしても「転職はそれほど甘くない」ということだけは肝に銘じてください。具体的な方法は以下に書いてあります。転職に慣れていない方は活用しましょう。
内定をスムーズに得る5つのステップ
内定を得るには5つのステップがあります。詳しく知りたい方は、こちらのページを参照してください>転職から内定を得るまでの5つのステップ
3.独立を視野に副業を始める
最後は独立です。自由になりたければ、最終的に独立を目指す必要があります。なぜなら、会社にはルールがあるからです。給料を決めるのも、就業場所を決めるのも、ノルマを決めるのも、自分では何一つ決められません。もしかすると、成績が伸びなければリストラされることもあるでしょう。
つまり、自由になりたければ独立をするしかないのです。しかし、独立はリスクがあります。そして何もかも自分でやる必要があります。今まで会社員しかやっていない人にとって、やることが多いことに戸惑いを覚えることもあります。実際、私も最初はとまどいました。自由になるつもりが意外に自由ではなかったのです。
独立するまでの心構え!
また、自己管理は必須です。会社員であれば、社長や上司の命令に従えば済んでいました。しかし、今度は自由の代わりに誰も支持をしてくれません。ですから、毎日やることを自分で決める必要があります。
独立するメリット
このように言われると、独立をやめたくなってしまいますよね。しかし、もし独立が上手くいけば「今までストレスと感じていたことが解消されるのも事実」です。仕事は、場所や時間を問わず自由にできます。気の合う仲間と仕事に関する情報を共有して進められます。そして、やったらやった分だけ自分の利益になります。
しかし、独立はそれほど甘くはありません。ですから、最初は副業から始めてください。副業を始めるときの条件は、本当に心の底からやりたいことをすることです。これなくして長期的なビジネスの成功は難しいです。なぜなら、ビジネスは継続が重要だからです。これから先20、30年と続けていくためには好きなことでなければ継続ができません。
いずれにしても、最初は「先輩をモデルにするのが良い」です。つまり、あなたがやりたい分野で成果を上げている人のマネをするのです。そうすれば、確実に上手くいきます。まずはそこから始めましょう。
まとめ
以上が、嫌いな仕事と真剣に向き合う哲学です。
正直に言って、嫌いな仕事は「いつまでも嫌いなまま」です。
実際、私は嫌いな仕事を好きになるように努力をしました。
しかし、20年以上経った現在も嫌いなままです。現在は好きなことで独立し自由にやっています。
ですから、嫌いな仕事を好きになるように努力するよりも、好きなことに時間を使った方が楽しいです。
やり直しがきかないのが人生なら、
- ワクワクした時間を多く過ごしたくはありませんか?
答えが「YES」なら、そのための準備を始めましょう。
たとえその準備が小さな一歩でも、時が経てば大きな変化をもたらします。
決して甘い道ではありませんが、努力に値する価値のあるものです。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。