今の会社を辞めたい。今の会社が楽しくない。今の会社に希望を感じない。
このまま今の会社を続けていいのか…。
このように、あなたは感じ始めていませんか?
このような状況にあるのなら、一度ゆっくりと立ち止まり真剣に考えてください。
人生は一度きりです。やり直しができません。
この当たり前のことを、多くの人が軽く考えています。
人が後悔をするのは、やったことよりも「やらなかったことの方が大きい」です。
ですから、会社を辞めたいと感じているのなら、
- 本気でやりたいことを考えてください!
そして、やりたいことをするために今できることから始めましょう。
そこでこのページでは「今の会社を続けていいのか」と考えて始めた人が、知っておくと役立つことを紹介します。
Contents
人間関係の悩み
会社を辞めて失敗する原因として「逃げの転職」があります。これは、今の職場のイヤな出来事から逃げることをいいます。
例えば、人間関係の悩みなどがあげられます。これは顔も見たくないパワハラ上司がいたり、イチイチ文句を言ってくる同僚のオバちゃんであったります。
このようなことから逃げても、また転職先でも同じようなことが起こります。だから、逃げの転職は良くないと言います。確かに、この意見は事実です。しかし、私は「逃げたいなら逃げても良い」と思います。なぜなら、人間関係の問題は一度こじれると上手くいくのは困難だからです。
本気でやりたいことを考える
私は、どうしてもイヤなら逃げてもいいと言いました。しかし、逃げるだけでは転職は失敗をします。これは、20回以上の転職を経験してきた私の教訓です。では一体、
- どうすればいいのでしょうか?
それは、本気でやりたい仕事を決めることです。
これがないと転職は失敗をします。ですから、転職をするのなら今の状況から逃げるだけではなく「本気でやりたいこと」を考えてください。
ドリームキラー
あなたは、ドリームキラーという言葉を聞いたことがありますか。これは、あなたの夢を邪魔する人を言います。つまり、あなたが本気でやりたいことに取り組む時に邪魔をする存在のことです。
ドリームキラーが厄介なのは、身近な人が本気で邪魔をするからです。これは、あなたことを心配しているのです。しかし、心配しているからこそ厄介なのです。
例えば、嫌いな人から邪魔をされたら遠ざければいいだけです。しかし、家族や友人のような身近な人たちから、
- 悪いことは言わない夢なんてあきらめて現実を見ろ!
と言われたらどうでしょう。当然、家族や友人は本気で「あなたのことを心配している」のです。つまり、やりたいことでリスクをとるよりも今の会社にとどまるように説得します。
多くの人は、ここで挫折をします。たとえ、覚悟をもって一歩を踏み出したとしても少し上手くいかなくなると、
やっぱり夢なんて無理なんだ…。
となってしまうのです。実際、私はこの経験を何度もしてきました。しかし、私は声を大して言います。
今後、嫌いなことを10年続けるよりも、
- 好きなことを10年続ける方が絶対に幸せになれる!
と断言します。
実際、私は大好きなことで仕事をしています。決して、順風満帆ではありませんでしたが今は幸せです。もし、あのままリスクをとらずにイヤな会社にい続けたら、今の幸せはなかったです。
潜在意識を味方につける
やりたい仕事をするときに、ドリームキラーが邪魔をすることをお伝えしました。しかし、もっと強く邪魔をする存在があります。それは自分自身です。正確に言えば、ドリームキラーが言っていることを「信じてあきらめてしまうのも自分」なのです。
ですから、本気でやりたいことをするためには、「自分自身を味方につける」必要があります。
顕在意識と潜在意識
人の意識は2つあります。一つは、顕在(けんざい)意識です。これは、私たちが普通に生活しているときに何かを考えたりしている意識です。これは、自分でも意識できるので分かりやすいと思います。しかし、もう一つは潜在(せんざい)意識と言って、自覚はないけれども大切な役割をしているのです。
潜在意識の重要な役割は、危険なものから身を守ることです。この意識は太古の昔から現代まで脈々と受け継がれているものです。
潜在意識とは
潜在意識を分かりやすく説明しましょう。私たち人間は、ゾウやクマのように大きな肉体をもっていません。また、チーターやライオンのように、獲物を捕るための素早い脚力があるわけでもありません。しかし、動物の中では最も進化しました。それは、他の動物に比べ脳が発達したからです。
脳が発達したおかげで、私たちは他の動物にはない知恵を授かりました。そのおかげで、集団で狩りをしたりワナをしかけて動物を食用にしていたのです。しかし、一つ問題がありました。それは、寝ているときに他の動物に襲われる可能性があることです。
電気がなかった昔の人間は、昼間は獲物をとり夜は寝ていました。しかし、他の動物に襲われるからと言って一日中おきているわけにはいきません。なぜなら、昼間の疲れをとらなければば次の日の狩りに支障が出るからです。つまり、危険だからと言って常に脳を働かせているわけにはいかなかったのです。
そこで重要な働きをしたのが潜在意識です。潜在意識は、意識せずに外敵から身を守る役割があったのです。分かりやすくいえば、脳を休ませながら安心できる状態をキープしていました。
潜在意識が過剰反応している
このように、潜在意識という機能は非常に有効な働きをしていました。しかし、現在は太古の昔と違います。なぜなら、他の動物から襲われることがないからです。けれど、潜在意識は外敵から身を守るために過剰に反応しているのです。
例えば、転職をする場合です。今や転職市場は200万人、300万人と年を追うごとに増え続けています。これだけ転職が一般的になっているにも関わらず、今だに転職に不安を感じながら現状にとどまっている人が多いのです。
確かに、転職先が決まらず生活が困る可能性はあります。しかし、逆の場合もあるのです。つまり、やりがいや満足のいく給与がもらえることもあります。また、やりたい仕事ができ充実した毎日を過ごしている人もいます。
また、会社を辞めたいと思いながら、一歩が踏み出せず毎日ストレスまみれになっている人もいるのです。
- この違いは一体どこからきているのでしょうか?
それは、潜在意識が過剰に働き過ぎているからです。
お伝えしたように、潜在意識は外敵から身を守る働きがあります。しかし、それが過剰に働くと「今の生活を壊したない」という意識が強くなってしまいます。つまり「現状にとどまれば今の生活が維持できる」となり、イヤイヤながら会社を辞めずに過ごしてしまうのです。
潜在意識は小さな変化に鈍感
今の会社に不満を感じながら、不安で一歩が踏み出せない…。
この状態は、潜在意識が過剰に働き過ぎているからです。そこで、オススメなのは、潜在意識を味方につける方法です。やり方としては、小さな変化を起こすことです。
潜在意識は大きな変化を嫌います。なぜなら、大きな変化は生活をおびやかす可能性があるからです。ですから、潜在意識を安心させるためには、小さなことから始める必要があります。
例えば、いきなり転職のための求人探しをするのではなく、「今までやりたかったことをしてみる」のです。
私の例でいえば、コーチングがやりたいことでした。ちなみにコーチングとは、コミュニケーションをはかりながら夢の達成を応援するツールです。
しかし、実績も経験ない人間が、コーチング関連の会社に転職をするのは困難です。そこで、本を読んだり今まで経験したことをサイトを使って発信するようにしたのです。仕事が忙しかったため、最初は1日に数行しか書くことはができませんでした。しかし、元々やりたいことであったため苦になりませんでした。
そうやって継続していくうちに過疎度が増していったのです。これは、潜在意識が味方になったからです。潜在意識は習慣と一緒で、味方になってしまえば自動で働くようになります。つまり、寝ていても働いてくれるのです。
ですから、最初は小さい事から始めてください。そして、それを継続しましょう。そうすれば、潜在意識が味方になり、加速度が増します。当サイトも、今まで続けてきた集大成です。ですから、転職にこだわらずに大好きなことを始めてください。そうすれば、ストレスが発散され視野が広がっていくのが実感できます。
まとめ
以上が、今の会社を続けていいのか…。と感じたときに、知っておきたいことです。
このような状態になったときは「選択肢は転職しかない」と考えがちです。
しかし、転職には不安がともないます。その不安が大きくなると潜在意識が転職の邪魔をするのです。
その結果、会社を辞めたいのに辞められないという状態になってしまいます。
それを解消するには、潜在意識を味方にするしかありません。
潜在意識を味方につけるには、あなたがやりたいことを始める必要があります。
けれど、大きく始めてはいけません。なぜなら、潜在意識は大きな変化を嫌うからです。
ですから、小さなことから始めてください。
そうすれば、徐々に潜在意識が味方をしてくれます。
つまり、習慣になってしまうのです。
それを継続していけば、やがて加速度がついてきます。
気づいたときには、大きな力となっているでしょう。
最後の最後に味方になってくれるのは「あなた自身」であることを忘れないでください。
そには、ここでお伝えしたように、
あなたが本当にやりたいこを継続するのが最も有効な方法です。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。