今の会社で一生懸命に頑張ってきた。
頑張って、頑張って、頑張ってきたにも関わらず、その努力が実らない。
実らないばかりか、この仕事が自分のやりたいことではない…。
そう感じるにようになっている。
あなたは、そんな絶望のふちに立ってはいませんか?
人が絶望におちいるとき、「それは信じてきたものが信じられなくなった」ときです。
しかし、それは人生の方向性を変えるチャンスでもあります。
そこでこのページでは、絶望におちいったときの対処法を紹介します。
Contents
絶望はチャンス
人生には何度か、死にたくなるような絶望にふちに立たされることがあります。そのときは、はい上がる気力もないぐらいに打ちのめされるものです。しかし、いつしか時が経ち「その状況を振り返る」と人生の転機となっていることが理解できます。
けれど、それが理解できるのは、苦しい状況を乗り越えてからです。こうやって頭では分かっていても、その状態になると絶望してしまうのです。
人が絶望するときは、信じていたものが信じられなくなるときです。そのとき人は、自分自身の生き方そのものが否定された感じがします。
例えば、私の場合は、本当にやりたいと思っていたことが違っていたときでした。それまで20年近くを費やして「やっとの思いでたどりついた場所」でした。
私は長い間、コーチングで食べていくことが夢でした。コーチングとは、夢や目標をコミュニケーション・スキルを使ってサポートする手法です。
その夢を叶えるために14年つとめていた市役所を辞めました。しかし、資金が底をつき1年で断念。それから、20回以上の転職を経験。しかし、夢があきらめきれずに2度目の起業。しかし、集客が上手くいかず挫折。
人生最大の挫折を経験!
もう夢なんて追っているから辛いんだ…。と感じ、当時は引きこもりのような生活を送りました。そんなある日のこと、私が理想とするコーチングの師匠に出会います。しかし、その人のことを知れば知るほど理想とは違っていることに気づきました。それを唯一の生きる目標にしていた私は人生最大の絶望を経験したのです。
神様は、私から唯一の生きる望みも奪うのか…。当時は、そう考えて生きる希望を失っている状態でした。
このエピソードは、私の半生を簡単にまとめたものです。
絶望をチャンスに変える!
上記のエピソードだけを切り取ると、私の人生は失敗の連続でした。しかし、あきらめなければ人生は変わります。なぜなら、私は絶望をチャンスに変えたからです。
人生最悪の絶望を味わった私は、これからの人生を真剣に考えてました。「私は一体これからどうしたいのだろうか…」と。何日も何日も考え続けました。けれど、生活はしていかなければいけません。だから、本気で取り組みたいものが見つかるまでは「つなぎバイト」で急場をしのいだのです。つなぎバイトとは>>つなぎバイトの注意点
本当にやりたいことが見えてくる
つなぎバイトをしながら、本当にやりたいことを考えてました。そして、ふと気づいたのです。私がやりたいことが見つからないのは「同じような悩みを抱えている人の役に立つためではないのか」と…。つまり、私のやりたいことは「同じ悩みをもった人たちの希望の光になることだった」のです。今、このように伝えられるのは絶望を何度も味わったからです。
例えば、絶望を味わうことがなければ絶望した人の気持ちが分かりません。本当にやりたいことが見つからずに苦しんだことがなければ、同じ悩みを抱えている人の気持ちが分かりませんよね。だから、私はもがき続けてきたのです。
思い込みが悩みをつくる!
どうして、私たちには悩みが出てくるのでしょうか。それは、本人による「思い込み」があるからです。分かりやすく言えば、あなたにとって大きな悩みでも、私にとっては些細な悩みにしか感じないものがあります。
例えば、あなたにとって会社を辞めることは不安でも、私にとっては希望に感じる場合があります。つまり、同じ出来事に出会っても「一方では悩み、一方では希望となる」のです。これは、その出来事に対する解釈が違うからです。そして、その解釈を決めるのが「思い込みの違い」なのです。
思い込みを書き変えよう
繰り返しますが、絶望を感じるのは信じていたものが信じられなくなったときです。つまり、今までの思い込みが否定されたのです。しかし、今までの「あなたの人生が上手くいっていない」ということは、その思い込みは間違っていたことになります。ですから、間違っていた思い込みを書き変えるチャンスにしてください。
思い込みを捨てると、違った角度から物事が見えてきます。すると、今まで見えなかったものが見えるようになります。
例えば、私は好きなことをして食べていくのが夢でした。しかし、心のどこかで「好きなことをして食べていくのは難しい」と思い込んでいたのです。しかし、サイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)にであって「それが思い込みだった」ことに気づきました。なぜなら、好きなことで食べている人が、そのセミナーでは大勢いたからです。
思い込みの根は深い!
人は周囲の影響を強く受けます。親が「社会はきびしい」と言えば厳しいと思います。そして、周囲の人たちが「生活のためには嫌いな仕事を我慢しなければいけない」と言えば、そのように思うでしょう。実際、日本人の多くの人が嫌いでも生活のために我慢して仕事をしています。
小さい頃から言われていたことと、実際にまわりの環境が一致していると信念に変わります。私の場合であれば、親に言われていた「社会が厳しい」ことと、実際に社会に出て「好きなことで食べていくのが難しい」が一致したのです。すると、心の底では信念になります。つまり、好きなことで食べていきたいと考えながら、心の底では「それは難しい」と信じているのです。
これでは、上手くいかないのは当然です。おそらく、あなたにも同じような思い込みがあります。
- あなたの思い込みは何ですか?
絶望している原因を知るために、あなたの思い込みを書き出してみましょう。重要なのは書き出すことです。なぜなら、今の状況を客観的に見ることができるからです。分かりやすいように例をあげておきましょう。
- 今の仕事を辞めたら生活ができない
- 好きなことでは食べていけない
- 私には能力も才能もない
- 好きな分野での転職は難しい
- 絶望したら二度と立ち直れない
- 嫌いな仕事でも我慢が大切など。
他にも、いろいろ思い込みがあると思います。その思い込みを書き出したら、本当にそれが真実なのかを調べてください。「今の状態から抜け出すことは絶対に不可能なのか」を、客観的に考えるのです。おそらく、絶望と思っていたこと自体が「思い込みだった」ことに気づきます。
人間は忘れる生き物である
そもそも、人間は忘れるようにできています。実は、心の奥底では記憶していますが表面上は忘れているのです。なぜなら、忘れないと脳が混乱するからです。それを証明するのには以下の質問が有効です。
- あなたは3年前の悩みを言えますか?
きっと、覚えてはいないはずです。では、1年前ではどうでしょうか。おそらく1年前の悩みすらも覚えていないでしょう。人間の悩みとは、そんなものです。ですから、今のあなたの絶望した状況も3年後には記憶の底に眠ることになります。ですから、あまり深刻にならないでください。
絶望の先にやりたいことが見える
今の絶望した状況では難しいかもしれませんが、あなたの本当にやりたいことは確実に近づいています。なぜなら、絶望しているのは「今までのやり方が間違っていた」からです。ですから、改善していけばいいのです。
例えば、会社に絶望を感じているのなら辞めればいいのです。今の会社で、あなたの希望通りにできるのなら絶望などしません。できないことが分かったから絶望したのです。ですから、これは神様からのチャンスなのです。「今が方向転換の時期ですよ」という…。
今までの思い込みをすてると、
- 本当にやりたいことが見えてきます!
けれど、今までの状況にしがみついているうちは何も変わらないのです。ぜひ、この機会に「あなたにとって大切なことが何なのか」を考えてください。
まとめ
以上が「本当にやりたいことは人生で絶望したときに見えてくる」です。
正直、誰でも絶望は味わいたくありません。
しかし、本当に大切なことだからこそ簡単には手に入らないのです。
例えば、お母さんが子供を産むときに、何時間も苦しんで出産します。
だから、生まれてきたときは愛おしいのです。
それと同じように、絶望した先に見つからるからこそ人は大切にします。
何年もかけて貯めて購入したものだからこそ、人は大切にします。
100円均一で購入したものは、人は大切にしません。
絶望の真っただ中にいると、人はそれが分かりません。
しかし、何年か先に振り返ってみたときに、
- あの絶望が人生の転機になった!
と言えるのです。
その時まで、あなたの宝物を大切にしまっておきましょう。
いつの日か、その宝物を愛おしく眺めている自分がいることを信じてください。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。