今の仕事がどうも好きになれない。
毎日、毎日辞めたいと考えている。
けれど、本当に転職をしても後悔がないのか。
そもそも自分に合った仕事はあるのか。
それとも、頑張れば「今の仕事も合っていると胸をはって言える」のもしれない…。
しかし、その判断基準がないと時間だけが無駄に過ぎてしまいます。
そこでこのページでは、今の仕事が合っていないと感じるときの、転職を判断する7つの基準を紹介します。
Contents
転職を判断するときの7つの基準
自分に合っていないと感じても簡単に転職には踏み切れません。なぜなら、心のどこかに転職に対する不安があるからです。しかし、いつまでも同じ状態を続けていても時間ばかりが過ぎてしまいます。そこで、オススメなのが転職を判断する基準です。あなたなりの基準があれば、迷っても判断ができます。
私は20回以上、転職を経験してきました。上手くいったこと、いかなかったことを数多く経験してきました。そして、そのときに得られた教訓が、以下の7つの基準です。ぜひ、転職を判断するときに役立ててください。
- 楽しいと感じたことが一度もない
- 仕事を続けていく自信がない
- 将来に対する希望が湧かない
- 同僚との会話がかみ合わない
- 成長している実感がない
- いつも不満に感じている
- 日曜日の夕方になると憂鬱になる
以上です。
それでは、一つずつ具体的に説明します。
1.楽しいと感じたことが一度もない
仕事に対して楽しいと感じたことがないのは、今の仕事が合っていない可能性が高いです。なぜなら、たとえ嫌いな仕事でも1つや2つ楽しいことがあるからです。それすらも無いということは、今の仕事に対して身体が拒絶反応を起こしています。
例えば、今までできなかった仕事ができるようになれば楽しいと感じます。後輩に仕事を教え、感謝されたらうれしいです。また、仕事を通して、他の人の役に立ったという実感があれば「やりがい」も感じます。
このように、仕事そのものが嫌いであっても、小分けにしていけば楽しいと感じることはあるものです。もし、あなたが話好きであればお客様との会話が楽しいと感じることもあるでしょう。けれど、全体を通してイヤという気持ちが勝ってしまうと、細部の楽しい部分が見えなくなってしまうのです。
そのような状態であれば、今の仕事は合っていない可能性が高いです。ですから、転職を決める判断をしても良いのではないでしょうか。
2.仕事を続けていく自信がない
仕事が合わないと、常に自信がありません。その結果、仕事を続けていく自信がなくなります。あなたは今の仕事を何年続けていますか。まだ、新入社員であれば自信がないのも仕方がないかもしれません。
けれど、3年以上経っているにも関わらず自信がないのは問題です。
その答えは明白です。
- 今の仕事が合っていないのです!
ですから、今後も自信を持つことは難しいでしょう。そのような時は、早めに転職を決意した方が良いです。
3.将来に対する希望が湧かない
「将来に対する希望が湧かない」のも、仕事が合っていない可能性が高いです。なぜなら、合っている仕事であれば希望は自然と湧くものだからです。あなたに合っている仕事であれば、意欲的に仕事をします。その結果、知識やスキルも日を追うごとに増えていきます。
ですから、合っている仕事をしているなら年々、希望が湧いてくるものです。しかし、時間だけを無駄に過ごしていれば希望が湧かないのは当然です。この機会に、転職をすることをオススメします。
4.同僚との会話がかみ合わない
同僚との会話がかみ合わないのも、仕事が合っていない可能性が高いです。なぜなら、本当にその仕事が好きならば自然と会話がはずむからです。
例えば、同じ趣味の人とは会話が合う気がしませんか。私はコーチングが好きで、よくセミナーに参加します。そこで出会う人は、初対面にも関わらず話が合います。なぜなら、お互いにコーチングが好きだからです。ちなみ、※コーチングとは、夢や目標をコミュニケーション・スキルを使ってサポートする手法です。
これと同様に、同じ興味をもった仕事についている人は、会話がはずむものです。それができないのは、あなたと周りの人のどちらかが、今の仕事を好きではないからです。おそらく、あなたが今の仕事を好きではない可能性が高いです。
その場合、やはり本当に心の底からやりたい仕事に転職をすることをオススメします。
5.成長している実感がない
人は仕事を通して成長します。昨日よりも今日、今日よりも明日と、少しずつ成長していきます。しかし、今の仕事が合っていないと常に不満に心が奪われます。
例えば、以下のような不満ばかりを口にします。
- いつも面倒な仕事ばかり頼みやがって
- こんな安い給料じゃやってられねぇ
- 上司は口ばっかで何もしない
- なんかイライラする
- どいつもこいつも使いものになんねぇヤツばっか
こんな不満ばかりを口にしていたら要注意です。これでは、成長は望めません。逆に言えば、成長を実感していないのは、今の仕事が合っていない可能性が高いのです。このような時も、転職をするのが良いでしょう。
6.いつも不満に感じている
これは、先ほど説明した成長にも通じています。それは、いつも不満に感じていることです。人は、好きなことをしていれば不満を感じることはありません。ただし、仕事である以上「楽しいことばかり」をしているわけにはいきません。
しかし、本当に好きなことであれば、仕事であっても楽しいです。そして、その楽しい仕事をしていれば不満は自然と解消されます。けれど、何をするにも不満であれば問題です。もしかすると、今の仕事が合っていないのかもしれません。
そのような時は、転職活動を始めてください。そして、今までの経験ややりたいことなどの棚卸しをすると良いでしょう。転職活動をしたからと言って、必ずしも転職をする必要はありません。けれど、転職活動をしてみると今の会社の良さが分かる場合もあります。
また、あなたの市場価値を知ることもできるのです。詳しくは>転職から内定を得るまでの5つのステップ
7.日曜日の夕方になると憂鬱になる
あなたは、サザエさん症候群というものをご存知でしょうか。これは、日曜日の夕方になると仕事が憂鬱になる現象です。確かに、私も経験がありますが、週末の休みが終わり、
- 嫌いな仕事にいかなければいけない!
と考えるだけで憂鬱になっていました。
これから長い人生の中で、週末になると「仕事に行きたくない」と考えて生きるのは辛いです。週末だけではなく、毎日のように仕事に行きたくないのなら、それは間違いなく今の仕事が合っていません。心おきなく転職をしてください。
転職は早く活動するほど、やり直しができます。転職業界には35歳転職限界説というものがあります。これは、35歳を過ぎると転職がきびしくなることからきています。実際、私が転職活動を始めたがのが38歳でした。当時はすぐに決まるだろうと甘く考えていましたが、内定を得るまでに3か月以上もかかりました。
最近は、人出不足と言われ35歳を超えても求人はあります。しかし、転職をするなら35歳までに行うことをオススメします。やはり、年齢を重ねると物覚えも悪くなります。また、周りの人よりも年齢が上にも関わらず、下っ端から始まるのは辛いです…。
いずれにしても、日曜日の夕方になると憂鬱になるのは転職のサインが出ています。できるだけ早めに転職活動を行いましょう。
まとめ
以上が、転職を判断するときの7つの基準です。
今の仕事が合っているかは、本当は分かっているはずです。
では、一発で分かる質問をします。
今、あなたは宝くじに当たりました。金額は10億円です。
当然ながら、今後は働く必要はありません。
そのようなラッキーな状態になったら、
- 今の仕事を続けますか?
おそらく、続けませんよね。それが答えです。
つまり、あなたは生活のために我慢して仕事をしているのです。
そして、転職が不安だから今の仕事が合っているかと迷うフリをしているのです。
そうです。フリをしているのです。
実際、生活に困らないだけのお金があれば、
合っているかに関係なく仕事を辞めるはずです。
それができないのは、転職に対する不安があるからです。
ですから、まずは転職活動を始めてください。
不安は、何もしないから大きくなるのです。
実際に、転職活動を始めれば不安は和らぎます。
大変かどうかは、やってみないと分かりません。
そのためのノウハウは、私のサイトをみて勉強してください。
くれぐれも、何の準備もせずに会社を辞めることだけはやめてください。
あなたにピッタリと合った会社が見つかることを願っています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。