会社の人間関係が上手くいかない。
面倒な仕事を押し付けられてイライラする。
給料が安いのに、毎日コキ使われて頭にくる。
そのストレスを、甘いものやパチンコ、お酒で発散。
気づくと、給料日前はいつも金欠に…。
- あなたはこんな状態から抜け出したくありませんか?
特に、最近は近くにコンビニができ、手軽にスィーツなどを購入できます。
ついつい、ストレス解消のために仕事帰りに購入してしまう。
その気持ち、すっごくよく分かります。以前の私もそうでしたから。
けれど、それは麻薬と一緒で一種の依存症です。
ですから、できるだけ早く対策を取った方が良いでしょう。
そこでこのページでは、仕事のストレスでお金を使ってしまう心理と対策を紹介します。
Contents
ストレスでお金を使ってしまう心理
ムカつく上司に怒られたり、上っ面な会話しかできない職場の人間関係であったり。面倒でつまらない仕事をやらされたり。安い給料でコキ使われたり。仕事って、ストレスがたまりますよね。
今すぐにでも会社を辞めたいのに、生活のために我慢しているとストレスがたまるのも当然です。人は、基本的に弱い生き物なので、そのストレスをお金を使って発散します。なぜなら、手軽に解消できるからです。それが、人間の心理というものです。
依存症に注意!
昨今、芸能人の麻薬や大麻による逮捕が相次いでいます。彼らがクスリに手をそめてしまった主な原因はストレスです。おそらく、最初は軽い気持ちで始めてしまったのでしょう。そして、仕事のストレスを発散するため、1回、2回と手を伸ばしていったに違いありません。そして、気づくと依存症に…。
私には関係のない話?
クスリに手をそめるヤツの気がしれない。あいつらはバカだ。薬物に逃げるなんて精神的に弱い人だ。などと、他人事に考えていませんか? おそらく彼らも手をそめる前は、他人事のように考えてたことでしょう。けれど、軽い気持ちで手をそめてしまった。それもストレスを解消するために…。
確かに、薬物は絶対にやってはいけません。けれど、これと同じようなことを私たちもやっています。ただ、それが犯罪ではないだけです。それは、薬物依存ではなく依存症という形であらわれます。
例えば、
- スロットやパチンコをする
- スィーツなどの甘い物を食べる。
- ポテトチップスなどのお菓子を食べる
- 酎ハイや生ビールなどのお酒を飲む
- 洋服などの買い物をする
- アダルト系の動画を観る
- 妻や夫以外の人で性欲を満たす
これ以外にも、数多くあるでしょう。
これらに共通していることとして、
- お金がかかる
- 手軽にストレスが発散できる
- 気づくと依存症になっている
- 依存症という自覚がない
- エスカレートする
これらは薬物依存という犯罪行為ではありませんが、やめられないという意味では「依存症」と言えます。
どんな生活習慣を送っているか
実は私自身も、仕事のストレスで長いあいだ依存症でした。というか、自覚もありませんでした。しかし、生活習慣を見直す機会があり、お金を使ってストレスを解消していることが分かったのです。
例えば、私は人間関係が苦手です。ですから、会社の同僚とは仕事以外のプライベートな話は一切しませんでした。本来は、話好きなのに、職場では話がかみ合わないのです。
そのストレスを甘い物で満たしていました。仕事帰りにはコンビニでスィーツを購入していました。また、お金がピンチになるとシャトレーゼに行き、クリーム系のアイスをまとめ買いするのです。
夕食も唐揚げやこってり系の揚げ物が大好きでしたし、その後にスィーツ。そして、締めに柿ピーを食べる。その後、ダラダラとテレビを観ながら寝る。このように身体に良くない生活を毎日おくっていたのです。その結果、不規則な生活が原因で「尿管結石」になったのです。
尿管結石という病気は、腎臓にたまった結石が尿道につまる病気です。症状としては、腹痛や背筋痛、そして全身に痛みが走ります。それも、5、6時間は続きます。私は痛みに耐えられなくて救急車で運ばれました。病院についてからも、いくつもの点滴を打たれ、もがき苦しみました。
医者からは「ストレスと食生活が原因」だと言われ、生活習慣を改めないと糖尿病になると脅されたのです。
あなたの生活習慣は?
それ以来、私は生活習慣に気をつけるようになりました。けれど、仕事のストレスがたまってくると「バカ食い」をしてしまうのです。そして、半年後に尿管結石が再発したのです。こんな生活を繰り返していたら、いつか重い病気にかかってしまうと危機感を感じ、会社を辞めました。
- あなたの生活習慣は大丈夫でしょうか?
私のように、食後に甘い物を食べたり、お酒を飲んでドカ食いをしていないでしょうか。週末になると買い物で発散たりしていませんか。そのような生活をしていると、多額のお金を浪費します。ですから、根本的な原因を取り除くことが重要です。
ストレスの根本原因
人は適度なストレスであれば、何の問題もありません。むしろ、ストレスは人を成長させます。身体に負荷をかけないと筋肉が発達しないように、人の成長にはストレスが必要です。しかし、多くの人がストレスを甘くみます。そして、「生活していくには我慢が必要だ」と言って無理を続けるのです。
そして、そのストレスを発散するために依存症の道へ足を踏み入れるのです。これって、実は薬物依存のプロセスと一緒です。ただ、法律にふれているかいないかの問題だけです。つまり、気づいたときには抜けられない状態になっています。
放置は危険!
この状態を放置していると、ウツや依存症になります。私は両方とも経験をしましたが、その原因は合わない仕事でした。人は、合わない仕事をしていると、我慢や無理をします。そして、そのストレスを手軽なことで発散をするのです。特に、食べ物で解消することが多いです。
昔からダイエットは、大きく取り上げらます。私も経験がありますが、失敗するたびに自己嫌悪になりました。何度チャレンジしても失敗する自分がなさけなくなるのです。
しかし、その状態を放置するのは危険です。なぜなら、原因は依存症だからです。その原因を取り除かない限り、今後もダイエットは失敗します。
このように、食べ物への依存症は生活習慣病へと発展します。最初は体型にあらわれます。お腹がポッコリでたり、顔色が悪かったりしたら要注意です。ですから、放置せずに早めに原因を取り除きましょう。
根本原因は合わない仕事
依存症は、改善するのは難しいです。なぜなら、根本的な原因は合わない仕事にあるからです。実際、私はいろいろな対策をしてきましたが、上手くはいきませんでした。
例えば、ウォーキングで汗を流したり、クラッシックを聴いてリラックスしたり。他にも体の緊張をほぐすためにマッサージに通ったりもしました。
しかし、それらは対処療法でしかないのです。つまり、一時的にはストレスが発散しますが、時間が経てば元に戻ってしまいます。また、年齢を重ねるほど状態が悪くなってしまいます。私の場合は、それが尿管結石でした。
根本原因は合わない仕事!
仕事のストレスは人ぞれぞれですが、
根本の原因は、
- 今の仕事があなたに合っていないのです!
それを変えない限り、依存症を改善することは難しいです。
実際、私は20回以上の転職を繰り返しましたが、依存症は治りませんでした。しかし、今は改善しています。なぜなら、会社を辞めて独立をしたからです。好きな仕事を自由にできるようになって、ストレスにお金をかけることもなくなりました。
独立はオススメしない
だからと言って、いきなり独立することはオススメしません。ちなみに私は3度の起業に失敗しています。その都度、家族に迷惑をかけました。妻や子供もよくついてきてくれたと思います。ですから、まずは、やりたい仕事に転職をしてください。何をしていいか分からない場合は>35歳までの「適職・天職」の見つけ方を参考にしてください。
いずれにしても、今の辛い状況を放置するのは危険です。できるだけ早く、転職活動を始めてください。転職活動を始めたからと言って、必ずしも転職をする必要はありません。実際に始めてみたら「今の会社の方がいい」という結論に達することもあります。
そのためには、必ず内緒で転職活動を行いましょう。内緒で行っていれば、どちらにころんでもやり直しができます。ですから、コッソリと在職中に行ってください。
まとめ
以上が、仕事のストレスでお金を使ってしまう心理と対策です。
本人に自覚がないまま、依存症になっている人は多いです。
それは裏を返せば、我慢して仕事をしているからです。
本当にやりたい仕事を楽しんでやっていれば、ストレスはそれほどたまりせん。
やりたい仕事でも、長く拘束されたり、納期などがあれば多少のストレスはあります。
しかし、好きでもない仕事ほどストレスはたまりません。
ですから、
- あなたの適性に合った仕事をしてください!
くれぐれも、放置はしないようにしましょう。
依存症は、どんどんエスカレートします。
中には一つではなく、他のことにも波及していきます。
気づくと、私のように生活習慣病になってしまいます。
ですから、放置は絶対にしてはいけません。
あなたに適性に合った仕事につけることを願っています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。