現在の会社の給料が安い。
残業代がついて、何とか生活できるレベルだ。
会社自体の業績から考えて、いつまで残業代が出るか分からない。
このままいけば、じり貧生活まっしぐら…。
会社を辞めて転職をしようか。
それとも、この会社に残った方がいいのか。
- あなたはこんな状態で悩んでいませんか?
実際の話、転職をしたからと言って給料が上がるとは限りません。
ある調査では転職者のうち3割の方は、給料が下がっています。
ですから、あなたも下がってしまうかもしれません。
実は、転職をして給料が下がる人には特徴があります。
その特徴を知っていれば、対策がとれます。
そこでこのページでは、転職で給料が下がる人の7つの特徴を紹介します。
Contents
給料だけで転職を決めてはいけない
私は20回以上の転職経験があります。その経験を通して得られた教訓は、給料だけで転職を決めていけないということです。なぜなら、給料が下がれば会社にいる意味がなくなるからです。しかし、給料がやる気につながるのも正直な所です。
ですから、給料だけではなく、
- 好きな仕事に転職をしてください!
これだけは絶対に守ってください。そうすれば、たとえ、給料が下がっても仕事には満足ができます。実際、好きな仕事であれば給料が上がる可能性も高いです。なぜなら、周りがイヤイヤ仕事をやっている中で、あなたは仕事を楽しくできるからです。
転職をしてみると分かりますが、ほとんどの人は好きで仕事をしていません。生活のために我慢してやってるのです。そんな中で、楽しんで仕事をしている人がいたらどうでしょうか。その人は確実に周りよりも成果を出します。
ことわざで「好きこそものの上手なれ」というものがあります。これは、好きであれば熱中してできるので上達が早いという意味です。つまり、好きな仕事であれば他の人よりも上達が早く成果も出やすいのです。
やっぱり給料も大事!
そうは言っても給料は高いに越したことはありません。そこで、転職をして給料が下がる人の特徴を知っておけば対策がとれるようになります。そこで次に7つの特徴を紹介します。
給料が下がる人の7つの特徴
繰り返しますが、私は20回以上の転職経験者です。ですから、転職に対する数多くの情報を知る機会がありました。そんな中で、給料が下がる人には特徴があることを知りました。それが以下の7つです。当てはまるものが1つでもあれば要注意です。そのときは転職を決める前に対策をとっておきましょう。
- 未経験の職種へ転職する人
- 40代以降に転職をする人
- 市場価値を把握していない人
- 仕事を適当にこなしている人
- 経験を生かしきれない人
- 責任感のない人
- 転職を繰り返す人
以上です。
それでは、1つずつ具体的に説明します。ちなみ、この順番は順不同で優先順位はありません。
1.未経験の職種へ転職する人
未経験の職種は、かなりの確率で給料が下がります。求人の募集要項に「未経験者OK」と書かれてあるので、思い切って募集してみようと考える人が多いです。しかし、私は職種の変更はオススメしません。なぜなら、失敗する可能性が高いからです。
20代であれば未経験でも対応ができる可能性はあります。しかし、30代からの職種を変更するのは、かなり厳しいと考えてください。
- その仕事が好きでたまらない状態なら止めません!
けれど、かなりリスクが高いことだけは忘れないようにしましょう。その覚悟があるならチャレンジをしてください。
実際、私も40代前半のときに未経験の職種を経験しました。事務職しか経験がなかったにも関わらず、給料が高いという理由で建設のリース会社に入社したのです。しかし、バックホウなどの重機の運転、20㎏以上もある重い建設資材の持ち運びがあり、1年で身体を壊してしまいました。
特に、30歳を超えてからの未経験職種への転職は注意が必要です。なぜなら、予想以上に慣れるまでに時間かかるからです。
2.40代以降に転職をする人
40代以降の転職も給料が下がる可能性が高いです。特別なスキルなどを持っていれば上がる可能性もあります。しかし、能力に自信がない方は危険です。また、この年代になってくると求人も少ないです。
転職業界には「35歳転職限界説」というものがあります。これは、35歳を超えると、求人数がガクッと減ることからきています。最近は、人手不足から求人も多くなってきています。しかし、介護業界などの一部の業種だけです。ですから、余程の自信と覚悟がない方は転職を考え直した方がいいでしょう。
3.市場価値を把握していない人
あなたは、転職市場で「自分の価値がどれぐらいであるか」を調べたことがありますか。つまり、あなたの現在の能力の値段です。今の会社で能力が高くても、他の会社では通用しないこともあります。
まずは転職をする前に、
- 自分の市場価値を調べてください!
そうすれば、事前にどれぐらいの給与水準になるのが分かります。手軽に調べられるのがミイダスです。このサイトはスマホで簡単に年収が分かるようになっています。あなたの現在の価値を知っておくだけでも、今後の転職活動に役立ちます。
4.仕事を適当にこなしている人
仕事を適当にこなしている人も、給料が下がる可能性が高いです。なぜなら、どの会社に行っても手を抜くからです。このような人は、周りが見ていないと仕事をいい加減にします。当然ながら良い成果は出ません。
このような人に限って、環境が変われば「やる気が起きる」なんて言います。しかし、
本当に仕事ができる人は、
- 人の評価など気にしません!
周りが見ているからと仕方なく仕事もしません。純粋に仕事が好きなのです。自分が好きなことをして人の役に立ったとき、喜びが得れます。結果として、大きな見返りが得られるのです。
一流のプロ野球選手が、このヒットを打てば1本5万だ、10万だと考えていたらどうでしょうか。そんな選手を魅力的だとは思いませんよね。
それと同様に、この仕事をすれば何万円の給料がもらえる。そんなことばかり考えていても、つまらないと思いませんか?
そのような人に限って、「安い給料しかもらってないから仕事も適当にする」と考えます。だから、給料が上がらないのです。このように偉そうに言っている私も、昔はそうした考え方でした。
しかし、好きな仕事で独立してから考え方が変わりました。なぜなら、何をやっても上手くいかなかったからです。けれど、好きなことを出し惜しみすることなく全力でやるようになって、上手くいくようになったのです。ですから、あなたも手を抜かずに全力でやってください。
必ず、その見返りは「あなたの元に返ってくる」はずですから…。
5.経験を生かしきれない人
転職をして給料が上がらない人は、今までの経験を生かしていません。もしかすると、自分の能力を過信していたのかもしれません。どんな仕事でも、何度も繰り返していけばスムースにできるようになります。
たとえ、転職をしたとしても、ベースが一緒であれば素早く対応ができます。もし、過去のプライドが邪魔をしているなら
- そんな小さなプライドは捨ててください!
偉そうに言っている私も、今までの経験を生かしきれずに悩んだことがあります。当時は、「俺は今まで一体何をしてきたんだ…」と自分を責めました。けれど、悔やんだところで何も変わりません。
人は気づいてからが勝負です。もし、あなたも私と同じような状態になったら、悔やむよりも前進する。それを忘れないようにしましょう。
6.責任感のない人
責任感のない人も、給料が下がる可能性があります。たとえ、上手く転職ができたとしても、いずれ給料は下がっていきます。なぜなら、責任感のない人は仕事の精度が低いからです。責任感のない人は、何か問題があると周りのせいにします。そして「これは私の責任じゃない」と逃げるのです。これでは、良い成果など期待できません。
逆に責任のある人は、必ず納期は守ります。そして、上司やお客様が求めている以上のものを提供します。それがプロとしてのプライドです。
7.転職を繰り返す人
転職を繰り返す人も要注意です。実は、私もこのパターンで給料が激減しました。日本は欧米と違って、転職をキャリアップと考えてくれません。キャリアアップどころか、転職を繰り返す人は問題児として受け取る傾向があります。ですから、余程の能力がない限り給料は下がります。
転職に失敗する人は、一時的な感情で踏み切ってしまいます。つまり、準備不足です。実は、転職をスムースに行うにはコツがあります。私はそれを5つのステップとしてまとめました。詳しくは>転職から内定を得るまでの5つのステップを参考にしてください。
転職を繰り返してしまう主な原因は、人間関係が上手くいかないことです。ですから、事前に社風などを調べておくのが良いでしょう。しかし、会社の雰囲気などの情報を知るのは難しいです。そのような時は転職エージェントを活用してください。転職エージェントについては、転職エージェントって何?で詳しく説明してあります。
まとめ
以上が、転職をして給料が下がる人の7つの特徴です。
あなたは、この7つのうち
- どれかに当てはまりましたか?
このページでもお伝えしましたが、転職は給料だけで決めると失敗します。
なぜなら、給料は会社の業績で下がる場合があるからです。
だから、転職をする動機は、
あなたが心からやりたい仕事をしてください!
これさえ守ってもらえれば、給料は後からついてきます。
「好きこそものの上手なれ」は真実です。
ですから、あなたも好きなことを仕事にしてください。
そうすれば、心からの満足感が得られます。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。