新しい仕事を始めたり、慣れない作業を頼まれると、
失敗ばかりして気分が落ち込む時があります。
周りも最初は大目に見てくれたとしても、何度も同じミスをすると叱られてしまいますよね。
けれど、人はもともと失敗する生き物です。
だから、それほど落ち込む必要はありません。
むしろ、落ち込んでいると余計に失敗をしてしまいます。
そこでこのページでは、失敗で落ち込んだ心を立ち直らせる秘訣を5つ紹介します。
Contents
落ち込んだ心を立ち直らせる5つの秘訣
落ち込んだ心を立ち直らせる秘訣は、以下の5つがあります。この秘訣を知っておくことで、次に引きずることがなくなります。5つのうちで、あなたがシックリとくるものを選択しトライしてみましょう。最初は、無理せず取り組めるものから気楽に始めてください。慣れてくれば習慣になって、自然とできるようになります。
- 必要以上に自分を責めない
- 気分転換をする
- 失敗を貴重な経験と考える
- ステップアップの機会にする
- 失敗は自分と向き合うチャンス
以上です。
それでは、一つずつ具体的に解説しましょう。
1.必要以上に自分を責めない
仕事で失敗をすると、どうしても自分を責めてしまいます。すると、余計に気分が沈んでしまいます。そもそも、失敗をして周りから非難の目で見られていたり、上司から怒られていたはずです。そこで追い打ちをかけるように、
自分まで責めてしまうと、
- 立ち直るきっかけを失ってしまうのです!
ですから、自分を責めないでください。だからと言って、反省もせずに開き直るのも危険です。なぜなら、改善する機会を失ってしまうからです。
失敗は失敗のままで終わらせるから傷口を広げてしまうのです。しっかりと原因を突き止めて、次に同じ失敗を繰り返さないように改善をすれば良いのです。そうすれば、失敗ではなく成功への足固めになります。
2.気分転換をする
人間である以上、失敗をすれば落ち込みます。それは、ベテランであっても一緒です。しかし、仕事ができる人の特徴として気持ちの切り替えが速いというのがあります。つまり、気分転換をする方法を知っているのです。そこで、気分転換をする7つの方法を紹介します。
気分転換をする7つの方法
- 机の上を整理する
- 深呼吸をする
- ストレッチをする
- アメやガムを食べる
- 話を聞いてもらう
- 目を閉じてリラックスる
- 休憩時間に仮眠をとる
他にも休憩時間に好きな音楽を聴いたり、ウォーキングをするのも気分が晴れやかになります。
いずれにしても、
- あなたが心地良いと感じる方法を探してください!
そうすれば、いざ失敗したときに気分転換ができます。良くないのはモヤモヤした状態を引きずることです。
3.失敗を貴重な経験と考える
失敗をして気分が落ち込むのは、失敗を悪いことだと考えているからです。しかし、失敗は悪いことではありません。
あの発明王であるエジソンは、
- 失敗ではない。うまくいかない方法を発見したのだ!
と言っています。
また、エジソンは次のように言っています「私たちの最大の弱点はあきらめることにある。成功するのに最も確実な方法は、つねにもう一回だけ試してみることだ」
確かに、エジソンの言うとおりです。私たちは失敗を極度に恐れ過ぎています。しかし、失敗は上手くいかない方法が分かったのです。ですから、一歩前進したことになります。つまり、貴重な経験がが積めたと考えてください。
4.ステップアップの機会にする
失敗を失敗のまま終わらせる。これではステップアップになりません。次へつなげるためには、周りはどのようにやっているかを観察しましょう。つまり、モデルとなる人を探すのです。同じような仕事内容の人がいない場合、先輩や上司に聞いてみると良いでしょう。
仕事ができる人には必ず理由があります。仕事ができる人とできない人の違いは、習慣です。ですから、できる人の習慣をマネすれば良いのです。
例えば、仕事ができる人は段取り上手です。段取りとは準備と考えてもらえば良いでしょう。できる人は、頭の中で軽いリハーサルをしているのです。
また、仕事できる人は頭の中が常に整理されています。頭の中を整理するには、身の回りの整理整頓から始めると良いでしょう。
身の回りがキチンとしていると、頭の中もスッキリします。その整理された状態で、段取りを進めるのです。段取りと言っても難しく考える必要はありません。
段取りの方法
- 前の日に明日やることを箇条書きにする
- 失敗しそうなものがあれば注意するポイントを書き出す
この2つをするだけで失敗はかなり減ります。
5.失敗は自分と向き合うチャンス
このページで取り上げた方法を何度も試しても失敗がなくならないようなら、今の仕事が合っていない可能性があります。おそらく、あなたも今の仕事が非常にストレスになっているのではないでしょうか。そのようなときは、上司に配置転換をお願いしましょう。
それも難しいようなら、
- 転職を検討してください!
改善や段取りをしても失敗するのは、仕事が合っていないのです。そのような時は、一時しのぎで気分転換をはかっても上手くいきません。むしろ、精神的に追い込まれるだけです。
ただし、転職を甘くみると痛い目に合うので注意が必要です。転職をスムーズに行うには、5つのステップがあります。そのステップどおりに進めれば効率良く転職活動が進みます。詳しくは>転職から内定を得るまでの5つのステップ
転職活動を始めるときの注意点
転職活動は、必ず在職中に行ってください。なぜなら、会社を辞めてしまうと生活費の心配があるからです。特に自主退職の場合は、失業給付がもらえるまでに3カ月程度かかります。その間は、貯金を切りきずすことになります。まして、年齢が高くなると予想以上に期間がかかります。
例えば、私が最初に行った転職活動は38歳でした。なんとかなるだろうと高をくくっていましたが、それは甘え考えでした。結局、3カ月は内定がもらえず大変辛い思いを経験しました。
当時は、少ししか貯金がなかったため
- お金の不安で夜も眠れませんでした!
ですから、会社に辞めると告知するときは、転職先が決まってからにしてください。
まとめ
以上が、失敗で落ち込んだ心を立ち直らせる5つの秘訣です。
仕事で失敗をすると気分が落ち込みます。
これは、あなただけではありません。
ただし、この5つの方法を知っていれば気分転換が可能です。
けれど、根本的に問題なのは、
- 失敗をそのままにしてしまうことです!
すると、必ず同じような失敗を繰り返します。
ですから、失敗をしたら原因をつきとめてください。
そして、次回は失敗をしないように工夫をしましょう。
そうやって前向きに対応していけば失敗が減ってきます。
失敗が減れば気分の落ち込みが少なくなります。
その結果、気分が晴れやかになり今までのミスが嘘のようになくなります。
つまり、好循環が生まれるのです。
私はそのようにして、気分の落ち込みに対処してきました。
ですから、
あなたも大丈夫です!
どうしても、我慢できない時は転職を検討しましょう。
いずれしても、
良くないのは、落ち込んだ気分を長引かせることです。
ですから、失敗をしたら工夫をして気分転換をはかってください。
あなたが気持ち良く仕事ができることを願っています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。