希望をもって入った会社も、
いつしか辛く我慢の日々を送るようになった。
周りも頑張っているから、自分も頑張らなければいけない。
けれど、いつまで頑張り続ければいいのだろうか…。
あなたは、このようなことで悩んでいませんか?
確かに、頑張ることは悪いことではありません。
しかし、希望のもてない頑張りは長くは続きません。
つまり、苦しいだけの頑張りは、
会社にとっても、あなたにとっても良くないことなのです。
その原因は、今の会社が
- あなたに合っていないのです!
そこでこのページでは、頑張り続けても上手くいかない理由を説明します。
Contents
頑張ることは良いことなのか?
あなたは「頑張る」と聞いて、どのようなイメージをもつでしょうか。おそらく、悪いイメージはもっていませんよね。実際、私も頑張ることは悪いことだと考えていません。
例えば、息子が部活でバレーボールを頑張っているときは誇らしく感じていました。そして、息子の頑張っている姿をみると「私も頑張ろう!」という気持ちになりました。ですから、頑張ることは悪いことだとは思いません。
頑張れば報われるのか?
「頑張ることは悪いことではない」とお伝えしました。では、頑張っていれば必ず報われるのでしょうか。いいえ、必ずしも報われるとは限りません。すべての人が報われるのなら、世の中は成功者でいっぱいなっています。しかし、周りを見渡しても成功している人の方が少ないです。
では、どうして成功している人は少ないのでしょうか。
それは、
- 頑張る方向が間違っているからです!
例えば、あなたが将来、温かいオーストラリアで暮らしたいのに、寒いロシアで暮らしているようなものです。気候だけではなく言語も違います。ですから、どんなに努力をしても報われることはありません。
このように、頑張る方向性は大事です。これは、会社でも同じです。つまり、頑張って報わる会社であれば希望がもてます。しかし、頑張っても辛いだけの状況なら報われることは難しいと言えます。
頑張り過ぎは要注意!
「頑張れば必ず報われる」という思い込みが強いと、自分の限界を超えてしまいます。その結果、精神的に病んでしまうことがあるので注意が必要です。
例えば、以前いた会社で私は上司からパワハラを受けていました。その上司は、私のことを無視するだけではなく嫌がらせをしてきました。その嫌がらせが4年近く続いた結果、私は人と目を合わすことすらできない状態になりました。
当時は、成果を出せば上司も理解してくれると考え頑張り過ぎてしまったのです。その結果、私は人とまともに会話もできない状態になりました。10年近く経った今でも、心を開いての会話ができないときがあります。
このように、「頑張れば必ず報われる」という思い込みが強すぎると、
- 精神的に病んでしまうことがあるのです!
ですから、頑張り過ぎてしまう方は要注意です。そのことを忘れないようにしてください。特に、日本人は「頑張ることを良し」とする傾向が強いです。むしろ、頑張らないことに罪悪感を感じる人も多いです。ここで注意して欲しいのは、頑張りが悪いわけでなく「頑張る方向性」が重要なのです。
頑張る方向性が重要
繰り返しますが、頑張ることが悪いわけではありません。しかし、頑張る方向性が間違っていると報われることはありません。たとえ、報われることがあっても、一時的な満足で終わってしまいます。では、方向性とは一体どのようなものである必要があるのでしょうか。それは、以下のようなことです。
- 今は辛いけど将来に希望がもてる
- 苦しいけれど「やりがい」がある
- 頑張っている感覚がない
- 頑張った以上に成果が得られる
- 頑張っているが充実している
このような状態であれば、未来に希望を感じられます。人が頑張り続けらえるのは、今が辛くても「将来的に報われると信じられる」からです。しかし、多くの人が未来に希望をもっていません。ただ生活のために我慢しているのです。
これが問題なのです。夢も希望もない状態で頑張るのは拷問です。これでは、自分を虐待しているのと一緒です。そのため報われることはありません。
今までの頑張りを捨てられますか?
今まで頑張ってきたことを辞めることは、正直つらいです。それが仕事であれば、なおさらでしょう。しかし、そこで潔く(いさぎよく)辞められるか。それにかかってします。しかし、よく考えてください。辛く苦しいだけで今後も我慢を続けられますか。希望がもてるでしょうか。
答えがNOなら、
- 今の仕事を辞める勇気を持つことです!
今すぐにとは言いません。きっちりと準備を始めれば良いのです。私のように、精神的に病んでしまう前に準備を始めましょう。
今までの頑張りは無駄じゃない!
「今までの頑張りを捨てる必要がある」と言いました。しかし、実は今までの経験は無駄ではありません。むしろ、あなたの力になっています。なぜなら、頑張っていない人に比べて能力を磨いてきたからです。問題なのは、方向性を正すことです。方向性さえ正せば、あとは今までのように頑張るだけです。
方向性を正す質問
では、どのようにして方向性を正すことができるのでしょうか。それは、以下の3つの質問を繰り返すことです。
- 本当に心の底からやりたいことは何か?
- 私はどんなことに喜びを感じるのか?
- 半年しか生きられないとしたら何をするか?
この3つの質問を繰り返し何度も自分に問いかけてください。一度や二度ではなく何度も繰り返すことが重要です。そうすれば、必ず本当にやりたいことが見つかります。あとは、それに向かって頑張り続ければ良いのです。そうすれば、確実に理想に近づきます。
まとめ
以上が頑張り続けても上手くいかない理由です。
頑張って報われるのは、あなたが心から求めてる理想を知ることから始まります。
多くの人は、心の底からやりたい仕事を考えずに就職します。
実際に働いてみて、報われいない現実を目の当たりにします。
そして、「頑張れば報われる」と信じて、今の仕事を頑張り続けます。
しかし、頑張っても一時的な満足で終わります。
なぜなら、
それは、心の底からやりたいことではないからです。
その結果、頑張っても報われません。
逆に、やりたいことをすれば未来に希望が持てます。
何より、仕事を楽しめるのです。
これに勝る成果はありません。そして、最終的に報酬も上がっていきます。
いずれにしても、方向性を正さない限り、
今後も報われることはないでしょう。
今まで頑張ってきたことを手放すのは勇気がいります。
しかし、それを手放さない限り理想に近づくことはできません。
今まで通りの頑張りを続けるのか、
それとも方向を正して新しい頑張りをするのか、
その選択は、あなたにかかっています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。