転職をしても新しい会社に馴染めず、すぐに辞めてしまう人がいます。
辞めないにしても、辞めてしまいたくなる時もあります。
こういった時はどうしたらいいのでしょうか?
実は、転職をしてすぐに会社を辞めたくなる人には特徴があります。
その特徴を知っておくことで、対策がとれるようになります。
そこでこのページでは、転職で失敗してすぐに会社を辞める人の5つの特徴とその対策を紹介します。
Contents
すぐに会社を辞める人の5つ特徴とその対策
転職をしてすぐに会社を辞める人の特徴は以下の5つです。あなたに当てはまるものがあったら、注意が必要です。転職をする前に、しっかりと対策をとっておきましょう。
- 全てが解決すると思い込んでいる
- 給料などの条件だけで決めている
- 自分以外の責任にしている
- 慣れるまでの辛抱が足りない
- 本当にやりたいことを優先していない
以上です。
それでは1つずつ具体的に解説します。
1.全てが解決すると思い込んでいる
転職をしてすぐに会社を辞めたくなる人の特徴として、転職をすればすべてが解決すると思い込んでいることがあげられます。しかし、転職をしたからと言って問題が解決するとは限りません。むしろ、問題が増える場合もあります。
例えば、私は20回の転職経験がありますが、すべてが希望どおりの会社はありませんでした。一つ問題が解決すれば、また一つ二つと増えていく場合もあります。
特に人間関係の問題は、どの会社にもあります。冷静に考えれば分かりますが、会社のすべての人と上手くいく関係というのは難しいです。関係する部署には一人や二人、相性の合わない人は必ずいます。
対策
対策として、どの会社にも問題はあるということを認識することです。そして、
転職をする前に、
- これだけは絶対にゆずれない!
という問題だけを明確にしておくことです。そうすることで、転職の目的がはっきりします。仮に、転職をして「その問題が解決しない場合は会社を辞めるしかない」と覚悟も決まります。
しかし、目的が明確にしていないと「転職を繰り返すことなってしまう」のです。なぜなら、すべての問題を解決してくれる会社はないからです。いずれにしても、絶対にゆずれない条件だけは明確にしてください。
2.給料などの条件だけで決めている
会社をすぐに辞める人の特徴として、リサーチ(調査)不足があげられます。転職をするときは、以下の画像のように求人条件を見て判断するのが一般的です。しかし、それだけではリサーチが足りません。
対策
対策としては、できるだけ多くのリーサーチをすることです。リサーチの方法としては以下を参考にしてください。
例えば、夜遅くに転職先に行ってみることで夜遅くまで残業をしているかが分かります。また、大きな会社であれば会社のパンプレットやホームページを参考にするのも良いでしょう。その業界で働いている友人がいれば、詳しく情報を聞くのも良いです。
オススメなのは転職エージェントです。転職エージェントは、求人会社をあなたに紹介してくれる仲介役をしてくれる転職の専門家です。あなたの条件に合った求人を探してくれるため、時間の短縮にもなります。詳しくは>転職エージェントって何?
3.自分以外の責任にしている
すぐに会社を辞める人の特徴として、自分以外の責任にしていることがあります。つまり、悪いのは全て周りのせいということです。確かに、周囲の人や環境が悪い場合もあります。しかし、原因を自分以外のせいにしていると問題の本質が分からなくなってしまいます。
例えば、私は人間関係が苦手でした。なぜなら、父親が傲慢で私のことをバカにしていたからです。ですから、父親みたいな傲慢な上司がいると耐えられませんでした。
しかし、そのことが分からなかったときは、傲慢な上司から逃げれば解決すると思い込んでいたのです。
このように、責任を周りのせいにしていると問題の原因が分からなくなってしまいます。私は何度も転職を繰り返すうち、問題は自分にあることが理解できました。
対策
対策としては、できるだけ自分の責任と考えるクセをつけてください。そして、その原因をつきとめてください。原因が分かれば解決の糸口が見つかります。解決策は、その問題に詳しい先輩や友人に聞くと良いでしょう。また、グーグルで検索をすれば解決法が掲載されています。
4.慣れるまでの辛抱が足りない
すぐに会社を辞める人の特徴として、慣れるまでの辛抱が足りないことがあります。たとえ、今の会社で仕事をバリバリしていたとしても、転職先にいけば慣れるまで時間がかかります。確かに、転職では即戦力が要求されますが、新しい職場に慣れるには辛抱が必要です。
例えば、偉そうに言っている私も、周囲の期待に応えるように背伸びをしたことがあります。しかし、あまりに出しゃばり過ぎると周りはけむったく感じます。それよりも、半年ぐらいは謙虚な気持ちで仕事に取り組んだ方が上手くいきます。
対策
対策としては、最初の3か月ぐらいは様子を見るようにしてください。あなたに能力があれば、必ず活躍する場がきます。「能ある鷹は爪をかくす」という諺(ことわざ)があるように、大人しくしていても必ず本領を発揮するときは訪れます。
オススメなのは、
- 何かお手伝いすることはありますか?
この言葉は、転職先では魔法のように効き目があります。周囲もこれを言われれば悪い気はしません。手があいたときは、この言葉を意識して使うようにしてください。
5.本当にやりたいことを優先していない
すぐに会社を辞める人の特徴として、本当にやりたいことを優先していないことがあげられます。これは、非常に重要です。これをはずしては、転職は上手くいかないと言っても過言ではありません。
例えば、私は20回以上の転職を経験しました。今振り返ってみると、
最大の原因は、
- 本当にやりたいことを優先してこなかった!
ことがあります。給料が高い、通勤距離が近い、休みが多いなどの条件で決めてきたのです。確かに、これらも大切です。しかし、これだけでは仕事を長く続けることはできません。結果として、私のように転職を繰り返すことになります。
対策
対策としては、あなたのやりたいことを明確にしてください。そして、これだけは妥協をしてはいけません。しかし、中には「やりたいことが分からない」という人もいるでしょう。そんな時は、>35歳までの「適職・天職」の見つけ方を参考にしてください。何らかのヒントが得られると思います。
いずれにしても、本当にやりたいことは何よりも優先する必要があります。私は現在、本当にやりたい仕事をしています。転職を繰り返していた時期とは比べようもないぐらいに楽しい毎日を送っています。やはり、人は心から好きなことをすると本当にイキイキとします。
まとめ
以上が、転職で失敗をしてすぐ会社を辞める人の5つの特徴とその対策です。
転職に失敗する人の特徴は、この5つです。
この特徴を知っておくだけでも、今後の対策がとれます。
この5つの中で重要なのが、
- 本当にやりたいことを最優先することです!
これだけは、絶対にはずしてはいけません。
もしかすると、生活のために嫌いな仕事でも我慢する必要があるかもしれません。
しかし、あきらめずに本当にやりたいことをしてください。
それが、あなたにとっても、会社にとっても、社会にとっても有益です。
「本当にやりたいことをする」ことが、私が今までに経験した最も重要な教訓です。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。
好きなことを仕事にする方法