会社に嫌いな上司がいて、会社に行くのが辛いときがあります。
しかし、上司である以上かかわらないわけにはいきません。
どうしても耐えらない時は、転職を視野に入れても良いでしょう。
しかし、転職をしても同じような上司と出会う可能性もあります。
実際、私は20回以上の転職を経験しましたが、
どの会社にも、傲慢で自分勝手な上司はいます。
ですから、できる限り今の会社で対処した方が良いです。
そこでこのページでは、嫌いな上司との付き合い方を紹介します。
Contents
嫌いな上司との付き合い方
嫌いな上司と上手く付き合うためには、考え方を変える必要があります。なぜなら、今までと同じ考え方では同じ結果しか得られないからです。つまり、考え方を変えない限り嫌いな上司とは上手く付き合えないのです。そこで、考え方を変える5つの方法を紹介します。
- 無能な上司と割り切る
- できるだけ関わらないようにする
- 気の合う上司との交流を深める
- 半面教師にする
- 転職の準備をする
以上です。それでは、一つずつ具体的に解説します。
1.無能な上司と割り切る
突然ですが、あなたはパレートの法則を知ってしますか。これは、別名2:8(にっぱち)の法則と言われています。分かりやすくいえば、2割の優秀な人が、8割の売上をあげているということです。つまり、会社にも2割の人が優秀で残り8割の人が無能なのです。
この法則は、上司にも当てはまります。つまり、世の中には優秀な上司は2割しかいないということです。ですから、どの会社に行っても優秀な上司に恵まれる可能性は低いということです。ですから、無能が当たり前と考えて余り期待しなければ良いのです。
例えば、人はこうあってほしい、こういう対応をしてほしいと期待します。そして、その期待が裏切られたときにイライラします。ですから、初めから期待しないのです。この上司は無能で、「人をバカにした対応しかとれない人なんだ」と割り切ってしまうのです。
そうすれば、それほど頭にくることもなくなります。そもそも、期待していないのですから「予想の範囲の対応だ」と受けとれます。
2.できるだけ関わらないようにする
嫌いな人は、いつまでも嫌いなままの方が多いです。だから、無理に上司に合わせようとしたり、おだてたりしても無駄です。なぜなら、価値観がまったく違うからです。ですから、正直に言って関わらない方が無難です。しかし、上司である以上まったく関わらないわけでにはいきません。
ですので、
- できるだけ関わらないようにするのが良いです!
必要最低限の会話にとどめるのです。そして、上司からの評価を期待をしなければ頭にくることもありません。そうやって、つかず離れずに関係を保ってください。
例えば、私は嫌いな上司とは極力かわらないようにしていました。会議の席も嫌いな上司から遠い場所を確保しましたし、飲み会も参加しませんでした。そうやって、できるだけ関わらないことで精神的に安定していきました。
このように、嫌いな上司とは関わらない方がイライラは解消します。それによっに、ますます上司から嫌われたり出世コースから外れることもあります。けれど、自分の気持ちを押し殺して付き合うより何倍も精神的に安定します。
3.気の合う上司との交流を深める
世の中には嫌いな人もいれば好きな人もいます。ですから、会社にも嫌いな上司もいれば気の合う上司もいます。出世のためだとか、役に立ちそうだからといった打算で付き合うのではなく、
- この上司とは長く付き合いたい!
という人を見つけましょう。人が成長していくためには、モデルとなる人が必要です。気の合う上司と付き合うことで、あなたの成長を加速させてくれます。
例えば、私にもモデルとなる上司がいました。その上司がいてくれたおかげで、行き詰ったときにアドバイスをもらうことができました。その上司は出世コースからは外れていましたが、学ぶべきことがたくさんありました。
今はお互い違う会社にいますが、今でも良いお付き合いをしています。
このように、人生の先輩は学ぶべきことが多いです。あなたの成長のためにも気の合う上司と深く関わっていきましょう。
4.半面教師にする
嫌いな上司からも、学ぶことができます。それは、その上司を反面教師にすることです。良い部分のマネをし悪い部分は無視をするのです。
例えば、私は自分勝手で傲慢な上司が嫌いです。人の意見を聞かず、自分の意見がすべて正しいという上司とは、まったくかみ合わないのです。この上司の考え方に合わせようとしたこともありましたが、ストレスがたまるだけでした。
また、このような上司にかぎって、
- 図にのってしまうのです!
ですから、無理に相手に合わせようとせず反面教師にしてください。そうすれば、あなたの成長は加速します。
5.転職の準備をする
いろいろと試しても、嫌いな上司との関係が上手くいかない場合もあります。そして、人数が少ない場合は関わらないわけにはいかないでしょう。そんなときは、転職の準備をするのも一つの手です。
- こんな会社いつでも辞めてやる!
という覚悟があれば、精神的に余裕がでます。つまり、嫌いな上司から文句を言われても「右から左を聞き流せる」のです。
転職活動をするメリット
転職活動をすると、いくつかのメリットがあります。中でも、今の会社の良さが分かることもあります。なぜなら、今の会社を客観的に見れるようになるからです。
例えば、転職活動をするまでは「嫌いな上司のことばかり考えているもの」です。しかし、会社を本気で辞めるとなると周りの人も見えるようになります。つまり、嫌いな上司以外にも「親切に対応してくれた人たちもいたことに気づく」のです。
また、自分の市場価値が分かることで、今の会社の給料が恵まれていたことも分かるようになります。転職は給料が上がるばかりではありません。当然ながら下がることもあります。しかし、実際に転職活動をしてみないと自分の市場価値が分かりません。
そして、現在の給料面などの待遇が恵まれていることが分かります。しかし、転職の準備をしなければ「現状に満足することなく不満ばかりがたまる」のです。
このように、転職の準備をすることで得られるメリットは多いです。そして、今の会社よりも希望がもてるなら転職をするのも良いでしょう。いずれにしても、嫌いな上司のことで悩んでいるぐらいなら、転職の準備を始めてください。準備の仕方を詳しく知りたい方は>転職から内定を得るまでの5つのステップ
まとめ
以上が、嫌いな上司との付き合い方です。
私は20回以上の転職を経験してきました。
ですから、ここに書かれている方法を何度も試しました。
実はこれらの方法は、一時的な解決にはなりますが根本的な解決にはなりません。
例えば、転職をすれば嫌いな上司からは逃げられます。
けれど、また新たな苦手な上司と出会います。
なぜなら、どの会社にも必ず一人や二人合わない上司がいるからです。
ですので、最後は「開き直るのも必要かな」と思います。
つまり、あきらめるのではなく「どの会社もそんなものだ」と割り切るのです。
いずれにしても、あなたの気持ち一つで人生は変わります。
そのことを忘れずに、今後の人生の選択をしてください。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。