今の仕事が嫌い。
毎日、会社に行くのが辛い。
辞めたいと考えながら辞められずにいる。
もし、自分が辞めたら皆に迷惑がかかる。
お世話なった恩もあるし…。
あなたは仕事を辞めることに罪悪感を感じていませんか?
確かに、お世話なった人たちがいるのも分かります。
だからと言って、この苦しい状態のまま仕事を続けていても辛くなるばかりです。
なぜなら、我慢を続けても幸せになれないからです。
ですから、本気で辞めたいのなら、
- 自分の気持ちに正直に行動してください!
その決断が、あなたにとっても会社にとってもメリットがあります。
そこでこのページでは、会社を辞めるときの罪悪感を感じてしまう理由と対策を紹介します。
罪悪感を感じる必要はない理由
罪悪感を感じてしまうのは、あなたが義理がたい人だからです。なぜなら、今や転職市場は200~300万人もいるのです。では、その人たちはすべて裏切り者なのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。
会社の中にはお世話になった人もいます。そして、今まで自分を育ててくれた感謝の気持ちもあるでしょう。だからと言って、あなたが我慢して仕事を続けなければいけない理由にはなりません。
無理に続けてウツ病になっても、
- 会社は面倒を見てはくれません!
むしろ、いろいろな理由をつけてリストラ対象になってしまうのです。
例えば、私はパワハラ上司のことで悩んだ経験があります。その上司から罵声をあびせられたり、無視をされました。いつしか、会社に行くのが辛くなり夜も眠れない状態になりました。クスリを多用していくうちに、体はボロボロになっていきました。
「このままでは自分はダメになる」と考え、会社を辞めることにしました。しかし、会社の上司の態度は冷たいものでした。会社のために頑張ってきたことは脇へおき、裏切り者扱いをされたのです。
あなたを引きとめる理由
あなたが会社を辞めたいと思い、同僚や上司に相談したとします。すると、おそらく以下のように引き留められるでしょう。
- もう少し考えてみた方がいい
- 転職って難しいよ
- もったいないから考え直したら
- どうせ上手くいきっこないよ
- どこの会社でも一緒だよ
このように、否定的な意見が多いでしょう。では、どうして会社の人は素直に応援してくれないのでしょうか。中には、あなたのことを純粋に心配をしてくれる人もいます。しかし、大半の人たちは違います。なぜなら、人には自分を守りたいという本能があるからです。これは、潜在意識が深く影響しているのです。この潜在意識が理解できれば、あなたを引き留める理由が分かります。
潜在意識を理解しよう!
人には危険から身を守る本能があります。潜在意識は、その役割をになっています。
例えば、潜在意識には心臓を動かす、体温を一定に保つ、血液を身体の隅々まで送るなどの身体的な役割があります。また、不安を感じたりすることで危険な場所へ行かないようにする働きもあります。
つまり、潜在意識は変化を嫌い現状を維持しようとする働きがあるのです。ですから、会社の人たちが「あなたを引き留める」のは、余計な仕事をしたくないという自己防衛本能からきているのです。
つまり、あなたの心配ではなく自分の心配をしている場合が多いということです。なぜなら、あなたがやっていた仕事が自分に降りかかってくることもあるからです。それは、意識している場合もあれば無意識にしている場合もあります。いずれしても、あなたが辞めて一週間もすれば普通に仕事をしているのが人間なのです。
このように、あなたが会社を辞めるのを本気で心配をしてくれる人は少数です。仮に、あなたが会社を辞めたとしても「本気で心配してくれる人たちとの関係がなくなるわけではない」のです。その人たちとの関係は、今後も大切にしていけば良いだけの話です。ですから、罪悪感を感じる必要は全くありません。
少しずつ転職の準備を始める
罪悪感を感じる必要がない理由について、お伝えしました。しかし、潜在意識は簡単には変わりません。なぜなら、簡単に変わってしまったら生活がおびやかされる可能性があるからです。例えば、転職を考えると不安になります。なぜなら、「現在のような生活が維持できないかもしれない」と感じるからです。
つまり、転職に対する不安を感じることで
- 一歩が踏み出せないようにしているのです!
これは、潜在意識が邪魔をしているのではなく、単純に危険から身を守っている結果です。ですから、正常な行動なのです。そうでなければ、無茶をして生活が壊れてしまいます。しかし、その行動が度を超すと何もできずに月日ばかりが過ぎてしまいます。
潜在意識を味方につける
潜在意識は、あなたの身を守るために24時間働いています。しかし、それが度を超すと不安を感じ一歩が踏み出せなくなってしまうのです。しかし、安心してください。潜在意識を味方につける方法があります。それは、小さな一歩を踏み出すことです。小さな一歩であれば不安を感じないで済みます。
小さな一歩を踏み出そう!
まずは転職活動をするときは、会社を続けながら行うことを原則としてください。なぜなら、会社を辞めた後だと生活費の心配が大きくなってしまうからです。そして、転職活動をしていることは内緒にしてください。たとえ、仲の良い人であっても言わないようにしましょう。
例えば、私は会社の中で信頼している先輩にだけ転職活動のことを伝えていました。しかし、その先輩が上司に私の転職活動のことを告げてしまいました。引き留めようという気持ちがあって行ったようですが、裏切られたような気がしました。
結局、私は会社にいずらくなり辞めることになりました。ですから、たとえ信頼している人であっても転職活動のことは告げてはいけません。必ず内緒で行ってください。
転職活動で内定を得るコツ
転職活動を漠然と行っても上手くいきません。実は、転職活動にコツがあります。それは、5つのステップにしたがって進めることです。5つのステップとは以下の通りです。
- 第1ステップ:転職の方向性を決める
- 第2ステップ:自分の強みを整理する
- 第3ステップ:求人情報を集める
- 第4ステップ:応募書類を作成する
- 第5ステップ:内定を高める面接対策
このステップ通りに進めれば、転職活動がスムーズに行うことができます。このステップを仕事を続けながら行ってください。できる範囲内で進めていきましょう。決して、無理をしてはいけません。毎日、少しずつできることを進めれば良いのです。詳しくは>転職から内定を得るまでの5つのステップ
いずれにしても、無理をすると不安を感じるようになります。すると、潜在意識が邪魔をして一歩が踏み出せなくなってしまいます。ですから、できる範囲内の小さなことを続けてください。
まとめ
以上が、会社を辞めるときの罪悪感を感じてしまう理由と対策を紹介します。
会社を辞めるのに罪悪感を感じる必要はありません。
なぜなら、会社は生涯にわたって面倒を見てくれないからです。
その証拠に、業績が悪くなれば、
- 社員のことを平気でリストラするのです!
会社にリストラする権利があるのなら、
あなたにだって会社を転職する権利はあるはずです。
ですから、罪悪感など感じる必要はありません。
繰り返しますが、転職活動をするときは会社には内緒で行ってください。
あとは、転職から内定を得るまでの5つのステップの通りに進めましょう。
いずれにしても、
悩んで何も始めないのが一番良くありません。
転職活動を行ってみて、結果として転職をしなくても良いのです。
実際、転職活動をすることで今の会社の良さも分かります。
しかし、何も行動を起こさなければ無駄に時間が過ぎてしまいます。
ですから、最初の一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
あなたが小さな一歩を踏み出すことを願っています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。