嫌いな仕事だけど辞められない。
不満だらけで、すぐにでも会社を辞めたい。
けれど、食べていけるかが心配で辞められない。
このような日々を過ごしていたら、アッという間に時が過ぎてしまいます。
実は、私は仕事を辞めたいと考え始めてから、
転職に踏み切るまでに5年も費やしてしまいました。
ですから、あなたには私と同じ失敗を繰り返してほしくありません。
そこでこのページでは、嫌いな仕事を辞められない心理的なブロックのはずし方を紹介します。
Contents
心理的ブロックとは?
仕事が嫌いなのに辞めれないのは、心理的なブロックがあるからです。多くの人は、その心理的なブロックがあることさえ知りません。ですから、辞めたいと思いながら無駄に時間だけが過ぎてしまうのです。
心理的なブロックは、以下のようなものです。
- 採用してくれる会社がない
- 今より給料が上がる自信がない
- 新しい職場の人間関係が不安
- 今まで積み上げた実績が無駄になる
- イチから始めるのが面倒など
このように、本人が意識している・いないに関わらず数多くの心理的なブロックがあります。
心理的なブロックの発生理由
嫌いな仕事を辞めたくても辞められないのは、心理的なブロックがあるからです。しかし、どうして心理的なブロックが出てきてしまうのでしょうか。まずは、発生の理由について説明します。
心理的ブロックが発生する理由
人の意識には、本人が意識していない潜在意識というものがあります。潜在意識は、心臓を動かす、体温を一定に保つ、血液を身体の隅々まで送るなどの機能があります。中でも、潜在意識には危険から身を守るという重要な働きがあります。
例えば、転職に不安を感じるのは潜在意識が働いているからです。つまり、不安を感じなければ何も考えずに転職を繰り返してしまいます。そこで、不安を感じることで転職をしないように警告しているのです。
このように、潜在意識は
- あなたに危険が及ばないように24時間体制で監視をしているのです!
そもそも、潜在意識は生命の維持を最も優先します。ですから、転職のように生活が根本的に変わるような出来事には敏感に反応するのです。そこで、恐怖や不安という感情を使って現状の生活を維持しようとします。つまり、嫌いな仕事を辞めらないのは潜在意識が深く関わっているからなのです。
心理的なブロックをはずす方法
心理的なブロックをはずすには、あなたの中にある思い込みを知る必要があります。人には物事を判断する価値基準のようなものがあります。それは「嫌いな仕事でも生活のためには我慢しなければならない」と言ったことです。しかし、その思い込みによって「考えていることと感情がバラバラになっている」のです。
例えば、ダイエットが良い例でしょう。痩せるにはスィーツのような高カロリーな食べ物は厳禁ということは、頭では分かっています。しかし、仕事のストレスなどが溜まると、「食べたい」という感情が「食べてはいけない」という理性を上回ってしまうのです。
このように、理性は感情には勝てません。そして、この感情とつながっているのが潜在意識なのです。ですから、感情を支配している潜在意識を上手く活用しなければ、あなたが欲しい結果は得られないのです。
慣れることが重要!
潜在意識を上手く活用するためには、習慣にしてしまうことです。つまり、意識せずに慣れてしまうのです。そうすれば、感情を上手くコントロールできるようになります。
例えば、あなたは、人前にスピーチをすることが苦手だったとします。なぜなら、人前で話すと緊張して、頭が真っ白になった経験があるからです。しかし、苦手なスピーチも何度かみんなの前で話すうちに慣れてきます。
転職も経験がないと不安です。しかし、何度か経験をするうちにコツがあることが分かってきます。すると、以前ほど不安に感じなくなります。つまり、慣れてくれば潜在意識が受け入れるようになるのです。
このように、心理的なブロックをはずすには、
- その状況に慣れるのが一番の方法です!
会社を辞める前は数多くの不安がありますが、実際に辞めてみると何とかなるものです。つまり、その状況に慣れることが克服する最適な方法と言えます。
例えば、私は20回以上の転職経験があります。不安がまったくないと言えばウソになりますが、慣れてくるとコツのようなものが分かってくるのでスムーズに進められるようになります。詳しくは>転職から内定を得るまでの5つのステップ
いずれしても、潜在意識を上手く活用するためには「慣れることが一番の方法」ということを忘れないでください。
嫌いなものは慣れても嫌い
ここで問題があります。それは、嫌いなものは慣れても嫌いということです。それを「慣れるまで頑張る」と言って、やり続けてしまう人が多いのです。しかし、苦手なことに慣れるよりも好きなことを伸ばす方が効果は大きいです。ですから、嫌いな仕事を続けるよりも好きな仕事をすることをオススメします。
例えば、今の嫌いな仕事でも何年もやっていれば昔よりも慣れているはずです。それでも辛いのは、潜在意識から拒絶のサインが出ているのです。それを無理やり頑張っても大きく成長するチャンスは低いでしょう。
ですから、嫌いな仕事を続けるよりも
- やりたい仕事に転職してください!
その方が会社のためにも、あなたのためにもなります。そのためには、会社を辞めるために転職活動に慣れてください。そうすれば、辞めたいのに辞められない状況から抜け出すことができます。
まとめ
以上が、嫌いな仕事が辞められない心理的ブロックのはずし方です。
心理的なブロックをはずすには、その状況に慣れることが重要です。
転職に不安を感じるのであれば、実際に転職を経験することです。
そうすれば、しだいに慣れてきて不安が和らいできます。
転職活動のやり方が分からないのであれば、
転職から内定を得るまでの5つのステップを参考してください。
心理的なブロックは、思い込みによって起こります。
例えば、「やりたい仕事に転職するのは難しい」と言ったことです。
しかし、それは単なる思い込みに過ぎません。
それは、嫌いな仕事でも何とか生活できているための言い訳です。
つまり、潜在意識が今の生活を手放したくないのです。
その状態から抜け出すためには慣れることです。
それには、実際に転職を経験することです。
その結果、心理的なブロックをはずれます。
あなたがの希望の転職先が見つかることを願っています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。