入社したばかりなのに会社に行くのが辛い。
周囲に相談すると、「もう少し頑張って続けた方がいい」と言う。
確かに、私だって続けた方がいいとは思う。
しかし、辛くて辛くて会社に行くのが苦しい。
今がこんなに辛いのだから、今後はもっと辛くなるに違いない。
だから、続ける自信がない。
あなたは、こんな悩みをかかえていませんか?
結論から言うと、辞めることを告知せずに3か月がんばってみてください。
それでもダメなら、きっぱりと辞めましょう。
なぜ、3か月なのか?
それは、それ以上は頑張るのが難しいからです。
もしかすると、その3か月の間に仕事に慣れて辞めずに済むかもしれません。
だから、少しだけ耐えてください。
そこでこのページでは、新入社員で仕事を辞めたくなったときのやるべきことを紹介します。
Contents
入社から半年が最も辛い
新入社員は、初めてのことばかりです。仕事の中身はもちろん人間関係もイチから築かなければなりません。社内の備品ひとつだって、どこに何が置いてあるか分からないのです。普段使いれたエクセルのバージョンが違えば慣れるまでに時間がかかります。
まして、新入社員は下っ端です。ですから、周りに気を使うことばかりです。しかし、それは誰しもが経験していることなのです。つまり、
- あなだけが辛いのではありません!
辛いのはみんな一緒なのです。
例えば、同期入社の人も一緒です。あなたに言わないだけなのです。実は、私も入社してすぐに会社を辞めたくなりました。毎日が、辛くて会社に行くのが苦しかったです。ですから、あなただけではなく辛いのはみんな同じです。
半年を過ぎれば仕事は慣れる!
実は、入社して半年までが一番辛い時期です。それを過ぎれば、徐々に仕事に慣れてきます。人間関係にも対応ができるようなり精神的な負担も軽くなります。また、仕事内容も少しずつ理解でき、自力でできることが増えてきます。ですから、半年までが一つの山場と考えてください。
それでも辛い時は…。
それでも辛いときは、会社を辞めることを視野に入れると良いでしょう。なぜなら、
今の会社は、
- あなたの居場所でないからです!
よく、石の上にも三年と言われます。これは「どんな仕事でも3年は続けないと能力が身につかない」という意味で使われます。しかし、イヤイヤ仕事を続けても大した能力は身につきません。それよりも心機一転、別の会社でイチからやり直した方が上手くいきます。
実は、私は20回以上の転職経験者です。最初の会社は半年で会社を辞めました。なぜなら、毎日が辛くて仕方がなかったからです。また、両親の離婚があり別の会社で心機一転がんばろうと決意したのです。
その結果、運よく市役所に入ることができました。当時は、随分と悩みましたが「早く決断して良かった」です。
このように、半年を過ぎても辛い状況が続くなら転職を視野にしれてください。
面接のときの注意点
会社を辞め転職活動をするときは、面接に注意をしてください。なぜなら、会社をすぐに辞める人は要注意人物と見られるからです。
例えば、あなたが面接官だとしたら、入社してすぐに辞める人を積極的に採用するでしょうか。おそらく、以下のように問題がある人と感じるはずです。
- 我慢が足りない
- 責任感がない
- 人間関係に問題がある
- 仕事の覚えが悪い
- 上司の言うことを聞かない
- うちの会社に入っても再び辞めるかもしれない
このように、入社してすぐに会社を辞める人間は決して良い印象は持たれません。ですから、面接を受けるときは「事前に辞めた理由を考えておくこと」をオススメします。
面接を受ける時の心構え
面接を受ける時の心構えとして、辞めた理由を正直に話すのも一つの方法です。
例えば、「何も考えず入社したものの、仕事自体がどうしても好きなりませんでした」と正直に答えるのも一つの手です。
その際、
- 本当にやりたいことは御社の仕事でした!
と率直に伝えると良いでしょう。なぜなら、「次は絶対に仕事を辞めたくない」という強い情熱が面接官に伝わるからです。ですから、強い意志をもって面接に臨んでください。
3か月間は続けてみるという方法
もう一つの方法として、会社を辞めるという前提で3か月間は続けてみる方法です。この方法は会社を辞めるという前提に立っているので、気軽に仕事に臨めるというメリットがあります。しかし、大事なことが一つあります。
それは、
- 辞めることを誰にも言わないことです!
なぜなら、「会社を続けてもいい」という気持ちになることがあるからです。
例えば、私の場合は新入社員の時ではなかったものの、会社を辞めるかで悩んでいた時期があります。そのことを恩師に相談したところ、
余計なことは考えず、
- 3か月間でいいから全力で仕事をやってみなさい!
と言われたのです。それから、私は全力で仕事に打ち込みました。仕事が終わらなければ自宅に持ち帰って完了させました。朝は誰よりも早く出社し、残業代ももらわずに率先して面倒な仕事も引き受けました。その結果、あれだけ嫌いだった仕事が面白くなったのです。
このように、嫌いな仕事でも全力で打ち込むと面白く感じられることがあります。ですから、あなたも3か月間だけは全力で仕事をしてみてください。それでも辛いなら辞めれば良いのです。
逃げてしまうのも選択肢の一つ
3か月間は全力で仕事を頑張ってみるという方法を紹介しました。しかし、それすらも行う気力がない場合もあるでしょう。また、仕事のことで眠れないほど悩んでいるかもしれません。そんなときは、逃げてしまうのも一つの選択です。
さすがに社会人である以上、無断欠勤はいけません。ですから、上司に事情を説明し会社を辞めたいと告げるのです。しかし、一つだけアドバイスをします。それは、心からやりたい仕事を探すことです。それだけは絶対に忘れないでください。
転職活動は、予想以上に時間がかかります。すると、不安と焦りから条件をさげて応募してしまいます。しかし、それでは、
せっかく入社が決まっても、
- すぐに会社を辞めたくなります!
なぜなら、条件を下げてしまったからです。その結果、時間と共に不満が大きくなります。そして、その状況に耐えられなくなり再び会社を辞めたくなるのです。実は、これが私が転職を繰り返したパターンです。ですから、あなたには私と同じような失敗を繰り返してほしくはありません。
転職活動にはステップがあります!
実は、転職活動をスムーズに進めるには秘訣があります。それは、以下の5つステップ通りに進めることです。これは、私が20回以上の転職活動を通して生み出してものです。ですから、確実に効果があります。
転職をスムーズに行う方法
第2ステップ:自分の強みを整理する
第3ステップ:求人情報を集める
第4ステップ:応募書類を作成する
第5ステップ:内定を高める面接対策
それでは、一つずつ具体的に説明しましょう。
第1ステップは、転職の方向性です。方向性とは「あなたのやりたい仕事」と考えてください。これは山登りでいうところのコンパスの役目があります。つまり、これがなければ道に迷ってしまいます。詳しは>>【ステップ1】転職の方向性を決める
第2ステップは、あなたの強みです。求人企業に自分を売り込むには、あなたの強みを知る必要があります。今までの経験や実績などを考慮し洗い出す作業です。詳しくは>>【ステップ2】自分の強みを整理する
第3ステップは、求人情報を集めることです。多くの人はハローワークや転職サイトだけで求人を集めています。しかし、それだけでは十分とは言えません。転職は求人情報の多さによって決まると言っても過言ではありません。ですから、この機会に数多くの媒体を使って求人情報を集めてください。詳しくは>>【STEP3】 求人情報を根こそぎ集める
第4ステップは、応募書類の作成です。応募書類は面接へ進むための第一関門です。履歴書や職務経歴書などが上手く書けていないと、何百通と応募して面接まで進めません。しかし、安心してください。こちらのページに詳しく書き方を記載しています>>【ステップ4】応募書類の書き方
第5ステップは、面接です。面接は非常に重要です。なぜなら、これが通らなければ今までの苦労がむくわれないからです。面接で大切なのは、自分を客観的に見る作業です。つまり、自分のことは分かっているようでわかっていないのが人間なのです。この機会に、第三者にあなたの面接を評価してもらうことをオススメします。詳しくは>>【ステップ5】スムーズに通る面接対策
まとめ
以上が、新入社員で仕事を辞めたくなったときのやるべきことです。
せっかく何かの縁で入社した会社です。
できることなら、辞めずに済む方法を考えるようにしたいですよね。
オススメな方法としては、3か月間は全力でやってみることです。
それでも、辛い状況が続くなら辞めるのも仕方がありません。
しかし、準備もなしに会社を辞めることはやめてください。
なぜなら、転職活動は簡単ではないからです。
まして、新入社員ですぐに辞めてしまうと問題ありという印象を与えてしまいます。
ですから、面接には最新の注意を払いましょう。
いずれにしても、一度の人生です。悔いのない選択をしてください。
能力が存分に発揮できる会社が見つかることを願っています。
あなたの人生の質が高まることを応援します。後悔のない人生を歩むために…。