人気サイトを作るには、ターゲットをしぼり優良な記事を書き続ける必要があります。※ターゲットとは、誰に何を提供するかを決めることを言います。詳しくは「ターゲットとは?」をご覧ください。
そして、ターゲットをしぼる時のポイントは、初心者に限定した記事を書く事です。なぜなら、世の中には初心者の市場が圧倒的に多いからです。
例えば、あなたの得意なことがTOEICだとします。実際、900点以上を取得しているので、ターゲットさんをTOEICで800点の人を900点にしたい人に的をしぼろとうと考えています。しかし、これでは上手くいきません。なぜなら、初心者を対象にした市場ではないからです。
TOEICの初心者の市場は800点→900点ではなく、600点や700点を目指す人です。そもそも、高得点を目指している人の市場は小さすぎて、優良な記事を書いても読んでくれる人が少ないのです。
そうなると、どんなに多くの記事を書いたとしても、ターゲットの市場が小さいため人気サイトにはなりません。つまり、あなたの努力がむくわれずに終わってしまう可能性が高いです。
ですから、ターゲットをしぼるのときは初心者に限定した市場にすることが重要です。

私の事例
私は以前、コーチングを専門としたサイトを書いていました。コーチングは、まだ社会的に知られていないことが分からずに専門的な言葉を使って記事を書いていたのです。※コーチングとは、夢や目標をコミュニケーション・スキルを使ってサポートする手法です。
例えば、ペーシングや傾聴などという言葉を多用していました。ちなみに、ペーシングは相手の話す速度に合わせて、こちらのペースを合わせて話すことです。傾聴は、相手の話に深く耳を傾けることを言います。
つまり、いくら優良な記事を書いてとしても、専門用語を多く使っていては初心者が理解できないのです。最終的に読んでくれるのは、市場の人数が少ないコーチングに興味がある人ばかりです。しかし、正直に言ってコーチングを専門にしている人たちは面倒です。なぜなら、コーチングを専門に学んでいる人は、お客様にはならないからです。
つまり、あなたが何かの分野で起業をする場合は、その分野で深い知識は必要です。しかし、サイトで集客をする場合は「その深い知識に関する情報を書いてはいけない」ということです。
くり返しになりますが、優良な記事というのは、その分野に興味があるけれどまったくの初心者という人をターゲットにする必要があります。簡単に言えば、
- 中学生でも理解できるようなレベルで記事を書くということです!
このポイントをはずしてしまうと、自己満足の記事ばかりになってしまい全く読まれれないゴミ記事ばかりになってしまいます。現実に、私のコーチングの仲間たちも、コーチングについて学べば学ぶほど、集客のために書く記事が専門的になってしまい、初心者に共感を与えない記事ばかりになっています。
偉そうに書いている私も、コンテンツビジネスを始めるまでは、このことを分からずに、初心者には理解できない専門的な記事ばかりを書いていました。その結果、人気サイトになることはありませんでした。
このように、人気サイトをつくる場合には、初心者に的をしぼった記事を書いてください。
間違いのないように言っておきますが、あなたが専門にする分野の知識を高めることは決して悪いことではありません。むしろ、高める必要があります。しかし、「知識を高めることと初心者でも分かりやすいように記事を書くことは違う」ということを理解してください。大切なのは、市場の大きい初心者でも理解しやすい記事を書くことです。
例えば、コーチングという言葉は、私自身は日常的に使っている言葉でも、あなたにとっては初めて聞く言葉かもしれません。そのような事例を書く場合には、「※コーチングとは、夢や目標をコミュニケーション・スキルを使ってサポートする手法です」という説明書きを加える必要があります。
つまり、読み手の気持ちになって記事を書くのです。それも初心者になったつもりで…。
その視点が抜けてしまうと、どんなに時間や労力をかけて記事を書いても、圧倒的に多い初心者に読んでもらえず、いつまでも人気サイトにはなりません。結果として、あなたのターゲットにしたい人たちを集めることができず、収益の上がらないサイトになってしまいます。
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