起業を成功させるには、メンター(ビジネスの師匠となる人)の存在は欠かせません。なぜなら、失敗する人の多くが、自分のやり方にこだわりすぎる傾向があるからです。メンターは既に起業で成功しているのですから、起業する上で大切な要素をたくさん知っています。ですから、素直にマネをすれば良いのです。
しかし、ただマネをすれば良いわけではありません。やってはいけなことがります。それが以下の5つです。この5つを心構えとして覚えておきましょう。
Contents
起業家としてやってはいけない5つの心構え
- どうしたらいいですか?
- できません
- メンター以外の人に言われてやりました
- 他のビジネスを始める
- 他人のサイト記事のコピペ
以上です。
それでは、1つずつ具体的に解説します。
1.どうしたらいいですか?
会社員から、あなたは起業家として踏み出したのですから、依存的な考えは捨ててください。ですから、「どうしたらいいですか」という指示待ちではいけないということです。
このように考えれば、「どうしたらいいですか?」というような指示を待つ姿勢は、今後一切言ってはいけません。メンターに質問するのであれば、
- 私は今、これとこれをやろうと考えているのですが、どちらの方が良いと思いますか?
というような、あなたなりの考えを述べた上でメンターの意見を伺うのが良いでしょう。
2.やる前から「できません」と言う
やる前から「できません」と言う人がいます。これは、自分の可能性を自分自身が低く見ているからです。専門用語でセルフイメージと言います。人は、セルフイメージ以上に、大きく考えることができません。分かりやすく言えば「自分はこれぐらいが限界だという思い込みがある」のです。
ですから、「できません」と言うのは、自分にはできないという思い込みがあることを理解してください。
例えば、あなたに3歳くらいのお子さんがいるとします。そのお子さんが心臓に疾患があり、3ヵ月以内に手術をしなければ助からないと医者に言われました。しかし、手術の代金が1億円かかります。
- 1ヵ月以内に手術代を用意できなければ「お子さんは助かりません」と言われたらどうでしょうか?
あなたは「無理です。あきらめます」と言いますか。そんなことは絶対に言わないはずです。石にかじりついてでも1億円を用意するでしょう。
これは、あなたが「できない」という思い込みを超えて、自分の子供を助けたいという気持ちが勝ったからです。起業についても同じです。あなたはできないのではなく、「できないという思い込みがあるだけ」なのです。しかし、できないとだけ言っていたらどうなるでしょうか。結果として、あなたは起業に失敗し、明日食べるお金にも困ることになります。
つまり、子供の手術代が捻出できないのと同様に、起業に失敗すれば「お金がないために家族を犠牲にする」ことになります。ただ、手術のようにリアルに想像できないから、そこまで追い込まれていないだけです。
人間は本当に追い込まれたとき自分が考えている以上の能力を発揮します。昔のことわざで、「火事場の馬鹿力」というものがありますが、火事のような事態に陥ったときに初めて、その人本来の力が発揮されるのです。ですから、まだ能力が発揮できていないのであれば、心のどこかで「なんとかなる」と思っていることになります。
もし、その状態から抜け出したのなら、このままの延長線にある最悪な状況を想像してみると良いでしょう。そうすれば、最悪な状態の先取りができ「こんなはずじゃなかった」という事態だけは避けることができます。
3.メンター以外の人に言われてやりました
よくあるのが、複数のメンターに相談してしまい、いろいろなアドバイスを同時にもらってしまうことです。これをやっていると必ず失敗します。
私がオススメしているサイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)の場合で考えてみましょう。私もこのビジネスを始めるのにメンターがいました。しかし、当時は他にもいくつかのビジネスを手がけていたため、同時に複数のメンターがいたのです。しかし、当然ながら、違った分野であれば、メンターのやり方も考え方も違います。
例えばAというメンターは、優良な記事を書くのにたくさんの本を読みなさいといます。しかし、Bのメンターは、あなたの経験や考えが大事なので本を読む必要はないと言う場合があります。これは極端な例ですが、メンターによっては真逆なことを言うことがあるのです。
そこで、「あちらのメンターはこう言っていました」と言ってしまったら、そのメンターの立場がなくなってしまいます。そして、あなた自身も混乱してしまうでしょう。
ですから、1つのビジネスが軌道になるまでは、そのメンターのアドバイスを聞くようにしましょう。
4.他のビジネスを始める
これは、1人のメンターにしぼるのと同じです。つまり、1つのビジネスで成功していない状態で、他のビジネスに手を出してしまうと必ず失敗します。もし、どうしても他のビジネスがやりたいのなら、1つのビジネスが軌道に乗ってからにしましょう。
私がサイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)を始めた頃、他にもコーチングの塾や速読の講師養成講座などにも参加していました。当然ながら、複数のビジネスをしていると時間的な余裕がなくなります。その状態を繰り返していると、どのビジネスも中途半端になり成果が思うように上がりません。当時はなんとかしようと思い、かなりの努力をしましたがが、1ヵ月で3記事ぐらいを書くのがやっとでした。
そして、その状態から抜け出すため、サイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)だけをやることにしました。その結果、1ヵ月の間に30記事ペースで書けるようになり、その後も集中して活動ができるようになったのです。
このように、1つのビジネスで集中することは大きな成果を上げるには必須条件です。
5.他人のサイト記事のコピペ
サイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)では、とにかく優良な記事を書く必要があります。しかし、多くの人が記事の書けずに、他の人のサイトをコピペしてしまうのです。参考にする程度なら問題にはなりません。けれど、コピペは絶対にやってはいけません。
グーグルの検索エンジンは非常に優秀です。他の人のコピペや書籍からの引用を全て把握しています。ですから、どんなに優良な記事をコピペしたとしても、検索上位に上がることはありません。上がるどころか、著作権侵害で訴えられる可能性があります。ですから、他人のサイトの記事をコピペは絶対にしないでください。
優良な記事の書き方について、このサイトでも随時公開していきますので、安心して取り組んでください。これからの時代は、優良な情報をどれだけ発信できるかにかかっています。しかし、これだけ情報が氾濫している中で、優良な情報を選択していくのは簡単なことではありません。
だからこそ、あなたのサイトから発信される情報が優良なものであれば、人気サイトになる可能性が高まるのです。そして、人気サイトになれば集客の土台はできます。そして、集客さえできてしまえば、あとはお金を生む仕組みを構築すれば良いだけです。
ぜひ、サイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)に取り組み、毎月の報酬が現在の給料分ぐらいを自動的に稼げるように努力しましょう。