親が要介護が必要になったとき、真剣に起業を考えます。なぜなら、介護と仕事の両立は困難だからです。そこで、無理をして両立をしようとすれば、いずれ身体が悲鳴をあげます。へたをすれば、介護どころか自分の身体を壊してしまうこともあります。そして、介護は体よりも精神も病んできます。さらに経済的な不安が増していきます。
できれば、そのように追い込まれる前に会社以外の収入を確保しておきたいところです。しかし、人間というのは本当に困ってからでなければ行動を起こしません。小学校時代の夏休みの宿題のように…。
もし、あなたにも心当たりがあるのなら、その状態を放置をせずに早急に対処をしてください。特に介護が必要な年代になると親の兄弟や友人が他界していきます。そして、話し相手が減っていきます。そうなると、孤独になり痴呆も加速してしまうのです。
それでも経済的な余裕があれば、介護施設などの費用を捻出することができるでしょう。しかし、余裕がない場合、会社を辞めるしか選択肢がなくなってしまうのです。実際、私はその選択肢しかありませんでした。
しかし、そのような追い込まれた状態になると、人は信じられないような力を発揮します。私の場合もそうでした。なぜなら、今までのように失敗しても次があるとはいうような甘い考えはなくなっていたからです。
とにかく、
- 母が生きているうちに成功している姿を見せたい!
- 今までさんざん迷惑をかけてきたので安心させてあげたい!
私の望みはそれだけでした。
しかし、
- どのようなビジネスをすれば介護との両立ができるのか?
それが分からずにいました。
そんな時に出合ったのが、サイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)です。私はこのビジネスであれば「なんとかなるかもしれない」と感じました。けれど、問題がありました。このビジネスは半年から1年の間はサイトを作っても、グーグルさんから評価されないため収益が発生しないのです。
私の手持ちの資金は9ヶ月分だけです。そして、このビジネス塾には100万円近くの費用がかかります。なんとか半年ぐらいで収益を発生させれば、このビジネス塾のローンの返済と生活費をまかなえるかもしれない。そのように考え、このビジネスに賭けてみることにしたのです。
しかし、母は月日を追うことがに身体が弱くなっていきます。近いうちに一人で寝起きもできない状態になってしまうかもしれない、常にそんな不安がありました。そして、さらに日を追うごとに経済的な不安が重くのしかかってきました。しかし、私はその不安をエネルギーに変えたのです。
当時、サイトオーナー型コンテンツビジネスの塾に参加していたのは、100名程度です。私は2期生ですが、1期生を含めると参加者は150名程度いました。
その中でも、ダントツに記事を書いていたのが私です。これは自慢ではなく「人は追い込まれると自分でも信じられない力を発揮する」ということを伝えたいのです。
実際、周囲が10記事ぐらいしか書いていないときに、私は100記事を越える記事を書いていました。しかし、記事を書き続けても全く収益が発生しませんでした。いつしか、半年を越えて生活が立ち行かない状態になりつつありました。
- どうすればいいのだろうか?
悩んだ末に、パートをしながら、
なんとか3ヶ月ぐらいの時間を確保しよう!
と決めました。
ビジネスで重要なのは能力ではありません。大切なのは以下の2つです。
- 覚悟
- 圧倒的な行動力
この2つです。しかし、行動を起こすには時間を確保する必要があります。そして、もう1つ重要なポイントがあります。それは、正しい努力をすることです。つまり、成功者のやり方をマネることです。そうしなければ、1年や2年の努力で成果が出るのは困難だと考えてください。
以上のことから、最初に「あなたがやるべきこと」は時間の確保です。そして、サイトオーナー型コンテンツビジネス(SOC)であれば、ひたすら優良な記事を書き続けることです。やり方が分からないのでれば、私のサイトを参考にしながら正しい努力をしてください。
そうすれば、親の介護が必要な状態でも両立して活動することができます。あとは、あなたがこのビジネスに対して、どれだけの覚悟を持って取り組むかにかかっています。そして、覚悟があれば自然と行動につながっていきます。