コロナの自粛生活が長引いていることで免疫力の低下が気になりませんか?
免疫力が下がると、病原菌の抑止が働かずコロナの感染リスクが高まります。また、昨今はコロナの影響で在宅の機会が増え運動不足も心配です。
「コロナ太り」といったキーワードが検索の上位にあがるなど、コロナは健康や美容面に多大な影響を与えているのが現状です。
これからはコロナ感染の予防のために、食事などに気をつけていきたいですね。そこで今回は、ダイエット効果が高く栄養も摂取しやすいバナナ・スムージーについて解説します。
Contents
バナナの栄養素と働き
バナナには以下のような豊富な栄養素が含まれています。また、便秘予防や整腸作用といった働きがあり優れた食べ物です。しかも、安価で手軽に手に入るというメリットもあります。
食物繊維
- 便秘予防
- 整腸作用
ビタミン
- 代謝を助ける
- 中枢・末梢神経を正常に保つ
- 疲労回復
ミネラル
- 筋肉の収縮をスムーズにする
- むくみ対策
アミノ酸
- 神経を安定させる
- 睡眠作用を促す
ポリフェノール
- 活性酸素の除去
- 生活習慣病対策
これだけの栄養が含まれていて、しかも安価で手軽に購入できる果物は数少ないです。やはり、バナナは優れた食べ物ですね。次にどのような効用(効果)があるのかを解説します。
バナナの効用(効果)
帝京大学薬学部の山崎正利名誉教授によると「マウスにバナナを与えたところ、免疫細胞を活性化させるインターロイキン(免疫細胞を活性化する物質)の増殖がみられた」という研究報告が得られています。
つまり、バナナには免疫を高める働きがあるということです。また、食物繊維が豊富に含まれ、食べ物の消化吸収を助けるアミラーゼという酵素も含んでいます。
便秘や下痢などのトラブルを防ぐ!
フラクトオリゴ糖は消化されにくい構造のため、そのままで腸に届きます。そして、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えるため、便秘や下痢など腸のトラブル防ぎます。
バナナを食べて善玉菌を増やそう!
バナナを食べると腸内の善玉菌が増えます。健康にとって善玉菌の活躍非常に重要です。厚生労働省も以下のように、善玉菌の重要性を訴えています。
腸内細菌と健康
腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息していることが知られています。
体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。
善玉菌を増やすオリゴ糖や食物繊維を十分にとって、同居人である腸内細菌と協同して健康を作ることが大切です。
上記のとおり、厚生労働省も「人の健康には善玉菌を増やし、腸内環境を整えることが重要である」と書かています。
バナナ・スムージーの力で吸収力アップ
スムージーを摂取すると、腸が綺麗になり免疫力が上がります。なぜなら、免疫力が向上すると体の外からの病原菌を撃退してくれるのです。
腸内には以下の3種類が存在し、一般的には次のような腸内細菌のバランスとなっています。
善玉菌(ぜんだまきん) 10% ビフィズス菌、乳酸菌、納豆菌など
悪玉菌(あくだまきん) 20% 大腸菌、ピロリ菌、ウェルシュ菌など。
日和見菌(ひよりみきん)70% バクテロイデス、ユウバクテリウムなど。
それでは、それぞれについて説明します。
善玉菌
腸内を酸性にして、悪玉菌が増えるのを抑える働きをします。また、腸内の環境バランスを整えたり、消化・吸収を助けたり、ビタミンの合成なども行っています。
悪玉菌
腸内腐敗、細菌毒素の産出など体に悪い影響を与えます。
日和見菌
日和見菌は、体が健康な状態であれば大きな問題は起こりません。しかし、免疫力が下がると「問題のなかった日和見菌の病原性が影響を受ける」ことがあり感染症となる場合があります。
上記のようにコロナで免疫力が下がると、悪玉菌が増殖することになります。すると、日和見菌が悪玉菌と共に善玉菌を弱体化させるのです。このように、免疫力が下がることでコロナの感染リスクが高ります。
【まとめ】
以上のように、コロナ対策としてバナナは優れた食べ物です。子供からお年寄りまで手軽に食べられるバナナは、コロナ予防の救世主と言えます。
消化・吸収がしやすいスムージーにすれば毎日でも食べられます。牛乳やヨーグルトと混ぜて飲めば骨も丈夫になります。ぜひ、お試しください。