コロナ問題は、少しおさまった感があります。
しかし、まだまだこれからです。
第二波、第三波と危機が襲ってきます。
なぜなら、日本人の覚醒が追いついていないからです。
私は、世界のコロナ問題が終息に向かうには、
「日本人の覚醒が必須である」と考えています。
なぜなら、日本は世界の縮図だからです。
日本は世界のお手本になるからです。
日本は世界から稀有の国として見られています。
知らないのは日本人だけです。
では、稀有の国ってどういうことでしょうか?
「稀有の国」とは、精神性の高さが抜群に高いことを意味します。
日本は、世界に比べ地震などの災害が非常に多い国でした。
つまり、災害という国難を乗り越えるには「みんなの協力が不可欠だった」のです。
つまり、困っているときはお互い様の精神です。
その精神は古代太古の昔から、脈々と受け継がれていました。
しかし、近年において「その精神が乱れていた」のです。
その風潮とは「自分さえよければいい」というようなことです。
このように偉そうに言っている私も例外ではありません。
しかし、コロナ問題を「きっかけ」にして氣づいたのです。
本当に大切なことが何なのかを…。
私が今はまっているキーワードに「武士道」という言葉があります。
有名な言葉に「武士道とは死ぬことと見つけたり」というものがありますよね。
あなたも、何度か聞いたことがあるのではないでしょうか?
その「武士道の精神」が、
今の日本人が必要としていることだと思います。
そして、今回あなたにお伝えしたいのは、
武士道の根幹をなす考え方です。
それは「武士道とは愛することと見つけたり」ということです。
これは、女子の武士道で有名な石川真理子さんから受け売りです。
少し話はそれますが、
私の義理の父もよく「愛」の大切さを言っていました。
義理の父は決して裕福な家ではありません。
どちらかと言えば、貧しい農家です。
私はおぼんになると、
帰省しスイカの出荷の手伝いをしていました。
そんなある日のこと、
形の悪いスイカや規格外のスイカが山のように積んでありました(こうしたスイカは農協からはじかれます)
これらのスイカは、通常は出荷されずに処分するのが決まりとなっています。
しかし、義理の父は、農協には内緒で保育園などに配っていたのです。
義理の父は、愛情をこめて作ったスイカを捨てることができなかったのでしょう。
そんな義理の父がよく私に言っていたことがあります。
それは「大切なことはね。愛なんだよ。
最後の最後は愛が大切なんだよ」という言葉でした。
当時は、何のことだか分からず「???」でした。
確かに「愛は大切とは思う…。
けれど本質的な意味が理解できていなかった」のです。
しかし、今は分かります。
なぜなら、人は究極的に追い込まれると、
「愛しか頼れるものがない」からです。
イメージとしては、
赤ちゃんを愛おしそうに眺めるママのまなざし…。
それが愛であり、無償の愛です。
今回のコロナ問題は、
近代史に残る地球最大の危機です。
そして、このコロナ問題は、
まだまだ始まったばかりです。
この難題を乗り越えるのは「武士道の精神」しかないと思います。
その精神のベースになるのが、
「武士道とは愛することと見つけたり」ではないでしょうか。
つまり、死んでから見つけるのではなく、
今生において「愛の尊さを知り今後に生かしていく」ことです。
例えば、この地球は人類のためだけにあるのではありません。
動物や植物などの多くの生き物がいます。
にもかかわらず、
人間が好き放題にやってきたことで環境破壊が進んでしまいました。
地震や台風、ウイルスといったものも「人間のエゴから発生している」のです。
この地球を愛すること。動物や植物も愛する。
ウイルスさえも愛して共存していく…。
そういった精神が必要だと思います。
それには、日本人の覚醒が必要です。
日本人の「和の精神」が必要なのです。
日本人の総人口の1%が、
「日本人の精神性を取り戻す」ことができれば、
世界は変わります。
そして、
その第一歩として「武士道の精神を知ることが重要」なのだと思います。
また長くなってしまいましたね。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。