人生は勝ち負けだけではありません。
しかし、
現実的な話として、
ビジネスにおいては他者(他社)との競争は避けて通れません。
たとえ、
相手に勝たなくても、
自分に勝つ必要があります。
そして、
その土台となるのがコンディションづくりです。
つまり、
コンディションが悪ければ、
パフォーマンスや良い成果は得られません。
ですから、
相手に勝つより先に、
コンディションを整える必要があります。
ハーバード大学医学部客員教授である根来教授によると、
アスリートにとって大切なことは、
- 資本となる不調に陥らせないこと
- スキルアップを図ること
- 現役時代をできるだけ延ばすこと
- 培ってきたスキルを、本番で100%出し切ること
この4つが重要だと言っています。
これらはアスリートだけに限ったことではなく、
私たちビジネスマンにとっても重要です。
根来教授が言うには、
このコンディションづくりの土台になるのが、
「呼吸」だと言っています。
私たちの呼吸は、
普段は意識することなく自然に行っています。
この呼吸は自律神経で調節しています。
ですから、
自律神経が不調だと呼吸も不調になります。
その結果、
パフォーマンスが下がり良い成果が得られません。
現代社会はストレスが多いです。
そして、ストレスにさらされていると、
交感神経が過剰に働き、
常に緊張状態が続いています。
その結果、
呼吸が浅くなってしまうのです。
呼吸が浅くなると、
脳や細胞に十分な酸素が送られません。
これでは、パフォーマンスは低下するばかりです。
ですから、
交感神経を副交感神経(リラックス状態)にする必要があります。
副交感神経に切り替える方法として、
腹式呼吸が効果的です。
腹式呼吸が自然にできるようになると、
自律神経も活性化されます。
その結果、脳や細胞も活発に働くようになり、
パフォーマンスも上がります。
健康維持として、
栄養、運動、睡眠に氣をつける人は多いですが、
「呼吸」を意識している人は意外に少ないです。
例えば、
仕事の合間に深呼吸をするだけでも、
気分転換や頭の中がスッキリすることは、
周知のとおりです。
まずは、
寝る前に腹式呼吸をしてみてください。
3分くらいするだけでも、
ぐっすりと眠れるようになります。
その結果、
パフォーマンスが格段に上がるようになりますから…。
本日も長くなってしまいましたね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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