利便性と引き換えに、私たちが差し出しているもの
最近のニュースで、自治体による公的な食料配布に4万人もの人が集まったという報道がありました。
「何もないよりは助かる」「弱者救済だ」と、一見すると良いことのように思えます。
しかし、一歩引いて「うがった見方」をしてみる必要があります。
こうした行政主導の給付や支援に依存し始めたとき、私たちはある重大なリスクに直面します。
それは、「支援を受けるためには、マイナンバーに登録してください」というような、
実質的な管理体制下に置かれる恐れです。
生存の蛇口をシステムに握られるリスク
これからAIが爆発的に普及すれば、多くの人の職やスキルが奪われる未来がやってきます。
自力で稼げなくなった社会において、政府は「ベーシックインカム(一律の現金給付)」
という強力な飴を与えてくれるかもしれません。
自力で稼げなくなった社会において、政府は「ベーシックインカム(一律の現金給付)」
という強力な飴を与えてくれるかもしれません。
しかし、生活のすべてを政府の給付に依存した瞬間、私たちは「お上」に逆らえなくなります。
- 条件付きの生存: 「規約に同意しなければ、来月の給付は止めます」
- ボタン一つの排除: 政府に不都合な言動をすれば、口座を凍結される
都会という「100%人工物空間」では、息をしているだけで家賃、駐車場代、固定資産税という高いコストがかかります。
もらった給付金は、一瞬でシステムへと回収されていくのです。
もらった給付金は、一瞬でシステムへと回収されていくのです。
都会のシステムから、しなやかに距離を置く
私は、税を徴収して国を成り立たせることを否定していません。
しかし、裏で意図的に個人を完全管理する体制が整うことは、国民にとって本当に幸福でしょうか。
しかし、裏で意図的に個人を完全管理する体制が整うことは、国民にとって本当に幸福でしょうか。
完璧な管理社会というディストピアは、政府による強制ではなく、
私たちが「便利だから」「生きるために必要だから」と
笑顔で差し出した権利の積み重ねによって完成します。
私たちが「便利だから」「生きるために必要だから」と
笑顔で差し出した権利の積み重ねによって完成します。
だからこそ、今、このガチガチに硬い都会の依存システムから、
しなやかに距離を置くための「もう一つの砦」が必要なのです。
しなやかに距離を置くための「もう一つの砦」が必要なのです。
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