最近、ニュースをつけると「日経平均株価が歴史的な高水準を記録」「大企業が過去最高益を更新」
といった、華やかな経済の数字が躍っています。
と心から実感できているでしょうか。
おそらく、答えは「NO」ではないかと思います。
なぜなら、日本の企業の99%以上を占め、雇用の約7割を支えている中小企業からは、
それほど景気の良い話は聞こえてこないからです。
賃金は物価の上昇に追いつかず、それどころか、コスト高や人手不足に耐えかねた企業の倒産件数は、
今まさに増加傾向をたどっています。
いま、世界と日本で何が起きているのか。そして、私たちがこの不条理な時代を生き抜くために、
本当に必要なものは何なのか。
膨張し続ける「記号(マネー)」と、削られる「いのち」
「金融経済だけが一人歩きして膨張し、私たちの土台である実体経済が置き去りにされている状態」です。
一瞬で国境を越えて株や証券へと流れ込み、勝手に膨らみ続けています。
画面の中の数字は、まるでバブルのように肥大化しているのです。
農作物の不作や物流の寸断を引き起こしています。
さらに、長期化するアメリカとイランの紛争など、緊迫する地政学的リスクによって、
燃料やエネルギーの価格は高止まりしたままです。
景気はちっとも良くないのに、生きるために必要なモノの値段だけが強制的に上がっていく。
経済学でいう「コストプッシュ型のスタグフレーション」という、
極めて過酷な波が、今まさに私たちの生活を押しつぶそうとしています。
どれだけ真面目に働いても、手に入るお金(円やドル)の価値はインフレによって静かに目減りしていく。
これが、私たちが今生きている世界の冷酷なファクト(現実)です。
完璧すぎる「AI」と、人間が壊していく精神のバランス
計算や効率、ビジネスの最適解を導き出すといった「左脳的な領域」において、
AIのスピードと完璧さは圧倒的です。
文句も言わず24時間完璧に働くAIやロボットへの置き換えを猛烈なスピードで進めるでしょう。
画面の向こうの人工的なノイズだけで埋め尽くされた世界。
そんな「完璧すぎる世界」に長く身を置いていると、
人間は本能的に、強烈な息苦しさを覚えるようになります。
なぜなら、人間という生き物は、もともと「不完全」で「非効率」な存在だからです。
私たちが本能的に渇望している「実体」
私たちは生身の人間として、あるひとつのものを強烈に渇望するようになります。
計算されたおもてなしではない、人の手の温もりや気配。
効率化のために削ぎ落とされた、無駄や不完全さ、そして「ゆらぎ」。
私たちはそこに「本物の完璧さ(癒やし)」を感じるのです。
日本人は古来より、満月よりも少し欠けた月に美を見出す「わびさび」の心や、
自然のすべての営みに神を見出す「八百万(やおよろず)の神」の精神を持っていました。
対立するものを排除するのではなく、しなやかに受け入れ、
全体の「調和」を育む土壌が、私たちのDNAには深く刻まれています。
その代わり、私たちは余ったエネルギーを使って、「人間にしか生み出せない体温」や「自然との繋がり」
という、本当の富を奪還しにいく必要があります。
あなたは、次の時代の準備ができていますか?
という常識が完全に崩壊していくこれからの時代。
国や会社のシステムに自分の生殺与奪の権を握られたまま、ただ生かされるだけの存在になるのか。
それとも、システムの外側に自分の足場を築き、自分の人生の主導権を握り直すのか。
その大きな分岐点が、今まさに目の前に迫っています。
私は現在57歳です。38歳までの14年間、市役所という「究極に守られた世界」で生きていました。
そこから一歩踏み出し、自分で世界を創り出そうとしたとき、
私もまた、自分の存在価値を見失いそうになるほどの深い暗闇を経験しました。
どこへ向かえばいいか分からないビジネスパーソンたちの気持ちが、誰よりも分かります。
茨城県稲敷市。日本リージョナルな「夢むすび」の聖地・大杉神社のすぐ側にある、
かつて武将たちが領地を切り拓いた「竜貝城跡」。
その浄化された竹林を舞台に、重機を動かし、自らの手で竹を切り、竹炭を焼く。
母の形見の火鉢を囲みながら、夜が更けるまで第二の人生について深く語り合う、
1日1組限定の「竹林・竹炭リトリート」です。
次回は、国から配られるお金だけでは決して買えない「生きがいと存在価値」のリアルな問題について、
私の恥ずかしい失敗談も含めてお話しします。
※1日1組限定!
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