私は日本が大好きです。
そして、日本人が大好きです。
また、日本の文化が大好きです。
私が生まれた場所は、下町である亀有です。
マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で有名な場所です。
私が小さいときは、近所にあった東和商店街も賑わっていました。
今は、シャッターが閉まり、スーパーに行くことが多くなってしまいました。
当時は、八百屋、豆腐屋、肉屋、パン屋などがあり、
母に頼まれて、よく買い物にいっていました。
スーパーの買い物は、ほとんど会話もすることがありません。
しかし、昔は商店街に買い物に行くと、
会話が飛び交っていました。
魚屋にいけば「今日はサバが安いよ」「イカが新鮮で美味しいよ」。
肉屋にいけば、今日は何にしますか? 「唐揚げを200gください」というように…。
そうした何気ないコミュニケーションがありました。
今思えば、そうしたことが住民同士の潤滑油になっていたのだと思います。
しかし、今はスーパーにいけば何でもそろいます。
そして、お金さえあれば会話がなくても購入できます。
これから、ますますそうしたことになっていくでしょう。
便利とは一体何なのでしょうか。
会話もせず、コミュニケーションも図らずに済むことが目的なのでしょうか。
本来の日本人は、周囲とコミュニケーションを図りながら協力してきました。
例えば、田んぼ。
今のように、トラクターもコンバインもない時代は。
みんなで協力をして栽培を行ってきました。
田んぼまでの水路は、みんなで草刈りや掃除をしていました。
そうやって、協力してやってきたのです。
しかし、時代の変化と共に、、そうした文化もなくなってしまいました。
けれど、私は日本人のDNAには、まだそうした気質や文化が刻まれている氣がします。
例えば、大地震が起きたとき、
普段は協力することがなくても、しっかりと列に並び、騒ぎたてることもなく待ちます。
困っている人がいれば、声をかけあい励まします。
ボランティアや寄付も集まります。
みんな「明日は我が身だ」と知っています。
人は、一人では生きていけません。
ネジの一つも作れません。
しかし、団結し協力し合えば大きなことができるのです。
他人を思いやり、余計なことも言わず、黙々と行動する。
本来の日本人の気質です。
私も偉そうなことは言えません。
愚痴や文句も言ってしまいます。
しかし、いざというとき。
こうした気質を忘れないようにしたいと思います。
現在、熊本県の地震で被災した人が、
この暑い中でも、がんばっています。
私にできることは、こうやって日本人の気質を伝えることぐらいです。
けれど、これからも日本人が日本人として、
周囲を思いやり、団結して危機を乗り越えることを願っています。
絶望を希望にかえてきたのが日本人です。
これからも、そうした気概を忘れずにやっていきます。
私ができる範囲内で。
日本に生まれて良かった。日本人で良かったと思えるように…。
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