書類選考が通過すると、次はいよいよ面接です。
面接が苦手という人がいるかもしれませんが、事前の対策さえしておけば問題ありません。しかし、逆に言えば準備もせずに簡単に通過するほど甘くはないと言えます。
では、どんな準備が必要なのか?
どのような注意点があるのか?
それらを一つひとつヒモトキながら説明します。
>>転職活動で内定がもらえないときの5つのステップ
【キャリア・ビジョンの作り方】↓
>>【ステップ1】転職の方向性を決める
【選考を有利に進める方法】↓
>>【ステップ2】自分の強みを整理する
【求人情報を集める方法】↓
>>【STEP3】 求人情報を根こそぎ集める
【スムーズに通る応募書類の書き方】↓
>>【ステップ4】応募書類の書き方
面接は第一印象が重要
あなたは、メラビアンの法則というものを知っていますか?
これは「人の印象は数秒で決まる」というものです。つまり、最初の印象が悪くなってしまうと、その後に印象を良くするのは難しいということです。ですから、第一印象には細心の注意を払う必要があります。
例えば、下の図のように服装に気を使うのは最低限のマナーです。また、笑顔で話しをしたり、丁寧な言葉使いを心がけることで相手の印象が良くなります。
面接の前には、以下の表を使い身だしなみのチェックを行いましょう。
⬛身だしなみチェック表(男性)
□ | 寝グセはないか |
□ | フケや脂のない清潔な髪か |
□ | 整髪料の臭いが強すぎないか |
□ | ヒゲの剃り残しはないか |
□ | 鼻毛は伸びていないか |
□ | 爪の伸びや汚れはどうか |
□ | 清潔なハンカチを持っているか |
□ | アイロンをかけた清潔なワイシャツか |
□ | ネクタイをきちんと締めているか |
□ | スーツの汚れやテカリがないか |
□ | ズボンに折り目が入っているか |
□ | スーツに合った靴下か |
□ | 靴は汚れていないか |
□ | 歯は磨いたか |
□ | ワイシャツから下着が透けてないか |
□ | 目やにはついていないか |
□ | 体臭や口臭は大丈夫か |
□ | 手鏡をかばんに入れてあるか |
□ | 応募書類はかばんにいれてあるか |
『必携!ビジネスマナー』 西東社 参考
続いて自己紹介です。面接は、簡単な自己紹介から始まります。どんなに服装に気をつかっても、この自己紹介で印象が悪くなっては元も子もありません。ですから、しっかりと事前に練習してください。
自己紹介には以下のように、2つのパターンがあります。
自己紹介の2つのパターン
自己紹介は通常、以下の2つパターンのどちらかで始まります。ですから、この2つを事前に考えておくと自己紹介がスムーズに行えます。
パターン1:1分程度で手短かに自己紹介をお願いします
- 1分以内で伝える
パターン2:自己紹介を簡単にお願いします
- 2~3分程度で伝える
詳しくは、>>第一印象を良く見せる自己紹介
続いて、伝え方についてのポイントにうつりましょう。
伝え方の4つのポイント
話し方が苦手な人は、伝え方に問題があります。文章は、以下のように「結論、理由、具体例、結論」という順番で話すと伝わりやすくなります。これを別名【PREP法(プレップ法)】といいます。
【PREP法(プレップ法)】とは、以下の1~4番目の頭文字をとった文章構成のことです。
- P:結論 …………………… POINT (ポイント)
- R:理由 …………………… REASON(リーズン)
- E:具体例 …………………… EXAMPLE (エグザンプル)
- P:結論 …………………… POINT (ポイント)
この4つを意識すれば、相手に話が伝わりやすくなります。その結果、印象も良くなり面接が通りやすくなります。
詳しくは>>上手く話すためのコツ
伝え方の4つのポイントがマスターできたら、次は長所と短所の伝え方です。長所と短所を伝えるときは、以下の5つに注意をしてください。
長所と短所を伝えるときの5つのポイント
面接では質問する意図(聞く目的)があります。その意図を理解せずに答えてしまうと、相手が求めていることが答えられません。中には、自分のアピールにばかりに気をとられ、悪い印象を与えてしまう場合があります。ですから、以下の5つに気をつけて長所と短所を伝えましょう。
- 仕事にからんだことを答える
- 上手く表現することで短所を長所に!
- マイナスな表現はさける
- 短所は、克服する努力をアピールする
- 第三者の表現を使い説得力アップ!
詳しくは、>>「面接官にこの人を採用したい!」と思わせる長所と短所の伝え方
定番の質問の準備をしておこう!
面接では、定番質問があります。つまり、おなじみの質問というのがあるのです。それを事前に考えておけば、面接官の質問にスムーズに答えることができます。
その質問とは、
- 仕事をする上で大切なことは何ですか?
という質問です。
実際、私は何十回と面接を受けてきましたが、この質問を何度も受けました。ですから、事前に考えておくと良いでしょう。
詳しくは、>>「仕事をする上で大切なことは何ですか?」と面接で質問されたときの答え方
他にも面接当日に風邪をひいてしまった時の対処法、事前に面接の合否が分かるサインなども、まとめてありますので参考にしてください>>面接対策
まとめ
以上が、内定を勝ち取るための面接対策です。
繰り返しますが、面接は事前の準備が重要です。失敗する主な原因の一つが「アドリブで答える」ということがあげられます。しかし、アドリブは常に通用するほど面接は甘くはありません。何度か受けているうちに必ずボロがでます。ですから、必ず事前に準備をしてください。
また、転職エージェントの力を借りて客観的なアドバイスをもらうのも良いでしょう。アドリブは、その後でも良いのです。まずは、面接の基本をマスターし、確実に受かるテクニックを身につけてください。おすすめの転職エージェントは⇒絶対登録すべき! 35歳までのおすすめ【転職エージェント・求人サイト】