私はスピリチュアルというものが嫌いでした。
なぜなら、あやしげで依存体質になってしまう氣がしていたからです。
今でも、全面的に信じているわけではありません。
しかし、
人生を振り返ってみると、説明のつかい、偶然とは思えないようなことが、
連続しておこると信じざるをえなくなりました。
私は現在、57才です。
38才のときに14年間つとめた市役所をやめました。
市役所は、ずっと辞めたいと思っていましたが、
なかなか勇気が出ずに辞められずにいました。
しかし、あることがきっかけとなり辞める決意をしました。
それは、自殺した市役所の先輩が、夢に出てきたからです。
その先輩は、市役所を入ったときに手取り足取り教えてくれた方でした。
その先輩は、上司にも自分の意にすぐわないことがあると、
しっかりと意見を言える人でした。
けれど、役所ではそのような人は出世できません。
むしろ、左遷に近い状態でした。
それでも、その先輩も人間です。
かなり無理をしていたのだと思います。
ストレスがたまり、酒乱になっていたようです。
一緒に飲みに行くと、目がすわり荒れた状態になりました。
良い先輩ではあったものの、とにかく酒乱で、いつ怒るか分かりません。
私はいつも、どこかに距離を置いていました。
その先輩は、1年で他の課に移動になったのです。
しかし、その先輩とは距離を置いていたので、
挨拶を交わす程度でした。
何となく、状態が良くないことも何となく感じていました。
しかし、酒乱の状態を見ていた私は、
見守るしかできませんでした。
そんなある日、その先輩が自殺をしたのです。
遺書もなく、どうして自殺をしたのか分かりません。
奥さんと上手くいっていなかったということでした。
しかし、私は何となく奥さんとのことではなない氣がしていました。
市役所では、誰にも相手にされず、
孤独だった先輩。
そして、世話になった私も、
距離を置いていましたから。
もしかすると、誰も信じられる人がいなかったのではないか。
と感じていました。
その先輩が自殺をする前から、
私は、少しノイローゼ気味で、不眠症になっていたのです。
私は役所を辞めたくて辞めたくて、仕方がなかった…。
しかし、父親と離婚をした母に心配かけたないという気持ちがあり、
ずっと悩み続けていました。
だから、先輩が自殺をしたとき、
次は私も自殺をするかもしれないと感じていました。
来る日も来る日も悩み、眠れない日が続きました。
そんなある日のこと、自殺した先輩が夢に出てきたのです。
そして、次のように私の背中を押してくれました。
「野澤、お前は好きなことをやりなさい。
市役所を辞めてもかまわない。母親に迷惑をかけてもかまわないから。
好きな仕事をやりなさい。
市役所を辞めたら、お前のお母さんは心配するかもしない。
しかし、我が子が本当に幸せになってくれるなら、
いつか、必ず応援してくれるから。
だから、お前は好きな仕事をやっていいんだよ。
俺はそれができずに、この世から去ったけれど、
お前なら必ずできる。だから、正直に生きてなさい」
と…。
それから、5年の歳月が過ぎ、
私は市役所を辞めました。
それでも、5年間は悩み続けたのです。
あれから、20年近くが経ち、
私は、先輩のように背中を押す仕事をしています。
浄化された竹林という空間を使い、
人生の目的に目覚めるサポートを仕事にしています。
まだまだ、そういったエピソードがあります。
そうしたことが連続して起こると、
偶然ではなく、全てが必然に思えてくるのです。
あなたは、今は信じられないかもしれません。
しかし、悩み苦しんだ体験も、
全ては必然だと思える日がきます…。
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