おはようございます竹林整備の野澤です。【Vol 064】
持続的に竹林整備をすすめていくには、
収益の柱を築いていく必要があることは何度かお伝えしてきました。
今のところ私が考える収益の柱は【竹炭×養蜂×林業】です。
そこで、今回は柱の一つである林業についてシェアさせて頂きます。
4月の半ばより福井県福井市美山町という場所で自伐型林業を学んでいます。
受講期間が長いので、今回の投稿を自伐型林業実習PART1とします。
以前に紹介させて頂きましたが、自伐型林業とは【小さな林業】を言います。
日本は戦後、住宅の木材を自給するため杉や檜(ひのき)を大量に植林してきました。
その大量に植林された杉が現在、担い手不足や人口減少の問題で
【維持・管理が難しい状況】になっています。
これは、私のミッションである竹林整備と同じ構図です。
山が手入れされずに放置されると、保水力がなくなり
大雨などが降ると土砂災害につながります。
また、土壌環境が悪くなると木の実などが育たなくなります。
大きくなってしまうと広葉樹が育たなくなり鳥獣たちの食べ物がなくなります。
その結果、イノシシ、シカ、鳥などが食べ物を求めて
【里山を荒らすようになってしまう】のです。
高い山がない稲敷市においても、この鳥獣被害が起こっています。
当初、私は竹林問題だけに焦点を当てていました。
しかし、竹林を整備したとしても【放置してしまうと元に戻ってしまう】
という問題にブチ当たりました。
やはり、竹の問題も林業と一緒で
【維持・管理していくことが必須である】と考えるようになりました。
けれど、私は林業の経験も知識もない素人です。
そこで稲敷市役所の担当者に無理を言い、
6カ月間(実日数は40日間)の長期に渡る実習を受けさせて頂くことにしました。
※実際には半年を経過していますが、諸々の事情によりまだ実習は続いております。
この実習は、実際に山に入ります。
チェーンソーを使い、木を切り倒す(伐倒)や、
その伐倒した木を運ぶために重機を使い【作業道を作る実践的な学校】です。
これだけ実践的に教えてくれる学校は、
【ここしかないと思い受講する決意】をしました。
私は7期生になります。受講生は13名。
20代~60代のメンバーです。うち女性は3名です。
現在、古民家に宿泊し7名で共同生活を送っています。
この年齢になって初めて共同生活を経験していますが、
お風呂もトイレも台所も一つずつ。食事は各自で用意します。
私は新幹線できているため、気軽にスーパーにも買い出しに行けません。
ですから、創意工夫をして自炊をしています。
いろいろなことが初めてなので大変なこともありますが、
【出来る限り前向きにチャレンジしていきたい】と思います。
またまた長くなってしまいましたので、このへんで終わりにします。
これからも随時、シェアをしていきますのでお楽しみに♪
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
竹林整備を始めた理由について
どうして稲敷市地域おこし協力隊として竹林整備を始めたのか?
参考資料もあります↓
https://www.city.inashiki.lg.jp/data/doc/1743554520_doc_281_0.pdf
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