こんばんは竹林整備の野澤です。【Vol 011】
1年ぶりに奥さんの実家の秋田県横手市雄物川町に帰省しました。
本日は、この故郷であったエピソードについて書かせてもらいます。
少し長くなりますが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです♪
今は亡き、お義父さんは【私の人生に大きな影響を与えてくれた人】です。
以前、私は市役所に勤務していました。
皆さんもご存知のように、公務員は安定しています。
誰に聞いても、「公務員はいいわねぇ。安定していて」と言われます。
しかし、
私はどうしても公務員の仕事が肌に合わなかったのです。
何年も悩み、ついに【誰にも相談せず辞めてしまった】のです。
辞めたことを、お義父さんに告げると
「どうして公務員を辞めたんだ。家族を露頭に迷わすつもりか!」
と怒られると思っていました。
しかし、お義父さんは予想に反して
「いい。それはいい。いいか克美くん。
【自分の人生は自分で切り拓くんだぞ】と言ってくれたのです。
市役所を辞めた後の私は、
何度も何度も転職を繰り返し、何をやっても上手くいきませんでした。
そんな私に勇気を与えてくれたのは、
お義父さんの
【自分の人生は自分で切り開くんだぞ!】という言葉でした。
そんなお義父さんのエピソードを紹介します。
雄物川町でスイカを作っていたお義父さんの手伝いをしていた時のことです。
農協に出荷するスイカの箱詰めが終わり、私たちは家で休んでいました。
しかし、
お義父さんは一人で作業を黙々と続けていたんです。
お義母さんに、
「お義父さんは何をしているんですか?」と聞いたところ。
規格外で出荷できないスイカを、
「保育園に無償で届けに行くんだよ」と教えてくれたのです。
本来であれば、
農協に出荷できない規格外のスイカは処分しなければならない規則になっています。
しかし、
お義父さんは、その規則をやぶってまで
【保育園に無償提供していた】のです。
私はそれを聞いたとき感動のあまり言葉を失いました。
お義父さんにとって、
保育園に無償提供することはリスク以外にないのです。
しかし、
それをやぶってまでする【お義父さんの心意気に感動した】んですね。
私の残りの人生も、
こうした【心意気で生きていけるようにしたい】と思います。
誰かの役に立つことが自分の喜びとなる。
そんなお義父さんの心意気。
日本人が本来もっている【優しさであり強さ】です。
そんな日本人の本来の気質を、胸に抱きながら生きていく。
それが、真の幸せにつながることを信じて…。
PS.久しぶりに故郷に帰省して、
姪っ子の子供が野球の練習試合に出るということで観戦に行ってきました。
あれだけ、子供嫌いだった姪っ子の舞ちゃんが、4人の子供の母親になるなんて…。
なんか感慨深いです。
今は亡きお義父さんがいたときには、孫やひ孫を合わせて総勢17人もいた大家族でしたが、
現在は諸々の事情により6人になってしまいました。
その変わり、ワンちゃんが4匹いて賑やかに過ごすことができましたよ♪
次の日が台風5号の影響で画像のように雄物川は増水して少し怖い感じでしたが、
幸いなことに影響もなく無事に帰省することができました。
いつでも変わらずに迎えてくれる故郷は、人にとって大切な原点に戻らせてくれますね♪
本日も、最後までお読み頂きありがとうございます。
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