今の仕事が好きになれない。やりがいや充実感も得られない。周りは幸せそうなのに私は幸せじゃない。今すぐにでも会社を辞めたい…。
このような悩みをかかえていませんか?
正直に言いますが、その考え方では幸せにはなれないでしょう。なぜなら、幸せは考え方を変えない限り「感じることができない」からです。
そこでこのページは、幸せに働くための5つの考え方について、私の経験をまじえながら解説します。
幸せに働くための5つの考え方
幸せに働くためには、以下にあげる5つの考え方で行動をする必要があります。
- なるものではなく感じる
- 感謝の気持ちを持つ
- 正直な気持ちを大切にする
- 好きなことを少しずつ実行する
- 共感できる人とつき合う
以上です。
それでは、1つずつ具体的に解説します。
1.なるものではなく、感じるもの
多くの人は、何かを手に入れれば、幸せに「なれる」と考えています。例えば、以下のようなものが手に入れば幸せに「なれる」と信じているのです。
- 好きな仕事に転職できれば幸せになれる
- マイホームを購入すれば幸せになれる
- 高級なモノを買えば幸せになれる
- 気に入った車を手に入れれば幸せになれる
- 高い給与がもらえれば幸せになれる
しかし、これらを手に入れても継続的な幸せは得られないでしょう。なぜなら、これらは一瞬にして過ぎ去ってしまうからです。実は、幸せというのは「なる」ものではなく「感じる」ものなのです。
感じる方へ考え方を変える!
例えば、以前の私もこれらを手に入れれば幸せになれると考えていました。しかし、これらは、手に入れてから少しの間だけ幸せな状態でいられるだけでした。
転職をして高い給与が得られても、上がった時は幸せですが、すぐにその気持ちはなくっていきます。他にも、コンビニのスィーツを購入する人が増えてます。なぜなら、甘い物は食べると幸せな気分になれるからです。しかし、手軽な幸せは継続しません。むしろ、食べ過ぎてしまえば、後で取り返しのつかないことになります。
それよりも、
- 幸せに「なる」のではなく「感じる」方へ考え方を変えてみてはどうでしょうか?
つまり、幸せに「なる」のではなく、「幸せを感じる」方へ意識を向けるのです。何かを手にいれた状態が幸せという考え方を、その行動自体に幸せを感じるようにするのです。
例えば、
- 好きな仕事をして相手に喜んでもらう
- 困っている人のサポートをして感謝をされる
- 得意なことをして周囲の役に立つ
- やりたい仕事を通して社会に貢献する
- 目の前の人に親切にして相手を笑顔にするなど
これらは、何かを手にして幸せになるという考えではありません。むしろ、何も手にはしていないけれど、相手の笑顔や喜びを感じて自分も幸せに感じることです。このように、感じる方に考え方を変えれば、物が手に入らない状態でもハッピーになれます。
2.感謝の気持ちを持つ
日本は世界でも有数な経済大国です。世界的に見ても、とても恵まれた環境です。世界には何日も食べることができずにいる人たちが多勢います。また、空から爆弾が降ってくる国もあります。このように、世界には紛争が日常茶飯事で起こっています。
しかし、日本では食べられずに餓死をする人は、ほとんどいません。また、日本は海に囲まれているので国境などによる紛争もありません。それにも関わらず、この状況を幸せに感じている人は少ないです。実は、日本に生まれたことは、この上もなく幸運なことなのです。
- 私たちはどうしてこの状況に満足ができないのでしょうか?
それは、感謝の気持ちを忘れているからです。
- 今日1日無事に過ごせて幸せ
- 毎日、食べるものがあって幸せ
- 電気がついて幸せ
- 蛇口をひねれば水が出て幸せ
- 舗装された道路があって幸せ
- 心配してくれる両親や友人がいて幸せ
- 仕事でお金をもらえて幸せ
- きれいな花が咲いていて幸せ
- 好きな音楽を聴けて幸せ
- 何気ない会話ができる仲間がいて幸せ
このように、幸せは探せばいくつでも見つかります。しかし、感謝の気持ちがなければ出てくるのは不平や不満ばかりです。
日本に生まれたことに感謝!
よく海外留学をすると、日本の素晴らしさが分かると言います。世界では、水道水をそのまま飲める国というのは非常に少ないです。また、電車が遅れない国もめずらしいです。
そして、人は失ってみて初めて、そのありがたさに気づくことがあります。海外旅行だけではなく健康もそうです。健康も普段は、ありがたみが分かりません。しかし、歯が痛いだけでも幸せな気分にはなれません。しかし、日本には多くの歯医者があります。保険も適用され高額な費用を請求されることもありません。
どこかの国のように、救急車を呼ぶにも膨大な費用を請求されることもありません。それと比べたら、日本は本当に恵まれいると言えます。このように、日本に生まれただけでも感謝です。ですから、ないものを数えるのではなく今あるものに感謝してください。
3.正直な気持ちを大切にする
日本が恵まれていることを知りました。また、感謝が大切なことも分かりました。しかし、「どうしても私は幸せな気持ちになれない」のです。という人がいます。それは、自分に正直に生きていないからです。つまり、周囲の要求に無理に合わせているのです。また、家族に心配をかけたくないという理由から、やりたくない仕事を続けていることもあるでしょう。
しかし、それでは幸せを感じることは難しいでしょう。なぜなら、自分の幸せを優先していないからです。もし、あなたが自分の幸せに責任をもつならば、たった1人だけ幸せになる人が増えます。それは、あなたが自身です。それには、誰かの期待に応えるためではなく、自分の気持ちに正直に生きることが重要です。
やりたい仕事をしよう!
特にやりたい仕事を優先することが重要です。なぜなら、仕事は人生の中で最も長く活動する場だからです。仮に、8~12時間はたらくとすれば、1日の大半を過ごすことになります。多くの人は、その状態を引退するまで続けることになるでしょう。もし、その仕事に幸せを感じることができなければ、苦痛以外にありません。
ですから、そこから抜け出す必要があります。もし、あなたが本気で転職を考えているのなら、できるだけ早く転職活動を行った方が良いです。なぜなら、年齢が高い人は若い人に比べ求人数が限られてしまうからです。
4.好きなことを少しずつ実行する
今の仕事を辞めたいけれど、今すぐの転職に不安を感じてしまう、ということもあるでしょう。そんなときは、好きなことを少しずつ実行するのが良いです。当然ながら、今の仕事がありますからスキマ時間を使って行うことになります。重要なのは、大きなことから始めないことです。
以下が継続のコツになります。
継続のコツは次の3つ
- 楽しいことをする
- 小さいことをする
- 1日10分でもいいので実行する
例えば、私の場合はコーチングでした。しかし、仕事があるため時間がとれません。ですから、スキマの時間を使って読書をしました。その読書で得た知識をブログやメルマガで書きました。そこから、集客ができるようになり、最終的に仕事として稼げるようになったのです。私がコーチングをやるために行った流れを分かりやすく書くと、
やりたいことを実行する流れ(私の事例)
- 時間がない
- スキマ時間の活用
- 読書をする
- 得た知識をブログやメルマガに書く
- 集客が可能となる
- 副業で稼ぐ
- 本業となる
このように、好きなことをコツコツ継続することで幸せな気持ちが継続します。
※コーチングとは、夢や目標をコミュニケーション・スキルを使ってサポートする手法です。
5.共感できる人とつき合う
人には相性があります。会社の中にも自分と合う人合わない人がいるでしょう。そして、多くの人が、価値観の合わない人のことばかりを考え時間を無駄に過ごします。それよりも、価値観の合わない人のことは、できるだけ考えないことです。その方がお互いにとってメリットになります。
まとめ
以上が転職で幸せに働くための5つ考え方です。
幸せは、なるのではなく感じることです。それには、好きなことを仕事にするのが一番です。
- 今の仕事をイヤイヤ続けるのか
- やりたい仕事をして有意義に過ごすのか
どちらを選ぶのかは、あなたしだいです。もし今の状態が不満で仕方がないのなら転職活動を始めることをオススメします。転職活動を始めたからと言って必ずしも転職をする必要はありません。やっていくうちに現在の会社でやっていけそうなら続ければ良いのです。
いずれしても良くないのは不満を抱えながら無駄な時間を過ごすことです。後悔のないように一度、立ち止まって真剣に検討してみることをオススメします。
天職に生きる5つのステップ