人生は仕事が全てとは言いませんが、仕事にたずさわる時間が一番長いことを考えれば「仕事の満足度=人生の満足度」と置きかえることができます。つまり、仕事で満足ができなければ、人生も満足したことにはなりません。
国の厚生労働省が管轄している労働調査会(H27年転職者実態調査)によると、転職者の満足度は「満足」20%、「やや満足」33.3%となっています。このように、約半数以上の人が「満足している」という結果になっています。
しかし、逆の見方をすれば、半数近くの人は転職に満足していないと言えます。
では、一体どうすれば転職後の満足度をあげることができるのでしょうか?
それは、あなたの希望条件に合った企業に入ることです。つまり、あなたの能力を必要としている企業に出会えれば、お互いにとって満足感の高い転職になります。
そこでこのページでは、中高年の転職で「満足度をあげるの4つの方法」と希望の求人に出会う方法について、私の経験をまじえながら解説します。
満足度を上げる4つの方法
転職で満足度を上げるには以下の4つ方法があります。
- 自分の得意なことを生かす
- 仕事に全力を出す
- 成果を出す工夫をする
- 人間関係を良くする
以上です。
それでは、1つずつ具体的に解説します。
1.得意なことを生かす
得意なことを生かすことは非常に重要です。親や教師たちは、短所を克服しなさいと言います。しかし、仕事では短所を克服するよりも、得意なことを伸ばすほうが容易に成果が出るものです。
スポーツのように、どうしても弱点を克服しなれば、相手に弱点を狙い撃ちされてしまう場合は別です。
例えば、バレーボールの選手でレシーブが苦手な場合は、相手チームからサーブで狙い打ちにされます。ですから、このような場合には、まずは弱点を克服することが大切になります。
しかし、仕事の場合は、相手から弱点を狙われることはありません。ですから、苦手なことを克服するよりも、得意なことを伸ばす方が満足度が高くなります。
中高年の転職では、即戦力が期待されます。その期待に応えるには、得意なこと生かすことが良いでしょう。そのためには、あなたの得意なことを知っておくことが重要です。
2.仕事に全力を出す
目の前の仕事で手を抜いているうちは、満足度は上がりません。人の欲求には、成長や向上心があります。しかし、いい加減に仕事をしていては、成長や向上心が上がりません。
例えば、私は目の前の仕事が好きになれず適当にやっていた時期がありました。「どうせ残業代もでないから」と、手を抜いていたのです。しかし、それでは満足感はありませんでした。
そんな時に、転職エージェントから「その結果は必ず自分に返ってきますよ」と言われたのです。確かに、適当にやっていれば、最終的にその責任は自分に返ってきます。そのことに気づいてからは、目の前の仕事に全力を出すようにしました。
その結果、成績が伸び給料も上がりました。そして、全力を出すようになってから、満足感が得られるようになったのです。
3.成果を出す工夫をする
全力を出すことは大事ですが、やり方が分からなければ全力が出せません。そこでヒントになるのが改善です。改善とは、少しでも効率が良くなるように工夫をすることを言います。
例えば、私は転職先で、見積りを作成する仕事をしていました。しかし、入力などは速くできるもののミスが多かったのです。つまり、ミスを修正する手間を考えると入力が速くても効率が悪いのです。
その対策として、次の日の朝一番でミスをチェックするようにしました。朝一番は、疲れもなく頭もスッキリしているのでミスが発見しやすいからです。それからは事前にミスが見つかり効率が上がりました。
このように、仕事のやり方に工夫をすれば、成果が上がり満足感が高くなります。
4.人間関係を良くする
マザーテレサは言っています。「愛の反対は憎しみではない、無関心である」と…。やはり、人にとってさびしいのは孤独になることです。
そのためか、会社でも人間関係が上手くいきませんでした。しかし、それでは、満足は得られないと考え人間関係を良好にする工夫をしました。例えば、自分から話しかけたり、相手の話をよく聞いたりと、積極的にコミュニケーションをとるようにしたのです。その結果、人間関係が良くなり深い満足感が得られるようなったのです。
まとめ
以上が、満足度をあげる4つの方法です。
人生に占める仕事の割合はとても大きいです。ですから、仕事で満足感が得られなければ幸せな人生は送れません。しかし、それには希望に合った転職先に出会う必要があります。
1人で問題を解決するには限界があります。そのようなときは、気軽にメールをしてください。
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