パワハラ上司に怒られて、会社を辞めたいと悩んでいませんか?
確かに、嫌いな上司に毎日のようにガミガミと怒られていると、会社を辞めたくなります。
生活のためには我慢も必要でしょう。しかし、そのまま放置していると徐々に精神が病んでしまいます。
私も過去にパワハラで悩みました。我慢に我慢を重ねた時期もあります。しかし、私はあなたに断言します!
パワハラで夜も眠れない状態なら、すぐに辞めた方がいいです。そのまま放っておくと手遅れになりかねません。
そこでこのページでは、パワハラで会社を辞めたくなったら、すぐに転職を考えた方が良い理由について、私の経験をまじえながら解説します。
転職を考えた方が良い3つの理由
パワハラで会社を辞めたくなったら、すぐに転職を考えた方が良い理由は以下の3つがあります。
- 状況が好転する可能性は低い
- うつ病になるリスクが高い
- お金よりも時間の方が大切
以上です。では3つの理由について説明します。
1.状況が好転する可能性は低い
パワハラ上司がいる場合、その状況が好転する可能性があるとすれば、以下の6つがあります。
- 上司が会社を辞める×
- 上司または自分が配置転換をする〇
- 上司の性格が変わる×
- 自分の性格を変える×
- 上司への対応の仕方を変える△
- 自分が会社を辞め転職をする◎
それでは、1つずつ具体的に解説します。
- 1.上司が会社を辞める×
上司が会社を辞めるとすれば定年退職です。実は、私もこれを期待した時期があります。しかし、その上司が定年後、再雇用になってしまい、逆にショックが大きかった経験があります。最近は、管理職の再雇用をしている会社が多いため期待が裏切られる可能性が高いです。
- 2.上司または自分が配置転換をする〇
私は14年間つとめた市役所のとき、何度も配置転換の依頼を人事に提出していました。市役所は4、5年ごとに定期異動があったのですが、すべて却下されました。公務員や規模の大きい会社であれば、配置転換が可能でしょう。しかし、中小企業の場合、それも難しいです。また、その情報が上司に分かってしまうケースが多いため気をつける必要があります。
- 3.上司の性格が変わる×
上司の性格が変わるというのは非常に可能性が低いです。もし、あるとすれば性格が変わるのではなく、あなたへの対応の仕方が変わることです。それには、その上司と良好な関係になる必要があります。しかし、それができなくて関係がこじれているわけですから、望みはうすいでしょう。
- 4.自分の性格を変える×
自分の性格を変えることで、人間関係を改善することができます。しかし、中高年の人が、性格を変えるのは非常に困難です。私も何度もトライしてきましたが、それほど簡単に変わるもではありません。そして、変わったと感じてもすぐに戻ってしまいます。無理に我慢して変えようとすると、ストレスがたまり心身ともに疲れてしまいます。
- 5.上司への対応の仕方を変える△
自分の性格を変えるのは、きびしいですが、上司への対応の仕方を変えるという方法があります。しかし、パワハラ上司は、こちらが歩みよると調子にのってしまうことがあります。それに耐えることができれば、それも1つの方法です。けれど、私の経験上これも厳しいです。なぜなら、それができるならとっくにやっているからです。
- 6.自分が会社を辞め転職をする◎
このように考えると、やはり転職することが状況を好転させるには、ベストな方法だと言えるでしょう。しかし、転職先にもパワハラ上司がいる可能性があります。ですから、問題の解決にはならないかもしれません。しかし、だから言って、行動を起こさなければ状況が良くなることはありません。
2.うつ病になるリスクが高い
パワハラを我慢していると、うつ病になってしまうことがあるので気をつけましょう。なぜなら、私はうつ病になりかけたことがあるからです。私は、市役所時代に、強烈なパワハラ上司がいました。その上司は、直接、私の文句を言うことはありませんでした。しかし、毎日のように、係の人たちの文句を言っていたのです。本人たちに直接言うことはありませんでしたが、係の誰かがいなくなると、いつもその人をターゲットにして文句を言うのです。
それを、毎日聞かされていると、だんだんと頭がおかしくなっていきました。なぜなら、その係長から見たら、使えない人たちでも、私にとっては大切な仲間だったからです。その仲間が文句を言われているのに、一言もかばってあげられない自分がイヤだったのです。そして、私は不眠症になりました。
それから、精神科に通うようになり睡眠薬と精神安定剤を服用するようになったのです。しかし、服用すれば眠れるようにはなるのですが、身体がダルくなってしまうのです。このままでは、精神的におかしくなってしまうと思い、市役所を辞めました。
問題の放置は、うつ病のリスクを高めます!
そのようなときは、専門家に見てもらうのも良いですが、それよりもパワハラ問題を解決するのが先決です。なぜなら、根本原因が解決されなければ症状は改善されないからです。そして、うつ病は早期に対応するのが大切です。早期に対応しなければ症状は悪化してしまいます。ですから、状況が好転するまで待つという受け身の姿勢ではいけません。
早期の問題を解決したいのなら、転職を考えるのが得策と言えます。
3.お金よりも時間の方が大切
人生で大切なのは、お金よりも時間です。なぜなら、時間は二度と取り戻すことはできないからです。人は、このことを分かっているようで分かっていません。特に、若いうちは時間が無限にあるような錯覚になっています。しかし、当然のことながら時間は無限ではありません。
時間は取り戻すことはできない!
お金は働けば得ることができます。宝くじでも当たれば一瞬にして富を得ることもできます。しかし、時間はそうはいきません。貸すことも借りることも、まして、過去に戻すこともできません。そのことを忘れないでください。会社を辞めることはリスクがともないます。なぜなら、転職先がすぐに決まるとは限らないからです。まして、中高年の転職は、正直に言って厳しいです。しかし、時間は二度と取り戻すことはできないのです。
ですから、できるだけ早く転職活動を始めてください。実際、始めてみて転職先が決まらないようなら対策を考えれば良いのです。むしろ、何もせずに無駄な時間を過ごすことが、問題を大きくしてしまうのです。うつ病を決して甘くみてはいけません。一度、うつ病を発症してしまうと完治をするのは難しいです。
ですから、パワハラ問題を解決したいのなら、本気で転職活動を始めましょう。
まとめ
以上が、パワハラで会社を辞めたくなったら、すぐに転職を考えた方が良い3つの理由です。
パワハラの問題は根が深いです。なぜなら、私のように20回以上も転職を繰り返してしまうこともあるからです。しかし、放置をする方がリスクは大きいです。
しかし、簡単に転職と言っても不安なこともあるでしょう。ですから、まずは転職エージェントに相談しましょう。やはり、最後に頼りになるのは専門家のアドバイスです。
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