私には才能がない。才能なんて特別な人にしか備わっていない。年齢も年齢だし今さら才能なんて伸ばせない…。
あなたは、このように考えていませんか?
中高年の人が転職活動をする場合、こののような考え方では上手くいきません。なぜなら、挑戦する前から気持ちで負けてしまっているからです。
そこでこのページでは、才能を伸ばす5つの方法について、私の経験をまじえながら解説します。
才能を伸ばす5つの方法
才能を伸ばすには、考え方と習慣が重要です。以下にあげる5つの方法を参考にしながら考え方と習慣を実行していきましょう。
- 最初は学ぶ
- 1日10分を繰り返す
- 習慣にする
- 前向きに考える
- 人に教える
以上です。
それでは、1つずつ具体的に解説します。
1.最初は学ぶ(マネぶ)
プロのスポーツ選手のように、何千、何万人の中から勝ち残り活躍する人は確かに才能があるかもしれません。しかし、仕事の世界では、そこまでの才能が必要になるのでしょうか。そもそも、
- 今の会社の上司や社長を見て、ずば抜けた才能がありますか?
そして、もっと深く追求していくと、努力している感じがしないということです。つまり、仕事を無理にやっているのではく趣味に近い感覚と言えます。
努力というと何か無理して頑張っているイメージがあります。しかし、本当に素晴らしい成果を出し続けている人は、努力しているのではなく心から好きなことを仕事にしているのです。
やりたい仕事をすることが重要!
私たちのような凡人が成功するにも、このやりたい仕事をすることが重要です。しかし、多くの人がイヤイヤ仕事をして給与が低いと文句を言っています。仕事は我慢料だという人さえいます。これでは、成功することも成果を出し続けることも難しいでしょう。
「学ぶはマネぶ」と言います。ですから、私たちも、成功している人たちのマネをすれば良いのです。先輩や上司、社長の良い部分をマネて自分に取り込んでください。しかし、多くの人が私は自分のオリジナルを大切にしたいと言います。確かに、オリジナルは大切です。しかし、最初はマネることから始めてください。そして、成果が継続できたら独自性を発揮していきましょう。
これと同じように、最初は、その分野で成果を出している人のマネをすれば良いでしょう。その人の思考、行動、習慣をマネしていくのです。そうすれば確実に成果が出るようになります。
2.1日10分を繰り返す
仕事が忙しく、やりたいことをする時間がないという人は、1日10分から始めてください。どんなに忙しくても1日10分なら生み出せるはずです。それぐらいができないのなら、それはやりたいことではないということです。
1日10分をして何が変わるのかと疑問に思うかもしれません。しかし、たとえ10分でも塵(ちり)も積もれば山となるのです。けれど、納得がいかない人のために分かりやすく計算をします。
1日10分×365日=3650分。そして60分で割ると、1年に60時間になります。これを10年続ければ、600時間。さらに30年続ければ、1800時間になるのです。 働く時間8h/1日 225日分
3.習慣にする
繰り返しますが、才能を伸ばすカギは習慣です。ですから、やりたい分野で、あなたより少しでも前を歩いている人を見つけてください。そして、その人の良い部分をマネて習慣にしてしまいましょう。習慣にする方法は1日10分でOKです。1ヵ月もすれば、無意識にできるようになります。
4.前向きに考える
才能を伸ばすには、自分を信じる必要があります。つまり、やり続ける勇気です。しかし、多くの人が、あなたのやりたいことを邪魔します。
例えば、
- やりたいことで食べていけるほど世の中はあまくない
- いつまでもやりたいことなんて追い続けていないで現実的になれ
などと言ってくるのです。
そんなときは、下記の『マジックジョンソンの言葉』を何度も読み返すと良いでしょう。
マジックジョンソンの言葉
「お前には無理だよ」という人の言うことを聞いてはいけない
もし、自分で何かを成し遂げたかったら
できなかったときに他人のせいにしないで自分のせいにしなさい
多くの人が、僕にも「お前は無理だよ」と言った
彼らは、君に成功してほしくないんだ
なぜなら、彼らは成功できなかったから
途中で諦めてしまったから
だから、君にもその夢を諦めて欲しいんだ
不幸な人は、不幸な人を友達にしたいんだ
決してあきらめては駄目だ
自分のまわりをエネルギーで溢れ、しっかりした考え方を持っている人でかためなさい
自分のまわりを野心であふれプラス思考の人でかためなさい
近くに誰か憧れる人がいたらその人にアドバイスを求めなさい
君の人生を変えることができるのは君だけだ
君の夢がなんであれ、それに向かっていくんだ
君は幸せになるために生まれてきたんだから
この文章に書いてあるように、前向きな人と付き合い、ポジティブな言葉を使うようにしてください。
5.人に教える
人の記憶に残る良い方法は人に教えることです。なぜなら、自分がしっかりと理解していなければ人に教えることはできないからです。ですから、伸ばしたい才能があれば積極的に人に教えてください。
成功している人は、周りの人を全力でサポートします。そして、自分の強みや得意なことを出し惜しみすることなく教えます。ですから、周りから信頼されて成功するのです。これを、あなたも習慣にしてください。出し惜しみすることなく人に教えるのです。そうすれば、才能は自然に開花します。
まとめ
以上が、才能を伸ばす5つの方法です。
くり返しますが、才能を伸ばすカギは習慣です。習慣は1日10分を繰り返せば身につくことできます。難しく考える必要はありません。たった10分を繰り返すだけで良いのです。
まずは、あなたがやりたい分野で成果を出している人をマネてください。そうすれば、確実に成果が上がります。その結果、才能も伸びていくでしょう。
天職に生きる5つのステップ