転職活動を始めてみたものの、履歴書を何度出しても通らない。もしかすると、このままずっと書類選考に通らないのではないか…。
そのように不安を感じてはいませんか?
安心してください。履歴書を書くときのポイントを押さえれば書類選考が通りやすくなります。
そこでこのページでは、履歴書の注意すべき5つのポイントについて、私の経験を交えながら解説します。
履歴書の書き方の5つのポイント
履歴書の書き方で注意すべきポイントは以下の5つがあります。
- 写真
- 文字
- 書き方
- 内容
- 志望動機
以上です。
最初に認識すべこと
後ほど5つのポイントの詳細について説明をしますが、その前に認識しておいてほしいことがあります。それは、履歴書を書くにはコツがあるということです。
このコツを認識するだけで、あなたの履歴書は書類選考に通りやすくなります。
手書きorパソコン
私が応募書類で、こだわっていたことが1つだけあります。それは、履歴書は「手書きで書く」ということです。なぜなら、文字は相手に人柄が伝わるからです。
最近は、エントリーシートなどで登録が決まっています。その場合は、文字ではなくパソコンでの入力は仕方がないでしょう。しかし、特に指定がない場合は、パソコンよりも手書きをオススメします。なぜなら、人柄をうまく表現できれば相手の印象に残りやすいからです。
市販の履歴書は使わない
履歴書はパソコンよりも手書きで書くことをオススメしました。しかし、市販で売られている履歴書は使わない方が良いでしょう。なぜなら、市販のものは「希望年収」を書く欄があるからです。つまり、履歴書を出す段階で希望年収を書いても意味がないのです。
希望年収は面接で質問された場合に答えればいいでしょう。どうしても履歴書に書きたいのなら、現在の年収を書く方が採用側としては評価の参考になります。ですから、履歴書は市販のものは使わずパソコンで出力し、あとは手書きでかくようにしてください。
応募書類のダウンロード(無料)
ネットで検索をすれば、多くの履歴書のフォーマットがあります。参考のために私が普段つかっているフォーマット(ワード形式)を添付しておきますので、必要ならダウンロードをしてください(無料)
では、次に書き方のポイントについて説明をします。最初に注意すべきことは履歴書の写真です。
1.写真
実は私は写真が一番重要だと感じています。
なぜなら、スピード写真からプロのカメラマンに変えてから、書類選考の通過が各段に上がりました。それは、プロのカメラマンが私の良い表情を引き出してくれたからだと思います。それまでの私は、月に何十も履歴書を作成していました。当然、失業中のためお金がジリ貧でした。ですから、スピード写真を使い少しでも安く仕上げようとしていたのです。しかし、これが間違いでした。
写真店の相場は7000円程度です!
確かに、写真店で撮影すれば多少お金はかかります。ちなみに私が支払った費用は画像のデータ代込みで1カット7000円でした。しかし、その画像ファイルのデータがあれば、次回からは安価で焼きまわしができます。ほかにも、プロのカメラマンの方が顔の印象も良くなります。正直な話、私は髪の毛が薄く年齢のわりに老けた印象があります。ですから、スピード写真を撮るたびに老けて見える印象がありました。
しかし、画像データがあれば、それを焼きまわしできるので老けた印象はクリアできます。ただ注意して頂きたいのは、写真を撮った時期です。なぜなら、履歴書と実際の印象が変わってしまい採用者側の印象を悪くしてしまうからです。ですので、あまり撮影した時期をずらさないように気にをつけてください。
2.文字
文字は、人柄をあらわすと言われています。たとえ、字が下手でも1文字1文字を丁寧に書けば相手に伝わります。最後の1文字まで手を抜くことなく、しっかりと書けば採用者も「この人は仕事を最後までしっかりとやってくれる」と感じるでしょう。逆に、文字が雑に書かれていれば、この人は仕事も雑にやるという印象を与えてしまいます。
私が履歴書は手書きで書くことをオススメしているのはそのためです。確かにパソコンであれば便利です。しかし、人柄は伝わりません。機械のためみんなと差がつかず印象にも残らないのです。まして、履歴書が何百通と送られてくれば、採用者が最初に目を通す時間は短いはずです。
その短い時間の中で、印象良く見せるには「手書きが良い」でしょう。しかし、忙しくて手書きが難しいこともあると思います。そんなときはパソコンを使って作成してください。けれど、忘れてはいけないのは「手書きを好む採用担当者が多い」ということです。面倒くさがらずに手間暇をかければ、書類選考が通る確率も高まります。
3.書き方
文字も重要ですが、書き方も大切です。
例えば、私は学歴の記載を省略せずに全て書いています。なぜなら、その方が見栄えが良いからです。
ですから、学歴欄の高校の入力欄に「入学と卒業」があっても、「同校卒業」とは書かずに全てを記入するようにしてください。面倒だからと言って省略ばかりをしていると相手にそれが伝わります。もしかしたら、「この人は手を抜く人」だと思わてしまうかもしれません。
いずれにしても、採用者が履歴書にパッと目を通した時、省略することなく丁寧に分かりやすく書かれている方が見栄えが良く感じます。
4.内容
職種に関係のない資格は書いてもムダなのか?
資格は、取得している全てを書く必要はありません。なぜなら、採用者は業務と関係のない資格は評価をしないからです。
この面接官のように、採用者が直接悪い点を伝えてくれることはほとんどありません。ですから、悪いところを客観的に指摘してくれる人の存在は貴重です。人事担当者の知り合いや転職エージェントなどに相談をすると、自分の悪いクセなどが事前に分かります。人は否定的なことは言われたくありませんが、面接に限っては「自分の悪いところを受ける入れる姿勢が重要」です。
趣味・特技などは必ず記入してください!
趣味・特技は、面接の時の会話の糸口になります。他にも、応募する職種に関連する内容でも良いでしょう。とにかく「特になし」とだけは書かないようにしましょう。
他にも、健康などの状態を書く欄があれば「良好」とだけ書くのではなく、「良好(直近3年間は病欠はありません)」と記入すれば、当面の病気は心配ないと認識してくれます。些細なことかもしれませんが、その小さなことの積み重ねが他の人との差別化になります。特技の書き方については、別ページに詳しく書いています>>特技の書き方の基礎知識
5.志望動機
当然のことながら、ウソの学歴を書くことは経歴詐称になります。ですから、学歴は事実しか書くことができません。しかし、志望動機はあなたの想いの強さを書くことができます。
志望動機は、履歴書で唯一のアピールできる項目です。ですから、志望動機欄が大きい書式の履歴書を購入してください。
履歴書のイメージ
志望動機を書くときのポイント
書くときのポイントは、採用者側が求めている人物像と、あなたの志望動機が上手く合っていることです。それには、募集要項だけではなく、企業のパンフレットやホームページなどで情報を集めてください。
まとめ
以上が履歴書の注意すべき5つのポイントです。
この5つのポイントを参考にすれば、書類選考に通りやすくなります。
書類選考が通らなければ、しだいに希望の求人が減っていきます。特に、中高年の人は若い人に比べ求人数に限りがあります。ですから、書き方には細心の注意をしてください。
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