転職活動がうまくいかず落ち込んでいませんか?
特に中高年の転職活動は、長引く傾向があります。
応募書類を出しても不採用の通知が続いたり、面接に落ち続けたりすると転職活動を辞めたくなってしまいます。
しかし、そこであきらめてしまえば内定は遠のくばかりです。
転職活動で辛いのは、何をしても上手くいかないときです。しかし、安心してください。やり方を変えれば解決する問題も多いです。
そこでこのページでは、「疲れた、やめたい」と感じたときに対処する6つの方法を、私の経験をまじえながらを解説します。
やめたいときの6つの対処法
転職活動に「疲れた、やめたい」と感じたときの対処法には、以下の6つがあります。
- 原点に戻ってみる
- 相談相手を探す
- やり方を変える
- ストレスを発散する
- 一時的なものととらえる
- やっていることを肯定する
以上です。
それでは、1つずつ具体的に紹介します。
1.原点に戻ってみる
人は上手くいかないことが続くと原点を忘れてしまいます。そもそも、転職を考えたのには理由があるはずです。転職活動で上手くいかないのは、その原点を忘れてしまうからです。
例えば、あなたが転職を考えたのは、
- パワハラの上司についていけない
- 人間関係が上手くいかない
- 会社の将来に不安を感じている
- 給与が低くて生活が厳しい
- 今の仕事が好きになれない
- 別の会社で自分を試したい
これが、あなたの原点になります。転職活動が辞めたくなるのは、この原点を忘れてしまうからです。しかし、そこであきらめてしまえば、この先もずっと不満な毎日を過ごすことになります。
ですから、原点を思い出してください。そうすれば、何のために転職活動をしているのかが理解できます。
2.相談相手を探す
転職活動をやめたくなるのは、1人でクヨクヨと考えているからです。そのようなときは誰かに相談するのが良いでしょう。できれば、転職経験のある友だちが良いです。なぜなら、共感する部分が多いからです。転職経験がない人に話しても、気持ちが通い合わない会話になってしまいます。
しかし、友だちは専門家ではないため問題の解決にならないことが多いです。やはり、問題を解決したいのなら、専門家である転職エージェントに相談するのが良いでしょう。
3.やり方を変える
転職活動が上手くいかないのは、やり方に問題がある場合があります。特に中高年の転職活動は、若い人に比べ長引く傾向が高いです。ですから、なかなか内定が決まらない時は、今までのやり方を見直してみましょう。
例えば、私の転職活動で一番長引いたのは8か月間でした。応募書類も何百通と出したと思います。しかし、なかなか転職先が決まらず焦りと不安で眠れない日々が続きました。そんなときに、役に立ったのが転職エージェントです。中でも、応募書類の自己PR文のアドバイスが役立ちました。なぜなら、アドバイスをもらってから、書類選考が通りやすくなったからです。
応募書類の書き方については、別のページに書いてあるので参考にしてください>>応募書類を作成する
4.ストレスを発散する
転職活動で疲れやストレスがたまってくると、やめてしまいたくなる気持ちが大きくなります。在職中であれば、仕事と転職活動の両方をやらなければなりません。ですから、ストレスを解消する方法を知っておくのが良いでしょう。
※ストレス解消法について知りたい方は「気軽にできる転職活動中のストレス解消法」をご覧ください。
5.一時的なものととらえる
転職活動を辞めてしまいたくなるのは、その状態が永遠に続くと思い込んでいるからです。しかし、継続して行っていれば、いつかは決まるものです。そして、長い人生から見れば転職活動も一時的なものです。確かに、決まらないときの不安や焦りは体験した人にしか分かりません。しかし、悲観的に考えても現状が良くなることではありません。ですから、気軽に考えた方が上手くいきます。
実は、私は20回以上の転職経験者です。最初の転職活動は35歳を超えていました。それから10年たらずの間に20回以上も転職をしたことになります。市役所経験が長かった私は、事務職以外に応募する会社がありませんでした。大した実績もなく、上司からの命令をコツコツとこなすことしか取柄がなかったのです。
このように、実績と能力もない私でも転職先は決まるのです。確かに最長で8か月決まらない時もありました。しかし、あきらめずに継続していればなんとかなるものです。
このように、現状のつらい状況は、いつまでも続きません。ですから、あきらめずに転職活動を続けましょう。
6.やっていることを肯定する
やっていることを肯定するのも重要なことです。どうしても、上手くいかないと自己否定をしてしまいます。どうせ自分なんてという気持ちになってしまうのです。しかし、あなたは頑張ってきました。将来のために、遊びにいかず努力をしています。それは、あなたが一番わかっているはずです。もし、忘れているなら、今までやってきたことを紙に書き出してみてください。
例えば、私は活動した実績を残す「転職ノート」を書いています。その日に行ったこと、何を学んだかを書いているのです。本当に殴り書き程度のような粗末なものです。しかし、私にとっては財産になっています。なぜなら、思い出すたびに自分を肯定することができるからです。
1日1日は大した実績ではありません。しかし、継続したという証明にはなります。他の人が遊んでいる間に、将来への投資をしたという証です。
この些細なことの積み重ねが、今後の人生に役立つことを忘れないでください。
まとめ
以上が、転職活動で「疲れた、やめたい」と感じたときの6つの対処法です。
私は転職活動によって、たくさんのことを学ばせてもらいました。特に重要なのは継続することの大切さです。これは、転職に限らず人生にとっても重要なことです。ですから、今が踏ん張りどころです。
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